5001本目の記事としては象徴的かも。世界最古の歴史を誇る新聞社が、遂に紙での印刷発行を停止し、オンラインオンリーになる事が明らかになりました。

cnet.comが報じています(2013年9月25日午後8時41分投稿)。
大胆な舵取りをしたのはロイズ・リスト紙。海運業界の専門誌です。創刊が1734年と言いますから、あの徳川吉宗が暴れん坊将軍をやっていた頃になりますね。元はロンドンのコーヒーショップの壁新聞として始まったんですって。

理由は、このブログでもお馴染みですけど紙媒体の売り上げた落ちている事。今週水曜になって、今年12月に紙での発行を止めると告知しました。その際の発表によると、コンテンツのアクセス手段としては、今はオンラインが主流だった事を挙げています。紙媒体のロイズ・リストを最初に読むと答えた人は2%以下だったんですって。

「我々の利用者の圧倒的多数が、紙媒体よりもデジタルの能力性を選んでいるのだ」("The overwhelming majority of our customers choose the capabilities of digital over print,")と、同紙の編集長を務めるリチャード・ミード氏。「デジタル部門での儲けの模索は、新た場可能性をもたらす。同時に、我々の読者の必要性に見合ったデータの配信や、市場の分析が出来る他、あらゆる調査報道や海運に関する情報を分単位で提供出来るという革新も可能だ」("The digital approach offers new avenues and opportunities to innovate an up-to-the-minute service that offers in-depth news and information on every aspect of shipping as well as unrivaled market intelligence and data provision which can be tailored to suit our readers' needs.")。

新聞社は、紙媒体での広告収入の下降と、過去10年以上の部数低下に対して緊急対策を行っている。そうした困難な現状下で、今回の決定は下されたのであるとcnet.com。

以下、オンラインオンリー化した各紙の例を挙げていますが、ここは今更なので省略。それにしても、世界最古の新聞まで紙を止めたとなると、感慨深いものがあるなぁ。