日常を哲学せよ ~Looking Back , Moving Forward~

前に進むために日常を振り返り、思考する。冷静に情熱的に。 日常のこと、旅行記、料理、競馬、レビューなど欲張って書いてます。

2014年06月

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「お兄ちゃん何にしよ!?」

「チキンポン酢で!」

おばちゃんの一声に応えるところから僕の昼メシは始まる。

極厚のチキンカツ2枚、これで490円。

実は行きつけだったこのお店にここ2年間一切顔を出していなかったが、最近また行くようになった。

一時は毎日のように通っていて、新しいネクタイをしていくと決まって「彼女にもらったん?」とおばちゃんは聞いてくれた。それはそれは親しみ深い昼メシ時でした。じゃあ、なぜ行かなくなったのか?
理由は皮肉にもこのボリュームと美味しさ。
デスクワークのサラリーマンがこれを毎日食べるとどうなるか・・・
少し増えた体重を気にして行かなくなったのです。

常連だっただけに一度途絶えると行きづらさは増すばかり。
このままずっと行かない方が楽だなと思ったりもしたけれど、やっぱりそれは寂しいものがある。

かなり悩んだ挙句、“この2年間異動で少し離れたとこに行っていた”と嘘をついて再び暖簾をくぐりました。
それしかなかったんです。他のどんな言葉もおばちゃんを悲しませる気がして。。。

もしかしたら、おばちゃんは僕の嘘に気付いているかもしれません。なんてったってネクタイを新調すると必ず気付いてくれるぐらいの鋭い観察力。僕の嘘が見破られても何ら不思議はない。

“美味しすぎて太ってしまうので来るの控えてたんですよ~”
と正直に言おうかと考えたこともあったが、何かそれは自分の中でしっくり来なかった。
理由はわからないけど、何か違うのです。

今となってはそんなことはどうでもよく、今度は自分でペース配分しながら通っています。
ソースをポン酢に変えてもらうのも実は裏メニュー。あの頃のように構わず注文している。

こんなことを会社の人に言うと、なんで客の立場やのにそんな気を使ったり悩まなあかんの?理解できひんな。と言われます。ただ、僕にとってはそういう店があって良かったと心底思っています。

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天気の良い日は太陽に一礼。

色んなしがらみから解放されて屋上で一人優雅に弁当を食べる。

大人気の弁当屋の隣にある喫茶店が細々と弁当を売っている。
営業色がなくて逆に好感をもてる。

そしてこのタイ風ピリ辛から揚げが抜群にうまいのだ。

お茶なしで480円、お茶ありで500円。
じゃあつけます!となるわけです。屋上ランチに缶のお茶はありがたい。


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青空の下、緑に囲まれて。

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8月23日(金)「衝撃の地中美術館」

1日目~③

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いよいよ念願の地中美術館。
直島の最大の目玉と言っていいだろう。
(↑の社員はパンフレットを撮ったものです。現地に行ってもこんな壮大な写真は撮れませんw)


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安藤忠雄がそこにいるかのようなコンクリート打ちっぱなし建築物。
どこか遠い島の秘密研究所に忍び込むかのようだ。

実際に中のスタッフはみな白衣のようなものをまとっている。
白装束(シロショウゾク)という集団が一時期話題になったが、それを彷彿させる。
怪しげだが、地中美術館というアート作品の一部と化している徹底ぶりには脱帽。

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地中美術館は色々と衝撃的だった。

まず、作品が3つしかない。
3時間待ち、入場料2000円払って作品が3つだけなのである。

そして各作品に入る前に一人ずつ説明を受け、ある程度作品を鑑賞する人が減ってきたら案内される。
効率化とはかけ離れた空間であった。
気の短いおっさんなんかは絶対に行ってはいけない。笑

↑の写真は、「クロード・モネ」の入場待ちの風景である。
作品の撮影は禁止のため、これが限界である。少しは雰囲気が伝わるだろうか?


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「ウォルター・デ・マリア」は少し恐怖を覚えた。
階段の真ん中に居座る真っ黒の球体が今にも爆発しそうだ。
(この写真もパンフレットを撮ったものです。)

もう一つの「ジェームズ・タレル」の作品は言葉でも写真でも表現できない。
光そのものをアート作品にしている。
こればかりは実際にあの場へ行った人しかわからない。宇宙空間に迷い込んだようだった、とだけ書いておく。

とにかく衝撃的な美術館だった。
個々の作品だけでなく、美術館全体で一つのアート作品であった。
視覚と感性、フル回転。

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少し遅めのランチ、滑り込みセーフだった。
シナモンというかわいい名前のお店で食べたのは名物「直島カレー」。
旅先で食べるカレーには異様な美味しさを覚える。シーフードが踊っていた。

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シナモンからすぐ近くに「みやげ屋」というあまりに直接的に訴えかける店がある(笑)
小さな店だが、オシャレなものが揃っている。
直島のラバーバンドを購入して、島との距離を埋めにかかった私であった。

すぐそこのシナモンさんでカレー食べてきたんですよーと話すと、実は私そこで働いているんですーとお姉さん。さすが島!!(笑)


(つづく)

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「春キャベツと豚肉の温しゃぶポン酢」

〇春キャベツと豚肉を茹でてポン酢をかける
〇大根おろし、フランス七味、刻みネギ

〇卵スープにも大根おろしを少し入れてさっぱり仕上げる


簡単料理ですが、柔らかく甘みのある春キャベツの美味しさを堪能できます。
冷たくても温かくても美味しいですが、個人的には温かい方が好きです。

食欲がない日の晩ごはんにでもいかがでしょうか?

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京都、暑い日が続いている。先週は35℃、真夏顔負けの5月末だった。

今日も見事な快晴かと思いきや、一瞬にしてゲリラ豪雨が襲う。
梅雨のジメジメも混じり、季節という言葉で語れない天候。

夜はスッと冷え込み、窓から入ってくる風が心地よい。

仕事の忙しさもとりあえず一段落。
やっと定時で上がれる日常を取り戻せた。

そういえば先日人事からカウンセリングの案内が届いた(笑)
先月の異常な残業のせいである。
そんな杓子定規な案内を出すぐらいなら他にすることあるだろうと思うが、「異常」を会社が認識してくれているだけマシかと思うことにする。

平日はわりと充実した時間の過ごし方ができているが、いざ休日になるとダラけてしまう。
大学生ならこれでも問題ないわけだが、ふわふわした状態の26歳、これではダメだ。
今は激務後の休養として言い訳するにせよ、そう遠くない内に変えないといけない。
決意も込めて文章にしたためておこう。

多くの同世代は夢を叶えていたり、家族をもったりしている。
もちろん彼らと自分を比較することに意味なんてないが、自分へのゲキにはしたい。


写真は私の過ごす京都の日常を切り取った一枚。
何てことのない写真だが、ここに写っていない奥には何があるとか、左右には何があるとか自分しかわからない感じが何とも言えず気に入っている。

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たまには優雅にホテルのビュッフェランチ。@京都ロイヤルホテル&スパ

イタリアンビュッフェというのが意外に新鮮。ありそうでなかった。
こだわらず、いかに短時間でそれらしく盛り付けるのがモットーです。笑


アンティパスト、豊富でどれもセンスが良い。
ビュッフェなので気に入ったものは次のお皿にドッサリ大作戦です。

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ホテルビュッフェの十八番、ロースとビーフ!
切り立てをサーブしてくれるのはどこも同じですが、ここはソースが豊富で20種類ぐらいある。
王道のポン酢ソースにグレイビーソースをミックス。
何かはよくわからないが、本格マスタードを添えて。

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これでもかとメインを盛り付けます。
どれも美味しかったけど、アクアパッツァに感動。
学生の頃だったらまず取らないものを取り、あの頃感動しないものに感動する。
食はおもしろい。


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味は覚えているんですが、何のスープか忘れてしまいました・・・(;´Д`)
豆系のクリームスープ、上品な味でした。

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ドルチェもしっかり。
珈琲ゼリーが驚異的な旨さ。

隣のテーブルのご夫人が、ここの珈琲ゼリー美味しいらしいよ!と自慢げに旦那さんに話していたが、やはり有名なのだろうか?


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ドルチェが止まらない。
ヨーグルトにキウイソースとマンゴーソース。

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少し前に買った雑誌『TRANSIT』が素晴らしい。
週末に少しずつ読み進めるのを楽しみにしている。

雑誌が素晴らしいとなれば当然に編集長が気になる。
ネットでインタビュー記事など色々と出ていたので印象的だったものをご紹介します。
どの言葉も力強く、こういう人が編集長を務める意志ある雑誌は応援したくなる。

※『BIRD』というのは『TRANSIT』の姉妹雑誌のようなもの。


・現地の食べ方を汚いとかいう人いるでしょ? あれは失礼だよね。現地の人が何百年もその食べ方をしてきているわけだから、絶対そのほうが旨いわけじゃん。それなのにスプーンありますか? とかさ。それなら行かなきゃいいのに。(TRANSIT編集長・加藤直徳)


・自分の基準や価値観を変えようとしない人は結構いますよね。でも、それだと旅はおもしろくないですよね。 (BIRD編集長・林紗代香)
・若い人もそうなってきているのが気になるよね。自意識過剰な人が多い気がする。(TRANSIT編集長・加藤直徳)

・日本で当たり前とされている価値観がどんどん小さくなって、普段だったら「しなくちゃいけない」と優先順位を決めていたことにとらわれなくなってきますね。(TRANSIT編集長・加藤直徳)

・日本にはうんざりするとこもあるけど、日本だけ悪いとは言いたくない。悪いとこを指摘するより「もっと外側の世界があるんだ」と伝えたい。海外にも良いと こもあるし嫌なとこもあります。嫌な部分にフォーカスするんではなくそれも知りつつ良いところを紹介したい。(TRANSIT編集長・加藤直徳)


・…(略)だから自分が雑誌をつくるなら、そういうイメージやファッションとしての旅を扱いたくなかった。現地の人が見ても「いいな」と思う雑誌にしたかった。(TRANSIT編集長・加藤直徳)


・仲間同士つるむことから抜けると社会が成り立たないと思っている人もいるでしょうけど、そんなことはまったくない。日本の外に出ればわかりますが、だいた いどこの国も個人主義ですよ。 仲間でいることに悩むくらいなら、一度日本を出たほうがいいでしょうね。(TRANSIT編集長・加藤直徳)

・好きなことやって食えるなんてのは幻想ですよ。「食えなくてもいいや」と思えるかどうかだけです。僕も食うためだけならいまの仕事はしていません。食べるとかお金よりもやりたいことが勝っているからやっているだけです。(TRANSIT編集長・加藤直徳)


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★★★★☆

キューバ音楽の素晴らしさを語るのにこれ以上のドキュメンタリーがあるのだろうか。

モヒートを片手に夜な夜な観た。
酔った身体と脳みそごと遠くキューバへ飛行した2時間だった。

どこにも属さない“キューバ音楽”という世界。
歴史がこれを創り出すのだろうか?

キューバ音楽界の古老たちがセクシーでたまらない。

一つの音楽ドキュメンタリーとしても最高傑作。

キューバ音楽を愛してやまない方はもちろん、これから出会う貴方へもオススメです。

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Kの昇天
梶井 基次郎
2012-09-27


★★★

梶井基次郎の有名作の一つ。

「K」という人物の心象心理を客観的に、しかしここぞとばかりに肉薄する。

死に追われていた梶井が死を別次元の孤高なものに昇天させた。そんな風に感じる。


-Kindle My Highlights-

・天心をややに外れた月が私の歩いて行く砂の上にも一尺ほどの影を作っていました。
・何よりもK君は自分の感じに頼り、その感じの由って来たる所を説明のできない神秘のなかに置いていました。
・K君は、影は阿片のごときものだ、と言っていました。もし私の直感が正鵠を射抜いていましたら、影がK君を奪ったのです。
・K君は病と共に精神が鋭く尖り、その夜は影がほんとうに「見えるもの」になったのだと思われます。

・K君の身体はだんだん意識の支配を失い、無意識な歩みは一歩一歩海へ近づいて行くのです。


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2011年に誕生した約7000頭のサラブレッドの頂点を決めるレース、日本ダービー。

一度きりの勝負はまるで高校野球の決勝戦。

“ダービーは特別”という馬鹿の一つ覚えのようなフレーズも納得できるわけである。

<日本ダービー>

◎イスラボニータ
〇ベルキャニオン
▲ワンアンドオンリー
△トーセンスターダム
△アドマイヤデウス
△マイネルフロスト

混戦極める。正直、人気上位6頭ぐらいは何が勝っても不思議ではない。
あーやっぱり強かったんだとか、武さんはダービー強いねとか、今年の牝馬はレベルが高いとか、東京巧者だからなーとか。
理由なんて後からこじつければ何とでもなる競馬の世で、レース直前まであーだこーだ言いながら予想するのが楽しいわけです。

予想のポイントはざっくり以下の通りです。
①東京コース得意→◎〇
②内枠すぎる、外枠すぎる馬は割引→▲△(トーセン)
③大きく負けていないのに極端に人気を落としている馬を積極買い→△(アドマイヤ、マイネル)

ちなみに紅一点で果敢に臨んできたレッドリヴェールについても少し触れておきます。
個人的にはその男気に惚れて応援したいところですが、馬券としては、②の理由に加えて、距離、乗り代わり、人気しすぎ等の理由で買いません。来たら諦めます。
確かに今年の牝馬はレベル高いと思いますし、3歳時点で距離適正云々を言うのもナンセンスだと思います。
が、牡馬2400mに混じって好成績を残すのは簡単なことではありません。それに3歳牡馬のレベルが低いとも思いませんので。
もちろん、レッドリヴェールがウオッカ級であればこんな議論は不毛でしかないですが、そこまでとは考えていないです。まぁこれで勝うようなことがあれば一気にレッドリヴェールになびきますが(笑)

最近は単勝買いにハマっているぽんずですが、ご覧のような混戦模様のため単系は買う予定はなし。

以上、なぜか買う馬のことについてそこまで触れず、レッドリヴェールについてひたすら語った予想となってしまいました('д` ;)

素晴らしきダービーでありますように。

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