表題のような話がアメリカであるのだそうです。メディアポストというサイトの記事(2022年6月28日付け)。

YouTubeでは、60秒以内で認知度を高めることができる短編動画「Shorts」で、マーケティング担当者が消費者と関わるための方法を試行錯誤中。最近になって月間ログイン視聴者数が 15 億人を突破しています。

そんな中、28日にYouTubeブランドコネクトを開始。最近の試験運用の成功に基づくものだとしています。税務申告ソフトのTurboTaxやケロッグのモーニングスター・ファームスなど13のブランドが参加しました。なお、ブランドコネクトの試験運用は、約半年前に始まっていました。

YouTubeブランドコネクトプログラムでは、短編動画と長編動画のオプションを用意。広告主が両方の動画を利用できるダイナミックな方法を提供すると謳っています。視聴者インサイトを利用してブランドとYouTubeのクリエイターエコシステムを結びつけ、フルサービスのキャンペーン管理、オーガニック測定ツール、グーグルの製品やソリューションとの統合を提供するとの事です。

「YouTubeブランドコネクトは、グーグルの視聴者インサイトを活用する事により、ブランド、クリエイター、視聴者にユニークなコンテンツ体験をもたらします」("YouTube BrandConnect brings a unique content experience to brands, creators, and viewers by harnessing Google’s audience insights,”)とマネージング・ディレクターを務めるローリー・ソベル(Lori Sobel)氏は述べています。

YouTubeブランドコネクトは、グーグル広告のアカウンタビリティをオーガニック視聴者にもたらし、短編および長編動画を活用したダイナミックなパッケージによって、広告主がビジネス目標を達成できるよう支援したいとの事です。

広告主は、ブランデッドショートのみのパッケージとダイナミックブランデッドYouTube + ショートフィルムのパッケージが購入可能。ビジネスを促進し、認知度を高め、購買を増加させるというマーケティング目標に基づいて設計されているとしています。

今年初め、ケロッグは試験的に、ビーガンおよびベジタリアン向け製品であるモーニングスター・ファームスの衆知と購買意欲の喚起に焦点を当てました。ターゲット層は、植物由来の食品でより健康的なライフスタイルを送りたいと考える18歳から49歳の大人でした。

YouTubeブランドコネクトは、300万人以上の登録者を持つ、食に特化した人気Shortsクリエイターのリサ・グエン(Lisa Nguyen)氏が最適だとし、モーニングスター・ファームスとを結びつけ、ブランデッドShortsを制作してもらいました。

1月から4月にかけて、グエンさんはケロッグのモーニングスター・ファームのブランド名を冠したShortsを2本投稿しました。その結果、この動画はモーニングスター・ファームスの検索数を大幅に増加させました。

その結果、キャンペーンの総再生回数は188万回、想起率は153%、総視聴時間は553万分、Google.comでの総合検索上昇率は1933%に達する事となりました。

グエン氏のようなクリエイターは、YouTubeで熱狂的なファンとつながり、消費者が信頼するストーリーテラーとしての地位を確立しています。YouTubeブランドコネクトを通じて、ケロッグのようなブランドは、視聴者を遠ざけることなく、信頼を自然に活用することができます。

一方、マーケティング担当者は、短編のブランド・コンテンツと長編のブランド・コンテンツを組み合わせる事が可能です。短編が大量のリーチと認知度を生み出しますし、長編コンテンツは視聴者により深い情報を提供し、購入へ繋ぐ事が出来るとしています。

なお、ケロッグでは、広告と同様に、オーガニック・ブランデッド・コンテンツの投資収益率(ROI)とインパクトをリアルタイムで測定することに成功しました。

1つの機能に焦点を当て、メッセージに多くの情報を詰め込まない事、動画は縦型にして、他のスクリーンで使い回ししない事、プラットフォームのトレンドとその時のトレンドを取り入れたShorts用のコンテンツを作る事が最善策だそうです。

インフルエンサー・マーケティングのマッチング的活用策となりましょうか。日本国内で乗っかる企業出てくるのかな。