March 16, 2011

ボランティア精神を「さぶい」と否定する書き込みを目にして。

 twitterでボランティア精神を「さぶい」と否定する書き込みを目にした。一瞬、目の前が真っ暗になった気がした。同時に怒りの感情が沸いたのを感じたけど冷静に考えなおしてみてそれを抑えての投稿。


 この地震で僕たちは価値観を一変させられることになってしまった。コツコツと築きあげてきたものが一瞬にして壊れてしまう、その瞬間に立ちあってしまった。

 こんな形で新しい価値観への対応を迫られることになろうとは思わなかった。けれどもこれはどうしようもない。
 なのだけど、その新しい価値観に対応できない人もたくさんいる。

 自分たちが正しいと思っていたことが、素敵だと思っていたことが根本から覆されて、思考や感情の足場がぐらついている。そこから立ち上がるには一度、その壊れた足場から降りないとならない。横から見ると当然なんだけどそれが難しい。


 だから先の「さぶい」発言にも繋がっているのだろう。想像力が現実に追いつかないのは誰も一緒なのだけれど、そこで想像の世界に現実を当てはめようとしてしまうのだろう。そういうのを目にすると確かにバカで愚かで器の小さい人間だと思ってしまう。でも僕はここで一息つくことにした。待ってみよう。

 これまでは信頼を得るために一生懸命することは善いことだった。けれどもこれだけ価値観がぐらぐらしてしまうと揺れ、拡散してしまうと順序が変わってくる。僕は一生懸命することでどこかの誰かはそれを見つけ信頼を置いてくれるに変わったと思っている。(マスコミの頑張ってる中の人なんか特にここに気付けなくてしんどくなってるみたいな気がする。)

 そんな現代で一番やってはいけないことは「一生懸命やってる人をまずは否定しないこと」だと思う。

takohan_takumi at 13:11|PermalinkComments(2)TrackBack(0)

FROM KAGOSHIMA PROJECT

 被災した皆様、日本の端っこ薩摩川内から心より応援しております。

 たこ阪は「FROM KAGOSHIMA PROJECT」 http://www.fromkagoshima.info/ を応援します。「FROM KAGOSHIMA PROJECT」

takohan_takumi at 10:56|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

January 09, 2011

消費者が新たなリテラシーを問われる時代の到来。

 ご無沙汰しております。たこ阪店主です。

「B to C」から「B into C」へと企業(というか供給者)がシフトしていく中で、「C(カスタマー)」担うべきものは大きくなっていくなあ、みたいなことをずっと考えさせられておりまして。で、twitterやFacebookでばかり書くのもいいけどたまにはブログも更新しようかなということでこちらに。

 ソーシャルメディアの普及によって消費者がソーシャル化しやすい環境が整ってくると、そこからの認知バイアスが高まるのは当然のこととして、それだけではなくて需要そのものを作り出してもいるなあというのが僕が電子書籍を書いて販売したことから痛烈に感じたことの一つなんです。僕の書籍の場合、僕の属するソーシャルの中にいるいわゆるインフルエンサー的な人たち(あ、でも僕個人としてはこのインフルエンサーという言葉があまり好きではなかったりしますが…)が広めてくれたというのがあったようでして、ありがたいなあと思う反面、こういう人にならタダでプレゼントしても全く損はないしむしろこちらからお金払ってでもいいから読んで感想をoutputしてくれたらめちゃ有難いよな、なんて思ったのです。

 で、そうなるとひとりの消費者としては自らが発信するその影響力を持てば持つほど、その供給者の論理からくる恩恵を得られやすいというようなことが起こってるんだなあというのが今回のエントリーのキモ。

 まあ端的に言うと消費者同士が人気獲得競争をさせられてる構造の中、どういうふうにしてその競争で勝つか、あるいは新しいフィールドを設定できるか、みたいなところが表題の新たなリテラシーとしてこれから注目されてくんだなあと。一物一価みたいなものが崩壊すると結局、多数の消費者はしんどくなるんだなあという懸念。

 これは全体を俯瞰してみれば消費者間がある種の収奪モデルを構築してもあるわけで、ここから消費者が自らを守ろうとしていき、結果ますますソーシャル化は進んでいくのだろうなと。

 ということからひとつの象徴として、グルーポン系サービスみたいなものが雨後の筍状態なのもある意味時代の要請なのかなというふうに考えてしまいます。


 消費者としてますます賢くならなければならないというのは、これはなかなかしんどいことではありますけれども仕方が無いことなのでしょうし、また、価値の寿命の短い情報や知識を得るサイクル(というか装置)をそれぞれが獲得しておかないといけないというのもしんどいけれども仕方が無い。

 そんなふうに「ソーシャルメディア・ディバイド」を痛切に感じる年明けでございますですよ、はい。

takohan_takumi at 11:41|PermalinkComments(2)TrackBack(0)

December 17, 2010

Test

テスト。宝島さんのしょうゆとんこつ最高!!

takohan_takumi at 14:39|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

December 09, 2010

またもや「出版なう」しちゃいましたっ!

 ごぶさたしております。たこ阪店主です。寒くなってたこ焼きの季節になってまいりました!

 で、そんな時期にも関わらずまた「出版なう」しちゃいました!それがこれ→「ど田舎のたこ焼き屋的情報リテラシー」 

 twitterを始める方が増えてきた一方で、ソーシャルメディア時代の情報リテラシーってそれまでのものとはちょっと違ってきてるよね、ってなことを本にまとめてみました。よかったら是非お買い求めくださいませ!

 あ、もちろん前作同様、感想ブログを書いてこの記事にトラックバックしてくださったらたこ焼き一人前無料(つまり実質タダw)ですから、僕としては手数料分は損しちゃうわけですけど、身近な人に快適にソーシャルメディアを楽しんでもらいたいし、そのためにはこれだけは言っておきたいなあと思いまして。てへへ。

 というわけで新作「ど田舎のたこ焼き屋的情報リテラシー」をどぞヨロシクっす!!!

takohan_takumi at 12:04|PermalinkComments(3)TrackBack(0)その他 | 蜘蛛の巣

September 03, 2010

電子書籍を出してみました。

 ふと思い立って、電子書籍を書いて出版してみました→ど田舎のたこ焼き屋とtwitter
 パブーというサービスがよくできていると聞きましてどういうものか見てみたのですが、これがとても書くのに便利だなあと思いまして、これもいい機会かなあということで。

 無料で公開してももちろんよかったですし、おそらくお金を頂ける様なクオリティは僕では提供できないとは思ったのですが、せっかくなので普段出しているたこ焼きと同じ350円にしてみました。そして、この書籍を買って下さった方で感想ブログを書いて下さった方は無料ということにしました。なので感想ブログはこの記事にトラックバックしてくださいませ。たこ焼き一人前を無料とさせていただきますので(笑)

 まぁいやらしい話、パブーの手数料を考えるとこのサービスは僕にとっては“損”なんですけど、こうやって僕みたいな田舎の一個人でもこういう形でアウトプットができる時代がやってきたってことを示せたらちょっとは意味があるかなあなんておもってたりします。よかったらどうぞ皆さんも電子書籍で出版なんていかがです?(笑)

takohan_takumi at 01:48|PermalinkComments(6)TrackBack(3)蜘蛛の巣 

August 11, 2010

「フジコ」

 こんなDVDを見ました。っていうか最後まで見れませんでした。


 もしこのへんの音楽に興味ある方ならお勧めです。10年前のNHKのドキュメントです。生きるチカラになると思います。ではでは。

takohan_takumi at 11:32|PermalinkComments(3)TrackBack(0)

August 09, 2010

たこストリーム

先日のたこストリームでご紹介した本です。



ちなみに、僕が今興味あって読んでる本です。



とり急ぎこんなところです。

takohan_takumi at 11:57|PermalinkComments(3)TrackBack(0)オススメの本 | 蜘蛛の巣

July 30, 2010

twitterにはまっています。

 twitterにはまっています。面白いサービスだなぁとつくづく思っています。まだまだブログで何か書こうという気にはならなさそうな気がしています。

 twitterをやっていると、社会の情報化とは情報がものすごい勢いで希薄化していることだということを痛感させられます。貴重な情報もただのつぶやきも等速でTL(タイムライン)の流れに乗って行ってしまいます。これはかなり興味深い現象です。

 RSSリーダーを導入したときにも思ったことなのですが、こういう環境にいると「twitterってつまらないよね」みたいな事を口にするということがとてもおかしなことになってしまうと。RSSリーダーでブログを読むにしろ、twitterでTLを追うにしろ、その情報の発信元に価値があるか否かをジャッジしたのは自分ですから、「twitterってつまらない」イコール「twitterで面白い情報を選別する能力は僕にはない」と言ってることに等しくなってしまうからです。これは情報化社会を生き抜くにあたっては致命的なんだろうと思います。

 とはいえそんな情報溢れる今の時代に沿っているのか否か解りませんが、「教育」に関する仕事をする方が多いことに驚かされています。なるほど、これだけ情報を生産・消費する時代になればそれをこなすだけの情報リテラシーが必要になるしそこへの「教育」もまた必然なのかあ、と感じる一方で、こういうことを時にはお金払ってまで学ぼうとしてる時点でリテラシー以前のところでなにか基礎となる部分が欠落してるのではないか?と感じることもあります。

 そしてその欠落感はもちろん自分にも当てはまるであろうということで、今はそこをじっくり学ぶ必要を感じています。そしてそれはおそらく僕にとっては「哲学」であろうと。



 これから、とにかく情報を発信することでお金を得るという商売のモデルは急速に衰えていきます。テレビしかり雑誌しかり、そこにお金を払って情報を得ようとする人々は格差の拡がりのあおりをモロに受けることになるでしょう。一方で、そんな情報はそこら中にあるから僕は自分で要るものだけ拾って活用するよ、という人々はその価値を理解してくれる人との間でうまく循環させていくことになるでしょう。
 ※これはお店でとあるお客さんと「身体格差<資本格差<情報格差」という話で盛り上がったときにはっきりと確信したことなのですがそのへんはまた気が向いたらtwitterで細々と書くと思います。

 今は皆が知ってる共通の話題、というものが必要とされなくなりつつあるわけで、その感覚をネイティブとして身につけている若い人との情報感覚ギャップに僕らから上の世代は戸惑うことでしょう。そこで重要となるのはおそらく「哲学」であろうと感じます。

 

 哲学というのはありとあらゆる物事や社会の成り立ちや思想や正義や道徳や、といったものの「核」を掴もうとするもののようですし、その「核」がどういったものであるかは個々人に委ねるしかないものでありますから、自分なりに身に着けておけば若者であろうと年寄りであろうとお金を持っていようとなかろうと、そんなことお構いなしに自由にコミュニケーションがとれる資格を得ることになります。もしその「核」を揺さぶる存在が現れたら「おっ、この出会いのおかげでさらに核のさらに核まで迫れるぞ」と考えればいいわけですからありがたいなぁという話になるわけで。


 というわけで僕は、この社会の情報化の波に翻弄されないためにも地味に哲学なんぞ学んでみるのがよさそうだ、という感じでおりますですよ、はい。



takohan_takumi at 23:28|PermalinkComments(3)TrackBack(0)哲郎君が読めば、それでいい 

May 06, 2010

ごぶさたしてます。

 ご無沙汰しています。ワールドカップに向けて充電中のたこ阪店主です。

 最近はtwitterでのコミュニケーションに意識がいっていてなかなかブログが書けてないのですが、ちょっとどうしてもこれは読んでおいたほうがいいよって本がありましたのでご紹介。

 まずは「人間の建設」。小林秀雄と岡潔による対談。思いっきり思考の範囲を拡げてみてそこから導き出される共通項から人間としての普遍性みたいなところを探っていくというのがミソ。巻末には注解があるので内容に比べ読みやすく配慮されているところもいいです。


 次に「鉄・病原菌・銃」。子どもの頃にあったであろう部類の知的好奇心をこれでもかと掘り起こしてくれる良書。文系理系問わず読むべき一冊であることは間違いなし。世界の見方が変わると思われ。


 最後は「ツイッターノミクス」。今流行りのtwitterがらみと思いきや、そんなレベルではなかったのが驚き。ツイッターをやったことないって人にはたぶんこの本の言う意味が分からないのでは?と思うくらい、もはやネットが生み出した新しい社会規範や価値観はそれまでのものと相容れないようになっていることがこれを読むと良くわかる。




 というわけで、最近読んだ中で他にもおススメしたい本はあるんだけれどとりあえずこれだけは読んどけ、ってなレベルの本をご紹介しておきますね^^

takohan_takumi at 22:01|PermalinkComments(0)TrackBack(0)オススメの本