日常を哲学せよ ~Looking Back , Moving Forward~

前に進むために日常を振り返り、思考する。冷静に情熱的に。 日常のこと、旅行記、料理、競馬、レビューなど欲張って書いてます。

タグ:ジェームズ・タレル

2014年12月27日(土)

「21世紀美術館で研ぎ澄ます感性」

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21世紀美術館、何とも良い響きだ。
自称アート好きを名乗るからには一度は訪れなければならない。

まずは特別展示「3.11以後の建築」を鑑賞。なかなかボリュームだ。専門知識はあった方がより深く入ってくると思うが、建築の素人でも問題はない。たくさんの人の英知が結集された、日本人の計り知れないパワーを感じた。

21世紀美術館の看板娘は1枚目の写真「プール」だろう。
どうなっているかは敢えて書きませんが、このように上から覗くことも、下から上を見上げることもできます。
上から除くところは無料エリアですが、下から見上げるには有料エリアに足を踏み入れる必要がある。どっちがすごいかは難しいところで、驚きは上から、世界観は下から、といったとこでしょうか。まぁせっかく行くなら有料エリアへ行った方がいい。ちなみに有料エリアは1,000円ですが、例のバス一日乗車券を見せれば800円になります。アート観たいならこれぐらいの対価は払うべし!とか言ってみる(笑)

他に有名な作品としては、2枚目の写真、ジェームズ・タレルの「ブルー・プラネット・スカイ」。まず、名前がかっこいい。中1英語でこれだけかっこいい言葉を僕は知らない(笑)不動の空間に絶えず変わりゆく光(空)で一つの作品が成り立つなんて、まさに究極のアートと言えるでしょう。

他に、撮影禁止のため写真はないですが、一番印象的だったのがアニッシュ・カプーア「L'Origine du monde」という作品。ブラックホールのごとく吸い込まれるかと思いきや、平面にも見える。非常に奥深い作品だった。

広すぎず狭すぎず、1時間ちょっとで一通り楽しめるイケてる美術館だった。

感性を研ぎ澄ませ。


(つづく)

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