1面を使って「アリス・イン・ワンダーランド」の広告を打つなど、業界のみならず世界的に物議を醸しているロサンゼルス・タイムズですが、とうとう地元の郡政委員会の監督官らが「まぎらわしい広告を出すのは止めろ」と申し入れをしたそうです。
大概にしなはれって所でしょうか? エディター&パブリッシャーが報じています(2010年7月2日付け)。
アメリカでは市町村の上の都道府県にあたるのが郡(County)です。さしずめ、ロサンゼルス県に相当すると考えておけば良いかと。そこの委員会からロサンゼルスタイムズに「新聞のニュース面のように仕立てた広告面を売るのは止めなさい」(Stop selling ad sections designed to look like news sections.)とメッセージを出して来たのだそうです。
親会社のトリビューンのサム・ゼルCEO宛にも同じ書面を送りつけたそうで、余程腹に据えかねたんでしょう。
同紙では、速報を扱うLATエクストラ面を挟む形で4ページ建てでユニバーサルスタジオの広告を掲載したそうです。キングコングの新しいアトラクションのプロモーション広告だったのですが、LATエクストラのフラッグが1ページ目にあり、ニュース面そっくりな体裁。「広告」という言葉がフラッグの下の方に一応はついていたのだそうですが…。
レイアウトの体裁も、キングコングによって破壊された様子を取材しているかのような作りだったのだとか。これが監督官には行き過ぎだと思えたらしく、公文書でロサンゼルスタイムズに「1面を広告に売るのは止めなさい。特にこのような攻撃的で人を驚かせるようなやり方は駄目です。ロサンゼルス郡の人に、この嫌悪を催す営業をしていると、短期的にトリビューンに入ってくる金以上に高く付きますよ」(“stop selling its front pages to advertisers, especially in such an offensive and alarming manner. The cost of this distasteful practice to the people of Los Angeles County is far greater than any short-term gains by the Tribune Company.”)と言って来たのだそうです。
模造ニュース面は「新聞社の使命の模造である」(“makes a mockery of the paper’s mission.”)と付け加えているそうです。
これに対して、ロサンゼルスタイムズは金曜、発行人のエディー・ハルテンスタイン氏が声明を発表し「ユニバーサルスタジオ・ハリウッドの広告をLATエクストラの周りに並べた広告は弊社の広告ガイドラインに沿ったものである。大きく赤い文字で『広告』という但し書きをページのトップに書いている。我々の読者は、我々のビジネスが広告に支えられていると理解してくれている。読者が信頼する、傑出したジャーナリズムを年中無休で生み出せるのも、広告のお陰だ」( “The Universal Studios Hollywood ad wrapping Thursday's LATExtra section met our advertising guidelines, including a large, red ‘advertisement’ notification on top of the page. Our readers understand the ad-supported economic model of our business, which allows us to provide the outstanding journalism they rely upon 24/7.”)
流石に今回は、広報担当者に一任させなかった訳ですね。いやだから、広告の一般論なんて良いんですって。きのう今日の広告の在り方が問題視されている訳でしょ? 苦しいのは分かるけどね…それにしても、落ち目にはなりたくないものです。
大概にしなはれって所でしょうか? エディター&パブリッシャーが報じています(2010年7月2日付け)。
アメリカでは市町村の上の都道府県にあたるのが郡(County)です。さしずめ、ロサンゼルス県に相当すると考えておけば良いかと。そこの委員会からロサンゼルスタイムズに「新聞のニュース面のように仕立てた広告面を売るのは止めなさい」(Stop selling ad sections designed to look like news sections.)とメッセージを出して来たのだそうです。
親会社のトリビューンのサム・ゼルCEO宛にも同じ書面を送りつけたそうで、余程腹に据えかねたんでしょう。
同紙では、速報を扱うLATエクストラ面を挟む形で4ページ建てでユニバーサルスタジオの広告を掲載したそうです。キングコングの新しいアトラクションのプロモーション広告だったのですが、LATエクストラのフラッグが1ページ目にあり、ニュース面そっくりな体裁。「広告」という言葉がフラッグの下の方に一応はついていたのだそうですが…。
レイアウトの体裁も、キングコングによって破壊された様子を取材しているかのような作りだったのだとか。これが監督官には行き過ぎだと思えたらしく、公文書でロサンゼルスタイムズに「1面を広告に売るのは止めなさい。特にこのような攻撃的で人を驚かせるようなやり方は駄目です。ロサンゼルス郡の人に、この嫌悪を催す営業をしていると、短期的にトリビューンに入ってくる金以上に高く付きますよ」(“stop selling its front pages to advertisers, especially in such an offensive and alarming manner. The cost of this distasteful practice to the people of Los Angeles County is far greater than any short-term gains by the Tribune Company.”)と言って来たのだそうです。
模造ニュース面は「新聞社の使命の模造である」(“makes a mockery of the paper’s mission.”)と付け加えているそうです。
これに対して、ロサンゼルスタイムズは金曜、発行人のエディー・ハルテンスタイン氏が声明を発表し「ユニバーサルスタジオ・ハリウッドの広告をLATエクストラの周りに並べた広告は弊社の広告ガイドラインに沿ったものである。大きく赤い文字で『広告』という但し書きをページのトップに書いている。我々の読者は、我々のビジネスが広告に支えられていると理解してくれている。読者が信頼する、傑出したジャーナリズムを年中無休で生み出せるのも、広告のお陰だ」( “The Universal Studios Hollywood ad wrapping Thursday's LATExtra section met our advertising guidelines, including a large, red ‘advertisement’ notification on top of the page. Our readers understand the ad-supported economic model of our business, which allows us to provide the outstanding journalism they rely upon 24/7.”)
流石に今回は、広報担当者に一任させなかった訳ですね。いやだから、広告の一般論なんて良いんですって。きのう今日の広告の在り方が問題視されている訳でしょ? 苦しいのは分かるけどね…それにしても、落ち目にはなりたくないものです。



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