4か月前のデータで恐縮です(汗)。 アメリカのデジタル広告出稿額の3分の2が今やプログラマティック広告だとのデータがあります。
emarketer.comが報じています(2016年4月5日付け)。

サイト自身の予測だそうです。グラフを引用させていただきます。赤線が成長率、青線がデジタル・ディスプレイ全体の広告出稿額。そして黒い棒グラフがプログラマティック広告の出稿額だそうです。赤線が急落しているのは、分母がでかくなる結果です。


US Programmatic Digital Display Ad Spending, 2014-2017 (billions, % change and % of total digital display ad spending*)

今年のプログラマティック・デジタルディスプレイ広告は221億ドルになるだろうとしています。前年比で39.7%増。アメリカのディスプレイ広告に占める割合だけを見ると67.0%になるのですって。

「プログラマティック広告は凄まじい効果があり、ターゲティングや広告の在庫と豊饒なオーディエンス(視聴者)データとの組み合わせでは他を圧倒している」(“Programmatic is extremely efficient and unparalleled in its ability to pair rich audience data with ad inventory and targeting,”)と、emarketer.comのシニア・アナリストのローレン・フィッシャー氏。「売り手も買い手もハマりゆく一方だ。結果として様々なチャンネルや広告フォーマットで急速に受け入れられつつある」(“Buyers and sellers are also becoming more comfortable with the technology. As a result, it is being rapidly adopted across a variety of channels and ad formats.”)

モバイルが急成長の牽引役なのだそうです。今年(2016年)、アメリカではプログラマティック広告の出稿額が154億5000万ドルになり、全体の69.0%になるだろうと予測されています。更に来年はモバイルのプログラマティック広告がPCのそれを追い抜くだろうとされています。

サイトよりグラフを引用させていただきます。モバイルのプログラマティックディスプレイ広告の今後の予測です。赤線と青線、棒グラフの表示内容は上記と変わりありません。

US Mobile Programmatic Display Ad Spending, 2014-2017 (billions, % change and % of total mobile display ad spending)

この中のプログラマティック・ビデオは今年は重要な1年になるだろうとしています。デジタルビデオ広告全体で半数を超すだろうとされているからです。55億1000万ドルで56.0%になるのですって。プログラマティック・デジタルディスプレイ広告全体の24.9%になるとも言われています。

サイトよりチャートを引用させていただきます。プログラマティック・ビデオ広告の今後の予測です。PCでの視聴が激減する訳ではなく、伸びていくようですね。

US Programmatic Digital Video Ad Spending, by Device, 2014-2017 (billions, % change and % of total programmatic digital video ad spending) 

なお、上記のチャートはアメリカ国内での予測です。日本ではどうなっていくのでしょうか?

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