速報です。ジョブズ氏はオバマ大統領とのディナーに出席したそうです。appleinsider.comが報じています(2011年2月18日午前0時35分投稿)。

とりあえず、ディナーに出席できる程度の健康状態ではあるようですね。
ロイター電を引用しています。それによると、ホワイトハウス当局は招待したメンバー全員が出席した事を認めています。今回の件については、向こうでも関心が高く、大勢の記者が取材に来ていたそうです。

ちなみに、会合があったのはホテルではなく、ベンチャー・キャピタル会社のクレイナー・パーキンス・カウフィールド&バイヤースのジョン・ドー氏の自宅だったのだそうです。木曜夜の、割に早い時間帯だったそうで、勿論この人も出席しています。

出席したメンバーは、以下の通りです。

  • キャロル・バーツ(ヤフー会長兼CEO)
  • ジョン・チェンバース(シスコシステムズ会長兼CEO)
  • ディック・コストロ(TwitterのCEO)
  • ラリー・エリソン(オラクルCEO)
  • リード・へースティングス(ネットフィックスCEO)
  • ジョン・ヘネシー(スタンフォード大学学長)
  • アート・レビンソン(ジェネンテック会長兼前CEO)
  • エリック・シュミット(グーグル会長)
  • スティーブ・ウェストリー(ザ・ウェストリーグループ創設者兼マネージング・パートナー)
  • マーク・ザッカーバーグ(フェースブック会長兼CEO)
そうそうたるメンバーですね。TwitterのCEOも招かれていましたか。

ロイター電によると、オバマ大統領は2日間の日程で西海岸を訪問していました。その目的は「テクノロジー上のイノベーションを促す事で、苦闘するアメリカの経済を支えるのを助け、依然として高い失業率を減らす~2012年の再選に危険だから」("was aimed at promoting technological innovation to help boost the struggling U.S. economy and reduce stubbornly high unemployment -- considered crucial to his 2012 re-election chances.")というものだったそうです。

席上で出た話題は不明ですが、アメリカの企業が海外の現金準備金を現在の免税期間を利用して換金できるようにして欲しいとする話は出ている可能性が高いのだそうです。このプランでは、国内投資を通じて雇用を創出し、景気回復の下支えになるのだとか。

さて、ジョブズ氏の健康状態ですが、はっきりした事はappleinsider.comでも書いていません。アップル側がジョブズ氏の状態について近況を知らせていないからだそうですが、幾つかの報道では同氏が会社内で進んでいる計画や経営判断には関与しているそうで、不在中の業務をティム・クック氏に任せているにもかかわらず、本社に頻繁に来ているとの事です。

さて、こうなると出席した時点でのジョブズ氏の健康状態が気になりますね。

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