先ほど、NHKの「クローズアップ現代」見終わりました。内外の状況を手堅くまとめて報じていたなあという印象です。まあでも、もう少し衝撃的な話もあったのに、言わなかったなあアレを、という思いも残りました。

その一つがこれです。昨年ロイター通信のCEOであるトム・グロッサー氏の発言です。

グロッサー氏はニューヨークで行われた金融ニュースに関する討議に参加した際、こんな発言をしています。

「何でニューヨークタイムズは600人も700人ものジャーナリストを必要とするのだろう。ジャーナリスト30人、見習い30人では駄目なのかな」("Why does The New York Times need to have 600-700 journalists? Why not 30 journalists with 30 apprentices? )

席上ではコロナビールの勢いもあってか、口を滑らせたようです。グロッサー氏は「何でかんでもやろうとしているけど、新聞経営上それが良いのだろうか」("That view that 'I am The New York Times and I do everything'—I think that's not the best way to run a newspaper,")とも言ってます。経営資源を集中させたらどうだ、というのが真意だったようで、自社で運動記事を取材する代わりに、同業他社との提携をするのはどうか、などとも提案しています。(ここは別のニュースソースから引用してます)

正直「余計なお世話」と言うか、天下のニューヨークタイムズも随分な言われようですが、これに対して抗議した形跡はありません。それどころか、「クローズアップ現代」でも報じていたように、更なるリストラを進めています。ちなみに、昨年100人を解雇したと番組では言ってましたが、一昨年にも100人解雇しています。それ以外にも100人の営業部門の人間を解雇していますし、社主を含む従業員の給与も下げたりしています。

「言われなくてもやってる!」という所なのかもしれません。それ以外にも様々な試みをしています(これについては適宜紹介していきます)。しかし、それでも出口は見えないというのが現状のようです。