悲喜こもごも
今年を振り返るには、まだ1日ありますけど(笑)。アメリカの既存メディアと、IT大手の株式は悲喜こもごもだったそうです。
thestreet.comが報じています(2018年12月28日午後3時投稿)。

まずはフェースブック。この日までに株価は年初来で約25%下落しています。ただ、今年7月後半に25%の最高値を記録していましたので、プラマイゼロとなりましょうか。

スナップチャットのスナップ社は、この日だけで4%下落。昨年の上場から下がりっぱなしで、62%も下落しています。それでも1週間前に4ドル99セントの最安値を記録していたので、少し持ち直し?

メディア・ストリーミング企業のRokuも年初来41%下落。ここは10月初めに76ドル.48セントという最高値をしたものの、そこから60%の下落という展開だったそうですから、株主にしたら悪夢だったでしょうね。メディア系のハードウェア企業のTiVo社の株式も、年初来から41%の下落でした。

一方の既存メディアはどうだったのか。CBSは26%、ディズニーは横這い。コムキャストは13パーセント。保守系のフォックスだけは40パーセント増だったそうです。

フォックス以外に好調だったのがネットフリックス。業績が好調だったからです。7月にはピーク時には1株当たり400ドルの利益を超していました。その後は株価が急落したものの、年初来で見る限りでは30%の上昇だったとの事でした。

「ユーザーやコンテンツのエコシステムの幅や深さなどを考察し、既存メディアからデジタルというメディア利用のシフトが続くと考えられる中、ネットフリックスやグーグルは、その恩恵を受ける位置にある。時価や中長期的なサブトレンドが見えない事、競争に対応するコンテンツの支出額、及びそれが債務レベルに与える影響、最後に市場での全体的なリスク選好度を考慮すればそうなる」("We see NFLX and GOOG (YouTube) as best positioned to benefit from a continued shift of media consumption from traditional to digital given the breadth/depth of their user & content ecosystems (albeit we remain Neutral rated on NFLX given current valuation, lack of visibility on medium-to-long term sub trends, content spend levels to meet competition and the impact it may have on debt levels, & overall risk-off appetite by the market),")とUBSアナリストのエリック・シェリダン氏は解説しています。

つまり、既存メディアは今後も苦戦となりましょうか。フォックスみたいに過激化が突破の鍵なのか。それもそれで危険な気が。