日常を哲学せよ ~Looking Back , Moving Forward~

前に進むために日常を振り返り、思考する。冷静に情熱的に。 日常のこと、旅行記、料理、競馬、レビューなど欲張って書いてます。

2015年11月

11月はゆったりと、しかし足早に過ぎていった。
Twitterではパリ同時多発テロ事件のことを多くつぶやいたりリツイートしたりで、残ったのは競馬の話ばかりになってしまった。パリ同時多発テロ事件についてはコチラに記事をまとめています。

2015年11月1日~30日

札幌、最高でした。大切な友達の、大切な瞬間を祝えるのは幸せなこと。結婚式前日にも関わらず出てきてくれて、仲の良い3人で酒を飲み交わした。いつか自分にその時がくれば、同じようにしたい。

蛯名かっこいい。こんな渋いおっさんになりたい。

最近本当に世界史の本ばかりが書店に並ぶ。空前の世界史ブームと言っていいだろう。直近では、池上彰と佐藤優(この2人だけでもどれだけ世界史関連の本出しているんだろ…)共著で『大世界史』という、わりとインパクトのある本が出て話題になっている。

マイルCS、淀観戦します。とりあえずモーリスの取捨が予想の第一歩。まず軸にはしない。で、相手にもしないつもりがムーア騎乗のため相手まで格上げ。 フィエロも軸候補だが、前走1400なので格下げ。ということで、軸はイスラボニータです。穴はレッドリヴェールとケイアイエレガント。

こんな負けたのは初めてだ。これだけ投資して払戻しが寂しすぎる。マイルCSは当たったけど、モーリスを甘くみすぎていた。今日はムーアの調子が悪すぎたのでモーリスも控えめにしか買わなかった。イスラボニータはスタートがダメ。フィエロはまぁ頑張った方だろう。

ジャパンカップはラブリーデイで堅いかなー。ミッキークインがどこまで通用するか、ゴールドシップが爆発するか、海外馬もそれなりに強そうだが結局馬券に は絡まずで終わるでしょう。それにしても1600万勝ったばかりの馬が2頭もジャパンカップ出れるって結構危機的状況だと思うんですが。

京阪杯は例年になく良いメンバーが集まった。何といっても注目はビッグアーサー。久々に短距離界の未来を託したく馬が現れたと思っているので、ここはあっさり勝ってほしい。しかしそこは荒れる京阪杯、どうなることやら。

広島、最高でした。牡蠣食い過ぎてどうにかなってしまいそう(笑)そして広島駅にて乙武さんと偶然遭遇!


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ここ2年ぐらいで様々な映像配信サービスが世に出回った。

ここでいう映像配信サービスとは、定額制見放題のサービスを指す。突如日本上陸を果たしたNetflixが最近はバンバン広告を打ち、一気に勝負に出ている。Amazonでもプライム会員とセットで映像配信サービスを行う(もう始まってる?)らしく、群雄割拠の時代に突入したと言っていいだろう。

いくつかのサービスを利用した経験も踏まえた上で提言したいのは、 “無制限に楽める定額サービスは危険だ”ということ。無制限で映画を観られるというのは、映画好きとしてはこの上ない幸せなのだが、何事も一定の制限の中で楽しむ方が最終的な満足度は高いと思うのである。就活を終えた大学4回生の時、自由という名の下に呪縛された経験がある。あの時も自由すぎるのがダメだった。

例えば、Netflixを例にとってみると、一番メジャーな590円/月の定額サービスを利用したとする。月に10本映画を観れば、一作品あたり59円。もちろん、レンタルサービスのように返却する手間もなければ、観たいと思った時にすぐに観れる。これらを考えれば、圧倒的な安さと言える。仮に月5本でも安いことに変わりはない。しかし、無制限ですよ、と言われれば、見ても見なくてもいいかなーという作品にまで手を出してしまう(特に僕のような貧乏性の人は要注意!)。そこで偶然素晴らしい作品に出会うこともあるのだが、やはり鑑賞の基本は本当に観たいものを観るに尽きる。観なくては!という不必要な強迫観念に支配されてはならない。

以上のことから簡単にまとめるとこのようになる。

定額映像配信サービスを利用すると、

・本当に観たい作品が観れなくなる
・無尽蔵に時間が蝕まれる
・1作品の価値が低下する

など、致命的なデメリットが多い。
定年後に暇を持て余している方に対しても同じことを言いたいし、むしろ自由があるからこそ危険性も高い。ただし、何の気兼ねもなく、何となくフィーリングが向いた映画を楽しみたいという気持ちもわかる。

そこで提案したいのは、“1ヵ月経てばまず解約して、半年後ぐらいに再度契約する”という手法。

これによるメリットは、

・一定期間の制限を設けることで本当に観たい作品に集中できる
・費用の抑制(実際は忙しくて映画なんて観てられない!という月もあるでしょ?)
・半年間寝かすことで、ラインナップが更新されている

などが挙げられます。
“敢えて自由を制限する”というのがミソですね。ちなみに他の期間については、楽天レンタルのスポットレンタルサービスを利用することをオススメします。

それでは一応使ってみたサービスについて簡単に感想を記しておきたいと思います。あくまで主観です。


・Hulu
この手のサービスの中では古株。最初にHuluを利用したのは何年前のことになるだろう。今はどうなっているかわからないが、まぁ普通かなーという印象。これといって特筆次項なし。

・U-NEXT
他社と比べて値段が高く、検索の勝手も良くない。サービスの案内もわかりにくく、無制限と言いつつも新作を観るにはポイントを購入しなければならない(毎月付与されるポイントで収まればよいのだが)。解約手続きも(わざと)煩雑になっている。あのカテゴリが観れるというのは男にとってはそれなりのメリットと言えるかもしれないが、無料の範囲では大した作品はなかった(笑)

・Netflix
他のサービスと比較して劣っていることはほとんどない。値段も安い、操作性もスマート。何よりNetflix限定配信の作品がハイクオリティで提供されている点は大きな特徴である。今回、1ヵ月無料期間で利用してみたが、テラスハウス(Netflixオリジナル)が目玉商品。次にNetlfixが製作している連続ドラマ(映画?)『ナルコス』、これはYoutubeやFacebookでも広告がバンバン上がってくる。かなりおもしろそうだが、シーズン1を観るだけで10時間以上かかることがわかったので自重した。この2作品は、定期的に最新話がアップされるため、解約するタイミングを与えないという巧妙な仕組みになっている。ここも従来の配信サービスではなかったところで、戦略的に考えられているなと思う。また、他にも多数オリジナル映画の提供があり、中には数十億円の製作費をかけたものもあるらしく、決してチープな作品ではないようだ。


◎まとめ

定額映像配信サービスを継続的に利用することはオススメできない。断続的に利用するのが良いだろう。
そして契約するならば、現状知る限りではNetflix一択。試していないところでは、dtvとAmazonプライムビデオになる。費用を考えると、dtvはありかもしれない。Amazonはプライムサービスをどれぐらいメリットに感じられるかと、ラインナップ次第といったところか。どのような形で利用をするにせよ、映像配信サービスに生活の主権を奪われてはならない。あくまで計画的・戦略的に利用する心構えを忘れてはならない。


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2015-06-02-12-29-02


前にシリーズ④で紹介した店と同じですが、別鍋で作られるインド式カレー(490円)が超絶ハイオクリティ。とても490円とは思えないし、ここでこの味を食べるとココ壱とか行けないレベル。

しっかり香辛料はまさにインド式の名に恥じない。家では真似できない味が嬉しい。

ランチと言えど、妥協せず。足を伸ばせばワンランク上のランチに出会えることでしょう。

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2015-07-03-21-13-13

「旨味溢れる野菜たっぷりエースコックのワンタン麺」

寒い日にはあたたかい麺類が染みる。

ササミ、キャベツ、ニンジン、コーンを煮込む。
旨味たっぷりで、いつもの倍美味しかった。

インスタント麺を食べている時点でどうあがいても健康的ではないんだろうけど、それっぽく装うことは意外と大切だと思うのです。

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GTO TAIWAN [DVD]
AKIRA
TCエンタテインメント
2015-02-13


★★★

話題のNetflixで見た。

日本と台湾合同で製作しており、舞台は全て台湾。ややチープ感は否めないが、GTOのソウルは残しつつ、台湾らしさも交えた内容になっていることを考えれば総じて良い作品だったと言える。

言葉ではなく態度で示せ!という言葉がある(何か矛盾しているが…笑)が、言語が違う世界ではまさにこれが生きてくる。何だかんだで原点。


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★★★★

久しぶりの伊坂幸太郎。

2014年秋出版、6作品収録の短編小説となっており、それぞれが絶妙にリンクする伊坂さんの十八番である。
内容的には珍しく恋愛要素がそこそこ入っており、本人自らあとがきでも珍しいことだと述べている。事の発端は、2007年に遡る。交流のある斉藤和義から作詞を依頼されたが、「作詞はできないが小説なら」と言って始まったのが、冒頭に収録されている「アイネクライネ」。それを原案に斉藤和義が作曲したのが「ベリーベリーストロング~アイネクライネ~」というわけ。そこからちょこちょこと短編を書き下ろし、短編集として完成された。なので、当初から連作の予定はなかったのだろう。

さて、内容に戻る。
まず断わっておかないといけないのは、決して恋愛小説というわけではないということ。あくまで伊坂ワールドの中に恋愛要素が一部取り込まれている程度である。感想としては、新鮮で大変良かった。伊坂作品を読み続けている人にはなおオススメしたいし、直球ど真ん中の恋愛モノが苦手だという人にもちょうど良い。
個人的には、自動車免許更新センターで5年ごとに女性と出会う話(「ドクメンタ」)や、駐輪場及びレストランで強い者に知恵をもって立ち向かう話がリンクする(「ルックスライク」)が非常に気に入った。往年の名作にある重厚感、圧倒的世界観こそ感じられないが、また違うイサカを楽しむにはこういう作品があっても良い。


収録作品
「アイネクライネ」
「ライトヘビー」
「ドクメンタ」
「ルックスライク」
「メイクアップ」
「ナハトムジーク」

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9月21日(日)「旅の最終日とまとめ」

3日目~⑤

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少し早起きして朝ごはんを買いに出た。
離島ターミナルでマリアシェイク、ぶらっくジューシー、サーターアンダギー。マリアシェイクは竹富のBAR&水牛のお兄さんに教えてもらった。知らなければまず買えない場所にあるため、これから行く予定のある人はぜひ飲んでいただきたい。マックシェイクの700倍うまい。かの有名な八重山日報も買った。

送迎車で石垣空港へ向かい、気が付けば京都へ舞い戻っていた。

今回の一人旅は、まさにこんな旅がしたかった!と心底思える理想的な旅だった。
西表島へ行けなかったことは悔やまれるけれど、リベンジの気持ちは一層高まった。竹富島での思い出は、一人旅ならではの体験によるもので、改めて一人旅の魅力に取りつかれた。おじぃとおばぁには必ず会いに行きたい。旅先で出会った人の多くはFacebookで現在も交流があり、この人たちにも必ず会いたい。

旅でお世話になった全ての人へ感謝!

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(おわり)


【記録】

往復航空券(33,000円)
宿泊代3泊 (17,000円)
その他   (40,000円)

合計:約90,000円

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やっと書き終わりました。なんと1年もかかってしまいました(笑)
最後まで読んで下さった方、ありがとうございました。
これから竹富へ行かれる方でこのブログにたどり着かれた方もお気軽にご質問下さい。


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2015-10-25-20-57-03

急激に冷え込んだと思ったら、また暖かい日々に逆戻り。
そして案の定、体調を崩す。季節に踊らされている。それにしても今年は本当によく体調を崩す。今の生活(というか睡眠時間)に年齢がついてこなくなったのだろうか?いや、老いを感じるにはまだ早い。

さて、前回の記事でも少し書いたのだが、ここのところ不気味なことが続いている。
11日(水)にレ・ミゼラブル(フランスの話)の記事をアップし、12日(木)に『テロリズムの歴史』という本のレビュー記事をアップし、13日(金)にパリで同時多発テロが起こった。

目を付けていた鞄を3日間ほど買うか迷っていたら、使っている鞄の金具が壊れた。別にそろそろ寿命だから買おうと思ったわけではない。山羊から牛へ鞍替え。

偶然にしては出来過ぎていることが立て続けに起こる。論拠なき事象に何かを見出すのは好きではないが、こうも重なると気味が悪い。もうこれ以上悪いことが起きなければいいのだが。


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ひとつ前の記事でパリのテロ事件について思うところを書いた。アクセス解析によると、いつもの10倍以上のアクセスがあり、検索ワードは「Facebook」「トリコロール」が圧倒的で、次に「トリコロール 外し方」でも多くの人が訪れてくれたようだ。ネット上で思いのほか大きな論争になっていて、慌てて外した人も結構いるようだ。

改めてパリ同時多発テロ事件について書きたいと思う。前回の記事は、思うがままに書いてみたが、今回は少し整理しておきたい。

まず始めに、断わっておきたいのは、僕はFacebookのプロフィール画像をトリコロールにする人の揚げ足を取ろうとしているわけではありません。批判して、“はい、論破”をしたいわけでもない。

言ってしまえば、たかだかSNSの一つであるFacebookのプロフィール画像を変えるのはたいしたことではない。直接的な害は誰にも及ばないだろう。重要なのは、このようなことが起こった際に、盲目的に自分の意志表明をすべきではないということ。過去の歴史からも、大衆は国やメディアに扇動されやすいのは明らかだろう(特に日本は)。トリコロールを実装した人は、多くの友人または不特定多数の人に対して、フランスサイドに立つことを表明したことになる。いや、ただ単に哀悼の意を表明しただけですよ!という意見もある。これらいくつか挙がっている論点について、私見を述べる形で整理していきたい。
ちなみに、各主張内に出てくる背景とは、主としてフランスがIS支配地域に空爆を行っている事実があるということを指しています。


(肯定主張1)
背景とかは知らないけど、哀悼の意を表明したいだけ。平和を願っているだけ。感情論としてそう思っているのだから、それを表明するのは個人の自由。

→個人の自由である点に異論はないし、哀悼の意を表明することも別に悪いことではない。でも背景をないがしろにするのはなぜ?例えば、家族を殺されたAさんが加害者のBさん一家をテロ的な形で殺害したとします。この問題を背景を知らずして何かものが言えるでしょうか。僕は言えない。


(肯定主張2)
背景知識は知っているけど、テロは許されるべきで行為ではない。


→もちろんテロは許しがたい卑劣な行為だと思います。では、フランスが行っている空爆は正義なのですか?


(肯定主張3)
国と国レベルの話ではなく、あくまで今回のテロで犠牲になった方へ哀悼の意を表明しているだけ。


→意外とこの意見の人が多いのではないでしょうか。この主張について、否定することはしません。でも、フランスの空爆で犠牲になったIS支配地域内に住む一般市民へは哀悼の意を示さないのですか?ワンクリックで意志表明できてしまう恐ろしさを感じます。


(肯定主張4)
プロフィール画像を変えることで、犠牲になった方、遺族、恐怖に怯えるパリ市民たちの勇気づけになるのなら、やってもいいじゃないか。


→それで勇気づけられるならいいと思いますよ。でもそれってフランスだけが被害者である前提ですよね。世の中全て平等に扱うことは不可能なので、とりあえずフランスを勇気づけることに力を尽くしたいということであれば、一定の支持はします。ボランティア偽善論争でもよく出てくる主張ですが、出来事の仕組みが違います。


(否定主張1)
テロはパリだけでなく、イラクはじめ様々なところで起こっているからフランスだけ取り上げるのはおかしい。


→意外だったのが、この意見が結構大きく取り上げられていること。僕は総じて反対主張派だけど、これについては少し論点がズレていると思う。言いたいことはわかるけれど、これを言ってしまうと、何もできないし何も言えない。


(否定主張2)
フランスだけが被害者ではなく、それ以前にフランスがIS支配地域で行っている空爆で犠牲になった一般市民は多数いる。それを考えるとフランスだけを被害者として扱うわけにはいかない。


→この主張が最も筋が通っていると思います。


(否定主張3)
Facebookはアメリカのサービスであることを考えているか?


→メディアに扇動されないという点ではこの視点も重要。事の先駆けは、ザッカーバーグ氏がやりだしたこと。笑顔の上にトリコロールを重ねて哀悼はおかしいという批判もあるが、個人的にはそこはあまり気にしない。


(否定主張4)
トリコロールを実装した方は、いつそれを外すのか?(Facebookのシステムでは、1時間、1日、3日間、無期限から選択できるそうです)


→ワンクリックの功罪ですね。まさか一生背負っていくわけではないだろうし、どこかで外すわけなのでしょうが、きっと周りの人が外しだしたらそこに紛れて戻すんでしょうね。滑稽極まりない。


≪まとめ≫

改めて、今回のテロで犠牲になった方へは深く哀悼の意を示したいと思います。
その上で、現時点で僕はトリコロールを掲げてフランスだけを犠牲者として扱う“世界の単純化”には賛同できない。その考えが危険であることは、過去の歴史や近年では9.11やイラク戦争で学び得たのではなかったのか?フランスが正義で、イスラムが悪?世界はそんなに簡単ではない。フランスがほんの数年前にムスリム女性が着用する衣服に関して禁止する法律(罰則あり)を制定したことも本件と全く関係がないとも言えません。世界情勢はそれほど複雑化しているのです。

たかが、Facebookのプロフィール画像ぐらい…
哀悼の意を表明してなぜ批判されなければならないのか…


確かに気持ちはわかります。間違ってもないと思います。
しかし、今回パリが標的になったことだけを切り取って議論することで、問題の本質を見失う可能性があります。敢えてここまで大々的な文章で批判している理由はここにあります。
哀悼の意を表明して、その背景まで知ろうとせず、程よい時間が経過すれば何もなかったかのような生活に戻る。それでいいのでしょうか?
人が死ぬのは悲しいから哀悼の意を表明します、なんていうのは、間違ってはないけれど、とても良識ある大人のすることではない。

全てをわかった上で自分の立場を表明するのは理想ではあるが、日常レベルの情報でさえ氾濫する現代ではそれはまず不可能と断言してよい。しかし、最低限の背景知識は認識した上で何かを語るべきというのが僕の意見です。

現実問題としては、テロの根絶は難しいでしょう。やろうと思えばできてしまう。今回の事件で強くそう感じました。
先週木曜日に『テロリズムの歴史』という本の書評を書いた。まるでパリのテロ事件を予測していたかのようなタイミングで少し気味が悪いのだが、その中でも以下のようなことを書いた。

“どういう過去があり、どのような信条の下で行われているのかについて知ることは、現在の世界情勢の本質を知る上で大切なことになってくる。”

何にでも言えることだが、本質を見据えないと問題の解決はできない。一時的な解決はできても、本質への訴求なき解決法は、雑草の根を残して刈るのと同じだ。我々はそのことを改めて考えなくてはならない。じゃあ具体的にどうすればいいのかはわかりません。それが簡単にわかるのなら、アメリカやフランス大統領にすぐにでもなりたい。少なくともISと外交という名の下に交渉テーブルをもつことは必要でしょう。空爆は交渉でも外交でもない。


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パリ重大テロ事件が起き、日本国内ではFacebookプロフィール画像をフランス国旗背景に加工する人が相次いでいる。実際に自分の友人でもやってる人が急増。彼らに悪気はなく、むしろ正義感の強い人だと思う。だからこそ怖い。
テロを正当化するつもりは毛頭ないが、その背景に何があるかを知った上で自分の立場を明らかにすべきではないだろうか?そもそもフランスもIS支配地域に空爆を行っており、関係のない多くの一般市民が犠牲になっていることをどれだけの人が知っているのだろうか?それでもフランス側に立つのであれば、何か強い想いがあるか、知らず知らずバイアスにかかっているかのどちらかでしょう。

もちろん、今回のテロで亡くなった方への哀悼の意、そしてパリの安全と平和を願うことは言うまでもありません。
問題はその上でどう考えるか。少なくとも自分は盲目的にパリ(という名の欧米寄りの考え)に同調することはしたくない。Facebookがアメリカのサービスだということも忘れてはなりません。

そのトリコロールはいつ外すのだろう?この後に起こるかもしれない対テロ戦争が終わった時だろうか?

とまぁ、SNSでの個人対応についてはあーだこーだ言っても仕方ないし、そもそもSNSなんて個人の自由でやっているわけなので別に誰かに何かを言われる筋合いはな い、というのが実際のところだと思います。


だがしかし、敢えて言いたい。

メディアや他人の動向に短絡的に相乗りするのだけはやめた方がいい。

今回の事件だけを切り取って議論したところで、問題の解決にならないし、逆に問題の本質を見失うおそれがあります。

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