先程の記事の続きです。BBCが米メディア報道としていたのは、ニューヨーク・タイムズらしい。同紙は、コミー前FBI長官のメモを入手し、トランプ大統領が顧問だったフリン氏に関する疑惑の捜査を止めるよう打診していたと報じているからです。

5月16日付けの記事です。サイトより映像を引用させていただきました。

場所はオーバル・オフィス。つまり、ホワイトハウスの中。2月の事でした。会合直後にコミー氏がメモにしていたそうです。

「この件、止めて欲しいんだ」(“I hope you can let this go,”)と、メモに書かれていたとの事です。

フリン氏を巡ってはロシアとの関係があったのではないかとの疑惑が指摘されており、NYTでは捜査に対して大統領が司法省やFBIに直接影響力を行使していたのは明らかだと弾劾しています。

コミー氏は会合の直後に、やり取りの詳細をメモに書いていました。フリン氏が辞任した同じ日の会合だったそうです。NYTは、メモを読んだ2人から聞いた話だとしています。コミー氏は、当時続けていた捜査に大統領が不適切な影響力を行使しようとしていたと認識しており、文書に残しておいたそうです。このメモは、その1つと位置づけられており、アメリカのメディアが入手や閲覧に躍起となっています。裏付けるFBIのエージェントのメモ(同時期に残されていました)が法廷で信用力のある証拠として提示されているそうです。

コミー氏はFBI幹部や関係者らとともに、メモの証拠を共有していました。ニューヨーク・タイムズはメモ自体は機密扱いされていなかったが、そのコピーは閲覧できなかったとしています。ただし、コミー氏の関係者がメモの一部を同紙の記者に読み聞かせていたとの事です。

「フリンを堪忍してやれると思えるんだが、どうかな」(“I hope you can see your way clear to letting this go, to letting Flynn go,”)とトランプ大統領は言い、更に「彼は良い奴だ。この件、止めて欲しいんだ」(“He is a good guy. I hope you can let this go.”)と続けていたそうです。

(続く)