Twitter、全広告主向け検索キーワード広告のベータ版公開、安全性を強化

メディアポストという業界情報サイトによりますと、Twitterが1月最終週に企業向け広告のベータ・プログラムを発表しました。「検索キーワード広告」 と呼ばれ、広告主はキーワードに入札出来ます。この入札により、特定の検索結果でユーザーにPromoted Tweetが表示されるようになるそうです（2023年1月26日付け）。

目標は、広告の関連性を向上させるための高いリアルタイムの意図を持つ人々に訴求する事だとしています。

Twitterによりますと 「検索キーワード広告は、他のTwitterキーワード・キャンペーンとは異なり、検索時にターゲットを絞った用語を検索しているユーザーにのみ訴求する」との事です。 検索キーワード広告は、「Twitter 広告インターフェースのコンバージョン『キャンペーン目標』の最新版」だと位置付けています。

現在のところ、キャンペーンは広告主のウェブサイトへの変換のみを最適化し、関連性を最大化するためにTwitter PixelまたはConversion API (CAPI) を統合する必要があります。

計画では、この機能を拡張して、他のキャンペーン目標をすぐにサポートするとの事です。

また、Twitterでは、 「フィード内測定」 機能と呼ぶ、サードパーティのブランド安全性報告パートナーシップを開始しました。

収益と広告の減少に伴い、ダブルベリファイおよびインテグラル・アド・サイエンス (IAS) との関係を拡大しました。この機能は、アメリカに拠点を置く企業をサポートします。

こうしたサービスは、英語のツイートの横に表示される広告の出現率を監視して数値化し、「グローバル・アライアンス・フォー・レスポンシブル・メディア」（Global Alliance for Responsible Media ＝GARM) が収益化に適さないと判断したコンテンツをTwitterのホームタイムラインから探し出します。

ダブルベリファイとIASのTweetスキャニング技術は、まずTwitterのHomeのタイムラインを監視し、それを拡大してプロフィールや場所の検索を行ってくれるそうです。

なお、Twitterは当初この計測機能に関する情報を昨年末に公開していました。

マスク体制でも、色々とやってる事はやっているのですね。広告収入減少の歯止めになるのか要注目。