中国が、国連制裁措置を受けて北朝鮮からの輸入を9月から禁止するそうです。

abcnews.go.comが報じています(2017年8月14日午前6時8分投稿)。
禁止対象になるのは鉄や石炭、鉱石などだそうです。9月5日からの適用で、国連の制裁措置を受けての禁輸だとの事です。

中国の輸入当局によると「6日からは、こうした品目が禁止される」("After that, entry of these goods will be prohibited,")だそうです。

今回の国連制裁措置では、北朝鮮の輸出を阻止する事を謳っています。北朝鮮では年間30億ドル相当を輸出で稼いでおり、制裁措置によって10億ドルが吹き飛ぶ格好となるのだとか。

なお、中国政府は今年2月から石炭の輸入を禁じていますが、衣料品やニットウェア、化繊の雨合羽などは対象外でした。これがトランプ政権を怒らせ、7月には経済制裁をきちんとやれと非難していました。

中国は北朝鮮にとって唯一の外交面の擁護国でしたが、2016年3月に制裁に合意していました。長距離弾道ミサイルの発射実験を受けての合意でした。

しかし、輸出の全面禁止には反対していました。貧困国の北朝鮮の飢餓が拡大する恐れがあるというのが理由でした。

ちなみに、北朝鮮は9月2日から9日までは建国週間だそうですので、とんだプレゼントになった格好です。

北朝鮮は中国から原油などを輸入しており、中国の貿易当局によると、今年前半時点で36.7%増加していたそうです。一方、中国への輸入は7.6%減でした。

記事には、中国から北朝鮮への輸出そのものが今後どうなるかについては触れられていません。いずれにせよ、北朝鮮側の出方が注目されますね。