日常を哲学せよ ~Looking Back , Moving Forward~

前に進むために日常を振り返り、思考する。冷静に情熱的に。 日常のこと、旅行記、料理、競馬、レビューなど欲張って書いてます。

2016年06月

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「RADWIMPSのHE-SO-NO-O」

今や中高生のファンが多いRADWIMPS。それに嫌気が差して少し距離を置いていた時期もあったが、やはり良いモノは良い。仮に中高生の間で流行らずとも、永続的に人気を獲得するバンドであろう。

スクリーン越しに観るラッドってどうなんだろ。と思いつつ、映画館へ足を運んだ。
内容は、ドラマーが脱退してからサポートドラマーを入れてのヨーロッパツアー、国内では大物バンド(ミスチル、スピッツ等)との対バンツアーの大きく2本立て。バンドの要のドラムが変わるという厳しい状況の中、このビッグイベントを見事成功させた。改めて野田洋二郎は天才だと思い知らされた。あのよくわからない服装以外は全て素晴らしい(笑)

本作の中で流れたワンオクTakaとコラボしたバイ・マイ・サイは、後に熊本地震の支援金を募るチャリティーソングとして正式に収録することになる。スクリーンで流れた時は鳥肌が立つほど感動したため、音源化は嬉しいがこのような形で実現するとは皮肉なものである。

ちなみに、ぽんずが好きなRADの曲はこんな感じ。

トレモロ/魔法鏡/バイ・マイ・サイ/アンチクローン

何を差し置いてもこの4曲は譲れません。


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★★★★☆

うんうん、そうそう。そんな風に自分の考えている範疇のことが書いてある本(新書)を読むのは、比較的気持ちがいい。あまりに当たり前すぎるとゲンナリするが、スムーズに読めることは間違いないし、自分が認められている感を覚えることができる。

もちろん、本で自己肯定感を得ることも大切だし、思考の整理という点においても悪いことではない。しかしながら、自分の想像を超える考察や知識に出会ってこそ、読書のもつ驚異的な力を引き出すことができる。これは、自分と真逆の考えの本を読めという意味ではなく、例えば結論が同じであってもそこまでのプロセスや分析、理論構築などに新しい思考回路を発見できればよいのである。

自分にとって本書はまさにそのような一冊であった。今年の東大の入試問題(現代文)で著者の内田樹氏の文章に出会ったことがキッカケで本書を手に取った(※東大入試で使用されたのは別の本『反知性主義』)。

“学びからの逃走” “労働からの逃走” をテーマに、現在の教育・社会問題について思慮に富む考察がなされている。問題の本質はここにある、と彼が指摘することは誠に説得力があり、これまでどこかで聞いたような話ではなかった。本書は2009年に執筆されたものであるが、それを2016年の今読むことで書かれていることの先見性がより体感できる。


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マンデラ 自由への長い道 DVD
イドリス・エルバ
ウォルト・ディズニー・ジャパン株式会社
2015-12-02


★★★★

南アフリカにおける人種隔離政策(アパルトヘイト)の撤廃に尽力したネルソン・マンデラ。おそらくアフリカで彼の名を知らない人はいない。

反政府運動の指導者として27年間の獄中生活を強いられた後、万民と世界各国からの支援により釈放され、大統領に就任した男。ドン底から国のトップまで這い上がった類まれなる黒人のリーダー。僕が尊敬する人物のトップ5には入る。

少なくとも黒人差別問題を考える時、アフリカのマンデラ、アメリカのキング牧師は絶対的に外せない。

本作では、マンデラの幼少期から大統領就任までを伝記的に描いた作品である。映画ではあるが、基本的に史実に基づいているため、ドキュメンタリー要素が強い。マンデラのことを知らずに観た人は、あまりの波乱万丈さにフィクションと思ってしまうだろう。(※アパルトヘイトに無知な人は5分でも10分でもいいので調べてから観ると理解が深まります)

黒人差別は今でもなくなっていない。法的にはなくなっているが、実態としては世界中に依然として存在する。
マンデラは優しすぎたと言われることがある。僕はそれを聞くたびに何ともやるせない気持ちになる。つまり、今までのことを全て水に流して白人に手を差し伸べたのだ。確かに彼が大統領になった時に“鬼”になっていれば状況は違ったかもしれない。しかし、“鬼”に成り得る人でないからこそマンデラは世界的に受け入れられたとも言える。そこにはガンディーの非暴力・不服従の考えが見てとれる。

この手の作品は出来がどうのと批評するものではない。強いて言えば、映画自体はよくできていると思うし、酷いものではない。マンデラの別作を見ていないので比較はできないが、彼やアパルトヘイトに一歩近づくには本作がよいだろう。

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❏株価暴落の日々


株価の下落が止まらない。アメリカの雇用統計が想定よりかなり悪かったことで一段階下げ、イギリスのEU離脱可能性の話題で下げ幅を拡大。日銀の追加緩和の見送りもあり、円高は一層加速し103円台に突入、日経平均は16000円を大幅に割り込んでしまった。保有銘柄でも、一時持ち直したかと思った日立も円高の煽りを受けてかなりきつい下げを食らっている。

冷静に日経平均の数字を眺めると、ちょうど2年前とほぼ同じ値になっている。日経平均で全てを測れるわけではないが、大きく見るとプラスマイナスあるものの、この2年間で日本経済は株価視点では停滞している見立てになる。ちなみに3年前に戻って見てもほとんど変わらない。4年前になると日経平均10000円ぐらいの時代になり、ここまで遡ってやっと上昇感覚が得られる。

僕が株取引を始めたのが3年半前なので、ちょうど上昇ムードの途中(日経平均12500円ぐらい)で参加したことになる。現時点と比較すると、約25%の日経平均の値上がりがある。自分の投資の成果を客観的に分析するにはちょうどいい時期かもしれない。


❏舛添都知事退陣と異常なバッシング社会

悪いものは悪いと非難される必要がある。特に政治家は尚更その矢面に立つべき人間であろう。

今 回の舛添氏のカネを巡る騒動について、彼がバッシングを受けるのは当然のことであるが、まるで総力戦のごとく日本中が彼をバッシングしている様に違和感を 覚える。ジャンルは違うが、ベッキー不倫騒動の時もそう。何かキッカケがあれば社会総出で徹底的に潰しにかかり、社会から追い出す。貴重な議会の場で徹底 的に追及して、辞職がどうだとか得意げに延々と攻撃をする。しぶとかった舛添氏も、これ以上は色々な意味で無理と判断したのだろう、ついに辞意を表明し た。個人的見解は舛添氏続投で、これを機にザル法と悪名高い政治資金規正法の改正を図るのが理想だと思っている。

舛添氏もベッキーもやっていることを支持する気は毛頭ないが、昨今のバッシング社会が異常であることは警笛を鳴らしておきたい。またしばらくすると新たなターゲットが現れ、同じようなことが起こる。正義を振りかざすだけでは日本は良くならない。


❏メルカリ半年で3万円利益

貧乏性ゆえ、とにかくモノが捨てられない。使わないだろうと思っても、何だか持っておきたくなる。家は小さいのでキャパは限界がある。次第にモノで埋め尽くされ、生活は窮屈に…。そんな時、彗星のごとく現れたのがメルカリだった。

自分には価値が見出せないが世間的には評価されているものを中心に出品し、半年間で約3万円の利益が出た。売上としては3万5000円で、販売手数料10%と送料を差し引いて約3万円が手元に残る。泣く泣く売ったようなものは何もない中でこれだけ利益をあげることができたのは大きい。やってみようと思われる方は招待コード「RKBAKZ」をご利用下さい。両方にメリットがあります。


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ブログの下書きから出てきました。机の引き出しの奥から出てきた思い出を楽しむのも悪くない。


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ちゃんぽんは近江ちゃんぽんに限る。冬は牡蠣ちゃんぽんが登場します。


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みそっかつ。無限に飯が食える危険な食べ物。食べ終わって思ったのはやっぱソースがええわ。


2015-01-25-18-50-28

キルフェボンとかいう超有名なタルト。この一切れでとてつもない値段した気がします。美味しいのは美味しいが、なぜここまで人気があるのか理解できなかった。


2015-02-15-00-11-18

魁力屋。少し甘めのスープが尾道ラーメンを彷彿させる。思いのほかあっさりしている。ネギ入れ放題は神サービス。




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大阪は香里園にある「さあれ」のラーメン。

“さあれ”とは、イタリア語で「塩」を意味する。イタリア塩、ニンニク、アンチョビで出汁をとった創作ラーメン。辛いメンマ、柚子胡椒などを加えて味の変化を楽しむ。

マスターはイタリアン出身で、パスタからのラーメン転向だとか。人柄の良さが丁寧な味に現れている。こういう店は愛される。正直普通のラーメンの方が好みなのだが、こういう変わり種は時より楽しみたい。


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「夏が誘発する自家製燻製」

昨夏に作った自信作を晒しそびれておりました。晒す必要のないものを晒すのがブログなのです。

一枚目は見たままで、二枚目はいぶりがっこ(たくあんの燻製)、三枚目ははんぺん。

なぜか寒い時には燻したくならない。さて、この夏も燻しますか。

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今年の目標の一つに以下のようなことを掲げている。

“ネット上の口コミを追いかけて満足感を得るような愚行を極力避ける”


外食する時、何かを購入する時、あらゆるシーンにおける意思決定の際、我々はインターネット上にそれが安全かどうか、損をしないか等の確認作業を怠らない。

ちょっと食にこだわりのある若者が外食する際のプロセスなんかもほぼ決まっている。
ネット上で賑わう口コミの後を追いかけるように店に足を運び、一定の満足感を得る。食べログの点数が芳しくない場合はまず足を運ばない。多くの人が美味しいと言ってるから美味しいと感じることもある。「やっぱり美味しいね」っていう言葉をよく使うのはその典型だろう。食べログ星3.5以上の味を彼らは知っているのである。よって、食べログ高得点の店に過度に人気が集中する。良い意味で“炎上”するわけ。

それは決して間違いではないし、確率論で言うとその方が損はしない。食べログの点数が高い店はかなりの確率で良い店であることは否定しない。同じように、点数の低い店は味が万人受けでないとか、接客が悪いとか、何かしらの理由があることが多い。

でもそんなことを続けていると、何か不意に虚しくなってくる。
無論、自分も上述したことを忠実に実践している一人である。むしろ男の中ではかなりマメな方だと思う。でも冷静に考えるとなんてつまらないことをしているんだと悔いるようになった。別に何かキッカケがあったわけではないと思っているが、あるとすればアレ(※)だろう。

なので、ネットに踊らされることはやめて自ら踊ろうと思う。タイトルは尊敬する西きょうじ氏の本のタイトルから拝借した。数年前に読んだ本だが、素晴らしい内容だった。

現実的に食とネットと切り離すことは難しい。しかし、たまには何も考えず本能に従ってそぞろ歩きしてみたり、気になった店はたとえ食べログの点数が悪かろうが行ってみる(もしくはそもそも見ない)。とりあえずはそんなところから始めてみましょうや。


(※)キッカケと食べログの点数
会社で飲み会の店を決める時に、「食べログの点数が低い」と文句を言い出す人がいた。それを聞いた時に愕然とし、こんな人にはなりたくないと心底思った。

そもそも食べログに口コミを投稿する人なんて普通の人ではない。多くの人間は美味しくてもわざわざ口コミを書き込んだりしない。良くも悪くも常人とズレた性質の持ち主なのである。それをスタンダードに捉えていること自体、おかしな話なのだ。


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2016.4.10

The Jack Moves “ビルボードライブ大阪”@Billboard Osaka

ビルボード大阪にて、The Jack Movesのライブを観た。
ビルボードは世界で通用するレベルのクラブというのが謳い文句になっているが、初めて入場してそれを実感。

招待券を譲り受け、そこからYouTubeで聴き出した新参者でも十分楽しませてくれる包容力がジャックムーブスにはある。座ってお酒を飲みながら音楽に酔いしれる。贅沢の一言。

いい意味で新人らしからぬライブに目がテン。何より歌が抜群にうまい。類まれなるメロディセンスの一方で、歌に自信がないと決して通用しない楽曲。音楽ジャンルも実に幅広い。こいつら一体何者だ?

YouTube音源の数倍かっこよく、すっかり心奪われてしまった。

終演後には会場でCDを購入し、サインをもらう。しかもメンバー全員と話すこともできる。彼らは日本語の一切がわからないので、ガチンコで英会話コミュニケーションを実践しなければならないのだが、そこは音楽が通じれば何とかである。多くの言葉は要らないのだ。

ボーカル&ギターのズィーに年齢を聞くとまさかの同い年であることが判明!
彼が返してくれた言葉は、「Brother!!」であった。もちろん、厚い握手を交わしたのは言うまでもない(笑)サインには、“Brother in different countries” と書いてくれた。何て粋な奴なんだ…。

もう少し突っ込んで、

「どんな音楽に影響受けているのか?」

と聞いてみたところ、

「色々いるけど、…う~んそうだな、マービンゲイかな。」

という答えが返ってきた。

一瞬驚いたが、なるほど音楽の根っこにはマービンゲイの影が見えるのは納得できる。もう一人のメンバー(テディー)や、他のサポートメンバーともワイワイとコミュニケーションを図ることができた。何とも充実感に持ち溢れた夜だった。






2016-04-10-18-50-11

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消えた声が、その名を呼ぶ [DVD]
タハール・ラヒム
Happinet(SB)(D)
2016-07-02


★★★★

ミニシアターで観た一本。

第一次世界大戦中にオスマン・トルコで起きた少数民族(アルメニア人)虐殺事件を描いた作品。100万人以上のアルメニア人が殺害され、後にヒトラーがユダヤ人虐殺の際にも参考にしたと言われている。ヨーロッパ近現代史最大のタブーとも言われている。

物語は、家族から引き離され、激しい暴行の上に喉を切られて声を失った主人公ナザレットを中心に運ぶ。彼は絶望状態に陥っていたが、娘の生存の知らせを聞くやいなや、娘を探すために世界中を駆け巡る旅に出る。トルコからレバノン、キューバ、米国のノースダコタ荒野まで、その旅路は9年間に及ぶ。

作品としてはフィクションであるが、現実に起きたことであり、限りなくドキュメンタリーに近い。明記されていないので定かではないが、“声を失った主人公の物語”という側面ではフィクションなのだろう。歴史背景だけは紛れもない事実、というぐらいの認識がよいのかもしれない。

本作は大きく前半と後半に分けることができる。前半は、大戦中にアルメニア人虐殺とナザレットが声を失い、途方に暮れながら何とか生き延びていく日々。後半は、娘を探す旅に出る9年間。前半はただただ辛いシーンが続く。万人にはオススメできないが、歴史的な事実はこちらに詰まっている。後半も基本的には辛い日々がベースにはなっているものの、世界を飛び回る情景は一つのロードムービーとして見ていて楽しい。

最後に娘に出会った時の感動と悲しみは、2時間半観た人のみぞが知るところである。観終わった後はとにかくうまく言葉が出ない。一緒に観た人とも何を語り合っていいのかわからなかった。しかし、この作品を観れて良かったという想いだけは二人共通していたようだ。

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