イノベーションというカテゴリーは大げさかもしれませんが、こういうちょっとした思いつきって好きなんで(笑)。

アメリカの自治体が、建物や壁への落書きを消すのにモバイルアプリを活用しているんですって。
kztv10.comが報じています(2020年1月17日午後5時31分投稿)。

導入したのは、テキサス州のコーパス・クリスティ市。「我が街」("My City")というモバイル・アプリを開発し、街で落書きを見かけたら通報してもらえるようにしたそうです。

街のコミュニケーション担当アシスタント・ディレクターを務めるトレーシー・カントゥ(Tracey Cantu)氏は「これもまた、皆様の指先から発せられる素晴らしい通報システムだ」("Again it's a great reference at your fingertips,")と、導入の意義を強調。「皆がモバイル機器を持っているのだから、事を可能な限り便利にしたい」("Everybody has a mobile device, so we want to make things as convenient as we can.")と、続けています。

街の清掃担当局によりますと、10月から11月に消した落書きは506箇所にも及びます。また、通年では4500箇所を消したそうです。

「毎月100箇所ちょいの落書きがある」("It's a little more than a 100 each month so far,")とカントゥ氏。 「だが、それって昨年、我々が現場に赴いただけの数だ」("But comparatively, so that's where we were last year.")

つまり、実際は更に多いとなりましょう。いずこも一緒なんですね・・・。

「グーグル・プレイやアップルのアップストアで利用可能だ」("It is available on Google Play and the Apple App Store,")とカントゥ氏。「アクセスしてダウンロードするだけ。無料だよ」("You just go in and download it. It's free.")

で、ダウンロードして起ち上げると「新規リクエスト」("New Request")をクリックし、「落書き」("graffiti")タブまでスクロール・ダウンします。そしてロケーションなどを入力。後は撮影し、送信するという流れ。すると、街の当局が落書きされた不動産のオーナーと連絡し、消して良いかどうかという承諾を取って消すのだそうです。

「情報はカスタマー・コール・センターに集約され、固形廃棄物の落書き除去チームに命令が下され、対応に当たる」("Then that information gets processed by our customer call center, and a work order is issued and that is linked up with our Solid Waste Department that has the Graffiti Removal Team, who will respond to that issues and that care of it,")とカントゥ氏。

ちなみに、除去チームは月曜から金曜まで各地に出動し、街中の落書きを探しては命令を実行しています。チームは4人の担当者と2台のトラックで編成されています。

こうした除去サービスは2006年から始めていますが、年間で28万ドルの清掃コストがかかっています。

なお、落書きをしている人を見かけたら、警察の非緊急部署に通報して欲しいとしています。また、落書きの消去費用は無料だそうです。

探すコストもかかりますしね。こういうサービス、日本の自治体でも模倣出来るのではないか。開発するのに幾ら掛かるかが問題だけど、それは全国の自治体で出し合って安くするという策もあるはず。インバウンド需要を高める為にも、街は綺麗でないとね。