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これまで海外の新聞業界の動向などを紹介してきましたが、今後は海外のコンテンツ配信ビジネスや「ほぅ」と思わせる新規ビジネスについて紹介していきます。

電子出版

アマゾン、紙媒体とKindleの雑誌の新規講読を3月9日に休止し、9月に全て講読を終了させると発表 #アマゾン #キンドル


PCマグというサイトの報道によりますと、アマゾンが紙媒体とキンドルの雑誌の新規講読を3月9日に休止し、9月4日に全て講読を終了させると発表したそうです(2023年3月17日付け)。

この発表 (新しいウィンドウで開く) は、アマゾンが3月9日にキンドル・ニューススタンドと印刷雑誌の定期購読の注文をオフにしたとき、ほとんど気付かれなかった模様。また、キンドル・ニューススタンドや印刷版の定期購読を更新する機能も削除されました。現在、キンドル・ニューススタンドページの上部 (新しいウィンドウで開く) にバナーが表示され、定期購読欄が無くなった事が分かっています。

ザ・ヴァージの取材に対し、アマゾンの広報担当者は、「毎年の事業計画の見直しプロセスの一環として、我々は常にそれぞれの事業と何を変えるべきかを検討している...雑誌や新聞の定期購読や単号販売の評価を経て、こうしたサービスを中止するという難しい決定を下した。決定を軽視しているわけではなく、これらのオファリングを数か月かけて段階的に縮小している。その間も顧客、販売者、出版社をサポートし続ける」 と答えていました。

なお、アマゾンは、今回の決定の影響を受けた人々のために、他の幾つかの重要なスケジュールを告知しています。次は6月5日で、それ以降はアマゾン経由で紙の雑誌の定期購読を管理出来なくなります。その代わりに、 「残りのアクティブなサブスクリプションに関するすべてのカスタマーサービスの問い合わせは、発行元によって直接サービスされる」との事 。アマゾンは販売終了日を前に、この件に関しての詳細を発表すると約束しています。

9月4日には、アマゾン経由でのキンドル・ニューススタンドの月間定期購読の更新は出来なくなりますが、既に配信されている号を読み続けることは可能です。年間購読者は、それ以前に購読が終了しない限り、9月4日までしか新しい号を受け取り続けられません。アマゾンは、9月4日の販売終了日以降、キンドルサブスクリプションに未配信の問題が残っている場合、日割り計算で返金する事となります。

一部のデジタル雑誌の定期購読は引き続きキンドル・アンリミテッドで提供されるものの、それ以外については、アマゾンは代わりに出版社のウェブサイトから直接購読することを顧客に推奨しており、その方法の詳細は 「あなたの会員と定期購読」 ページで提供されるとの事です。

1つの時代の終わり、でしょうか。

ある主の経済効果? アメリカではChatGPTを使った小説がアマゾンでブームになっているのだそう。で、試しにワタクシメも挑戦したものの・・・ #ChatGPT

 
日本のTwitterユーザーはんも話題にしてはりましたが、ニューヨーク・ポスト紙がロイター電として報じたところによりますと、アメリカではChatGPTを使った小説がアマゾンで相次いで出版されているのだそうです(2023年2月21日午後6時56分投稿)。


実際にトライした人の体験談も載せています。ニューヨーク州ロチェスターのセールスマンブレット・シックラーさんがその人。最近まで、自分が作家になれるとは夢にも思っていなかった。しかし、ChatGPT人工知能プログラムを知り、「『これならできる』と思った」考えました。

実際、わずか数時間で30ページの児童向けイラスト付き電子書籍を作成し、1月にアマゾンの自費出版部門を通じて販売しました。


同じくAIを使ってレンダリング(結構ラフらしい)されたリスのサミーが主人公。森の仲間たちから金貨をきっかけにお金を貯める方法を学ぶ。ドングリの形をした貯金箱を作り、ドングリの売買ビジネスに投資し、いつかドングリの砥石を買いたいと考えている。森の中で最も裕福なリスとなり、友人たちの羨望の的となり、 「森は繁栄を始めた」 というストーリーだそうです。


これを「賢い子リス貯蓄と投資の物語」というタイトルで出版。アマゾンのKindleストアで2.99ドル、紙媒体では9.99ドルで購入出来るようにしました。純益は100ドルに満たないそうですが、ソフトウェアを使って他の本を作る気にさせるには十分だと記事は続きます。


ChatGPT上で 「父親が息子に金融リテラシーを教える話を書いてくれ」 というようなプロンプトを使っていたシックラーは、 「これでキャリアを全うする人たちを見る事が出来た」 と語っています。


ChatGPTは11月にデビューし、説得力のあるテキストブロックを即座に作成するという驚異的な能力によってシリコンバレー内外に衝撃を与えました。


一方、Kindleストアには2月中旬の時点で200冊以上の電子書籍があり、著者または共著者としてChatGPTが記載されているのだそう。その中には 「ChatGPTを使ってコンテンツ生成や執筆するには」 、 「宿題のパワー」 、詩集 「宇宙の響き」 といったタイトルのがある他、数は日々増加しているのですって。アマゾンには、ChatGPTを使用するための書籍という新しいサブジャンルもあるほど。全てChatGPTによって書かれているのだそうです。


もっとも、ChatGPTの性質上、多くの著者がChatGPTを使用した事を公表していないため、AIによって書かれた電子書籍の数を完全に把握する事はほぼ不可能だとの事。


ともあれ、一攫千金を狙う小説家志望者たちが、ChatGPTで作成した電子書籍を作成し、アマゾンのKindle Direct Publishing部門を通じて出版するのを支援するソフトウェアに目を向けているというのがアメリカの現状。ChatGPTは古臭い書籍業界をひっくり返す準備が出来ている模様だと記事は続きます。子供向けの絵本は、そのような初めての作家のお気に入りのジャンルとなっています。実際、YouTubeでは、TikTokやRedditで数百のチュートリアルが公開され、わずか数時間で本を作る方法が実演されている。テーマは一攫千金のためのスキーム、ダイエットのアドバイス、ソフトウェアコーディングのヒント、レシピなどだそう。


もっとも、作家団体全米作家協会のエグゼクティブ・ディレクターを務めるメアリー・レーゼンバーガー氏は「これは我々が本当に心配しなければならない事だ。こうした本は市場にあふれ、多くの著者が仕事を失う事になる」と心配しています。ゴーストライターは人間によるもので、長い伝統があるが、AIを使って自動化できるようになれば、本の執筆が工芸品から商品に変わる可能性があるとしています。


「これらの本がどのように作られているかについて、著者とプラットフォームからの透明性が必要だ。さもないと質の低い本がたくさん出てくる事になる」。


そうした懸念の一方、速さが注目されているようです。作家のフランク・ホワイト氏はYouTubeで、「銀河ピンプVol .1」という119ページの中編小説を1日も経たない内に脱稿した事を明らかにしています。この中編は、はるか彼方の銀河にある異星人の派閥が、人間が運営する売春宿を巡って争う物語で、アマゾンのKindle電子書籍ストアでたった1ドルで手に入ります。動画の中でホワイト氏は、資金と時間さえあれば誰でもこのような本を年間300冊、全てAIを使って作る事ができると語っているほど。


なおホワイト氏のような作家の多くは、ChatGPTによって大量に書かれた事をKindleストアで開示する義務を感じていないそう。その理由の一つは、アマゾンのポリシーがそれを要求していないからなのですって。


ロイターはアマゾンにコメントを求めたものの、Kindleストアのポリシーを変更したり見直したりする計画があるかどうかについては返答が無かったそうです。「ストア内のすべての書籍は、知的財産権およびその他の適用される全ての法律遵守を含め、コンテンツガイドラインに従わなければならない」とアマゾンの広報担当者は電子メールで述べたとの事です。


一方、ChatGPTを開発するOpenAIの広報担当者はコメントを控えたそうです。


アマゾンは紙媒体書籍と電子書籍の販売では群を抜いて最大であり、アメリカでの販売の半分を優に超えている他、一説によると電子書籍市場の80%以上を占めているのだとか。同社のKindle Direct Publishingサービスは、自費出版小説家の家内産業を生み出し、エロティックなコンテンツや自己啓発書の愛好者のために特別なニッチを切り開いたのは確かです。


そのKindle Direct Publishing設立は2007年。エージェントや出版社を探す手間や費用をかけずに本を販売および販売出来るようにしました。一般的にアマゾンでは、著者は何の監視もなしにユニットを介して即座に出版する事ができ、彼らが生み出した収益を分かち合う事が可能です。


そのため、カミル・バンク氏のような新しいAI支援作家を惹きつけています。バンク氏はオンラインで香料を販売する事を主な仕事としており、彼の妻が1日以内に着想から出版までの本を作る事ができると賭けている。ご本人は12月にChatGPTを使い、 「子供たちに正直になる方法を教えるピンクイルカについての就寝前の物語を書いてください」 というようなメッセージを表示する27ページのイラスト入りの本を出版した。アマゾンで入手可能な「ベッドタイム・ストーリー 短くて甘い、おやすみのために」というタイトルで売られていますが、作成するのに約4時間しかかかりませんでした。


残念ながら消費者の関心は鈍いとしか言い様が無いのが現状だそうで、ご本人によりますと、売り上げは合計で十数部。しかし、読者は5つ星に値すると評価し、その中には 「素晴らしく記憶に残るキャラクター」 を賞賛する人もいた。


その後、大人向けの塗り絵を含む、AIによって生成された本をさらに2冊出版し、さらに多くの作品を執筆中。「実際には非常に単純だ。コンセプトから出版までのスピードに驚いた」そうです 。



倫理面の是非が問われる一方、こうやって使い出している人もいるのですね。で、ワタクシメもモノは試しで書かせてみました。まずは「第三次世界大戦が勃発し、神戸市民がパニックに陥る小説を書け」と命令。


あの−1


途中で力尽きました(苦笑)。もう少し細かい設定が必要かなと、少しいじってみました。


あのー2

と、今回はそれなりにキャラ設定。そしたら、こう。

あのー3



やっぱり最期まで書けず。ヘタレやのー(苦笑)。向こうでは書き上げている人がいるようなので、工夫すれば何とかなるのでしょう。いずれにせよ、尊敬するジャック・ヒギンズには当面なれそうにありませぬ(涙)。

ちなみに、官能小説を書かせようとしたら「それ、規約違反ですので」との事。失業しそうなゴーストライターさんの避難先?




キンドルの作家達は、どうやってChatGPTを使っているのか? #ChatGPT #電子書籍


「へー、そうなんや」という話。アメリカのザ・ヴァージというサイトの報道によりますと、アメリカのキンドルで活躍する電子小説の作家達は、アーリー・アダプターとしてChatGPTを活用しており、サイトの方でハウツーをインタビューしています(2022年12月24日午後5時投稿)。

以下、拙訳。
How Kindle novelists are using ChatGPT(キンドルの作家達は、どうやってChatGPTを使っているのか)

/ An interview with an AI early adopter(AIアーリー・アダプターへのインタビュー)

By Josh Dzieza / @joshdzieza

Dec 24, 2022, 5:00 PM UTC

今年の初め、私は或る種のジャンル小説でAIを使っている作家について書いた。大半がアマゾンのキンドルプラットフォームで書いており、月に1冊のペースで本が出版されるのが普通であった。AIは迅速な執筆を支援したが、同時に複雑な美的・倫理的問題も提起した。AIの広範な使用は、最も一般的な約束事や表現に向けてフィクションを歪めるのだろうか。書き込みプロセスのどの部分を自動化すれば、書き込みが自分のものとは思えなくなるのだろうか。著者はAIの使用を開示せねばならないのか?

ChatGPTのデビューにより、こうした作家が扱っていた問題の多くは、より緊急かつ主流になった。ェニファー・レップ氏は、リーン・リーズというペンネームで超常現象ミステリーというサブジャンルで執筆しているが、現在AIについてどのように考えているかを尋ねた。彼女は現在もGPT-3ベースのツールSudowriteを使用しており (実際、現在は同社のブログに使用の秘訣を書く事で報酬を得ているという) 、最近のツールのいくつかをフィクションに取り入れ始めている。ChatGPTとの仕事がどのようなものだったか、そのデビューがどのように独立した著者コミュニティを怒らせたかなどについて話してくれた。

Q:前回お話した際、Sudowriteをシソーラスのようなものとして使い、そのテキストを作品に取り入れる事を試み、その後、Sudowriteに導かれるままに使い、結果として疎外感を経験し、それを抑え、主に自分の描いた描写に肉付けするために使う、というような変化を付けておられました。現在はどのようなプロセスを経ているのですか?

A:2冊の本を同時に書くのに役立つと期待していたのですが、見事に失敗しました。どうやら、私はまだ自力で書けます。まぁ、ある意味良かったかな。

Q:2冊の本を同時に前後に切り替えて書けると思ったんですか?

A:何を書けば良いか分からない場合、何かポンと書いておけば、それがきっかけになるだろうと。そして、1週間前に書きかけた小説の執筆にすぐ戻れると思ったんです。でも、そう上手くはい既に書いた素材と再会できるわけでもなかったし。

Q:貴方と数人の作家は、これらのツールのアーリーアダプターでした。ChatGPTでは、多くの人が突然、貴方が直面していたのと同じ問題に取り組んでいるように感じられます。問題とは、どのようなものだったのでしょうか?

A:今でも間違いなく取り組んでいますし、更に言えば、もう少し公けに取り組んでいると思います。以前の人々は目を丸くしていたようなというのが大半で、人々が何のためにAIを使用しているのかを理解していたとは思えませんね。ChatGP3はそれを爆発させた。私が所属している全てのグループ、全てのプライベートな舞台裏の作家グループで、何らかの議論が行われています。

現在、作品執筆以外での使用が話題になっています。だけど、そこには道徳的な溝があるように思えます。「書籍カバーの宣伝文は非常に良いのだけど、私は宣伝文句を書くのが嫌いだ。宣伝文句を書くために誰かにお金を払わなければならないし、宣伝文は書いてこなかったので、それ要に使う積もりだ」とか、「うーん、プロットを書くのが嫌いなので、それをまとめるのを手伝ってもらおうと思っていました。出来映えが良かったので使おうかと」。あるいは、 「校正するように指示すれば、文法的に正しい事を確認できる事を知っていましたか?」とかね。

誰もが自分の作品を書き上げる際にそれを使おうとの勢いが増し、やがて止める。誰もがこの話をしているときに 「でも自分の本を書くためにその言葉を使う事はない」 とアナウンスしなければならないと感じているようですね。

実際、私はそうしています。私のプロットを動かすものではありません。アイデアの原動力にもならない。キャラクターを作るわけでもない。だけど、実際の言葉をより速く書き留め、アウトプットするためにそうしています。だから、ここ数週間、この議論に参加するべきかどうか、悩んでいる自分がいます。何か言うべきだろうか? まず何も言わないのが常ですけど。

Q:人々が描いている線は何だと思いますか?

A:盗作の懸念でしょう。ChatGPTが許可なく物を漁っていた事は誰もが知っていますから。

倫理的な問題もあります。私はジム・ブッチャーをオーディオブックを聴いています。口調が好きなんです。だから、あるキャラクターでそういうものを出そうと思ったときにAIに向かって、「ジム・ブッチャー風に書き直せ」 と言ったところ、すると......。アーバンファンタジーのような、枯れた感じのフレーズになってしまったんです。

どこで手に入れたんだ? それって、ビジュアルアーティストが抱えているのとほぼ同じ主張と恐怖ですね。アーティストのコミュニティではもっとはっきりしている。私が広く読んできた著者が3人います。友人のインディーズ作家ですが、自分の作品をAIに見せる事を許可していませんでしたが、私は彼らのスタイルを淀みなく再現することができました。

Q:AIを説明文のようなものに使うことと、他の作家の声を模倣するために使うことの間に、線引きはありますか?

A:そうですね。私はやりません。自分にとって倫理的なラインですから。ジム・ブッチャーが好きで、彼のように書ければと思うかもしれませんが、自分の物語を彼の声で書き換えて、作風をもぎ取るような事はしないでしょう。

でも倫理的に問題がなければ、このテクノロジーと、そんな考えによって可能になります。

Q:ChatGPTを仕事に取り入れましたか?

A:今はタイトルやプロット、特にミステリーのプロットに使っています。そして宣伝文句でしょうか。

私は基本的に、自分が何者で何が必要かを伝える事から始めました。「テキサス州の小さな町テーブルロックを舞台にした超常現象ミステリーを書いています。女性のアマチュア探偵がいる。これが彼女の名前です。殺人の被害者が必要だ。彼らがどのように殺されたかが必要だ。4人の殺人容疑者がいて、なぜ疑われたのか、どのように容疑が晴れたのかという情報が必要です。そして犯人は誰か教えてくれ」。

そして、実行し、書き出させました。

Q:結果、どのような事が判明しましたでしょうか?

A:現在、私には7つの殺人ミステリーのプロットがありますが、これらは全てChatGPTによって生成されました。ただし、一部は編集しました。作品の印象的な点は、居心地の良いミステリーだと言って、ユーモアが必要だと命じれば、何を求めているのか理解してくれるように見える事でしょう。容疑者の名前がかわいい。その背後にある理由は決して血みどろでも深刻でもない。

Q:そこを自動化しても、ストーリーをコントロールできていると感じていますか?

A:居心地の良いミステリーには2つの部分があります。殺人の発生と、事件を中心に全ての登場人物が行動していきます。だけど私にとって殺人事件の小説の展開は、登場人物の展開はさほど重要でない事が多いのです。殺人があって、それが愉快で可笑しくて、騒動や奇妙さの理由となるという展開で無ければならないのです。だけど、その殺人事件が全てのきっかけなのにもかかわらず、それが何であるかはプロットにとってほとんど取るに足らない事なのです。

Q:貴方は本の表紙にAIを使っているとメールにお書きでしたね。

A:『DALL-E』の表紙を全部私が手がけたわけではありませんが、7冊目の本で、リュコイ猫が登場するプロットをスケッチしていました。所謂ブサカワ猫です。毛のある猫と毛のない猫を掛け合わせたような、かなり新しい品種らしいんです。ところどころに毛が生えていて、まるで狼男みたいなんです。

だから写真が撮れる写真家を探さなければならなかったし、リュコイ猫を探さなければならなかったし、みんなにお金を払って写真と必要なカバーを手に入れなければなりませんでした。高くつきます。そんな時、ふとしたきっかけで「じゃあ」と。

と思って、口座を作りに行って、DALL-Eに飛びつきました。時間とお金の節約になったし、表紙の見栄えもよかったけど、写真家にはお金が払われなかった。猫にポーズをさせようとした人はお金をもらえなかったのですよ。

Q:これらのツールとライターの使い方はどのように進化していると思いますか?

A:私は本当に考えあぐね、どっちに行くんだろうと思っています。使い勝手の悪い人には薦めたくはないですね。一方で、作家の生活には浸透していくと思う。既に私たちの他の全てのソフトウェアにも使われ出しているのですから、使わないというのは非常に困難だと思います。でも、この先どうなるかは分からないとなりましょう。ChatGPTには衝撃を受けました。私は、まあ、3、4年経てば良くなるだろうと思っていました。その後、ああ、こんなに良くなったんだ!って。もう半年も経っているんですよ!?進歩が信じられないほど速いので、実際の質問への答えが出来かねています。
※インタビューは要約・編集されている。

拙訳終わり。盗作にならないよう気遣いながらの使用という現状なのですね。更に3~4年経てば、進化しましょうから、その時どうなっているか。それにしても、アーリー・アダプターは何時の世もおるんやなと感服。

アマゾン、キンドルニューススタンドでの電子書籍セールス終了へ #アマゾン #電子出版


アマゾンが来年9月にキンドル・ニューススタンドでの電子書籍のセールスを修了させると、米メディアポストが報じています(2022年12月20日付け)。

デジタル雑誌と新聞の定期購読の販売を終了させるそうです。

また、パブリッシャーズ・ウィークリーの報道を引用。それによりますと、同社は印刷教科書のレンタルプログラムを段階的に廃止しているそうです。

なお、アマゾンでは以下の声明をパブリッシャーズ・ウィークリーに発表しています。

「紙の教科書のレンタル、雑誌・新聞の定期購読、単号販売などを評価した結果、これらのサービスを中止するという難しい決断を下した」(“Following an assessment of our print textbook rentals and our magazine and newspaper subscriptions and single-issue sales, we have made the difficult decision to discontinue these services.”)

声明は、「これらの決定を軽視している訳では無く、オファリングを数か月かけて段階的に縮小している。その間も顧客、販売者、出版社のサポートを継続している」(“We don’t take these decisions lightly, and are winding down these offerings in a phased manner over several months. We will continue to support customers, sellers, and publishers during that time.”)との事です。

この発表は小規模な出版社を震撼させているそうです。

Clarkesworldを発行するニール・クラーケ氏は、 「 (クリスマス商戦の直前の) 非常に破壊的な発表だ。アマゾンは2023年にキンドル・サブスクリプションプログラムを終了し、雑誌をキンドル・アンリミテッドに切り替えようとしていると知らせてきた」(“In an absolutely devastating announcement (right before the holidays) Amazon has informed us that they are ending their Kindle Subscription program in 2023 and trying to get magazines to switch to Kindle Unlimited,”) と投稿した。「詳細を尋ねるが、これはキツイ」(“Asking for more details, but this is bad.”)。

なお、ローカスというサイトでは、一部の出版社がキンドル・アンリミテッド・マガジンズで定期購読を可能になると報じているそうです。

暮れのドン詰まりに、業者さんによってはキツイ告知なようで。

電子書籍の売れ行き、2016年は13.9%減 #電子出版 #電子書籍

日本では電車の中でスマートフォンを使って漫画を見ている人が増えているようですが、アメリカでは13.9%減っていたそうです。続きを読む

カナダでは、書籍の売上の20%が電子本からなんだって #電子出版 #カナダ

カナダでは、書籍の売上の20%が電子書籍によるものなんですって。続きを読む

カンタス、機内誌を電子書籍化 #電子出版 #エアライン #モバイル

久々の電子出版ネタですね。

これも時代の流れですね。オーストラリアのカンタス航空が、機内誌をデジタル化したのですって。
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小ネタです。英国の電子出版の22%が自費出版なのだそうです #電子出版

小ネタです。

英国では電子出版の22%が自費出版なのだそうです。

adweek.comが報じています(2016年3月25日午後1時50分投稿)。

ニールセン・ブックUKの調査を引用しています。

3月第4週に英国でニールセン・ブック・インサイツ・カンファレンスというのが開かれ、席上で明らかにされました。ニールセン・ブックUKのリサーチ・ディレクターのスティーブ・ボーム(Steve Bohme)氏は、こうした自費出版による電子書籍が増えつつあるそうです。2014年には、こうした電子書籍は16%だったのですが、2015年は22%になっていました。

ブック・セラーというサイトは、次のように解説していました。

ボーム氏は「2015年の電子書籍の成長は、アマゾンでの自費出版書籍の増加が寄与した。一方、メインストリームの出版社の電子書籍は2014年に減っていた」(“All of the e-book growth in 2015 can be attributed to a rise in purchasing of Amazon/self-published titles, with purchases of e-books from mainstream publishers down slightly on 2014.”)と発言していた。

うーむ。後者は気がかりですね。それにしても、ここでもアマゾンか。

グーグル傘下の研究所が「印刷不可能な」電子書籍を実験中 #グーグル #電子書籍 #モバイル

オーストラリアにあるグーグル傘下の研究所が「印刷不可能な」電子書籍を実験中なのだそうです。続きを読む

ドイツ人は紙の書籍を読むが、一方で映画のストリーミングサービスは余り好まず #出版 #映画

小ネタです。お国柄となりましょうか。ドイツ人は紙場板の書籍が好きな一方、映画のストリーミングサービスや電子書籍の利用は好まない傾向があるのだそうです。続きを読む

ペントハウス、紙媒体を廃刊へ #出版

久しぶりの電子出版ネタです。先日、プレイボーイの本国版がヌード写真掲載を撤廃する旨を発表して、出版関係者らを驚かせましたが、こちらも結構驚かされる話かも。

ライバルのペントハウスが、紙媒体を廃刊し、電子出版オンリーになるのだそうです。時代ですかね。続きを読む

日本の電子書籍好きは、紙の本も好きなんだって #電子書籍

これを訳すのを忘れてた(汗)。日本の電子書籍好きは、紙の本も好きだという傾向があるのだそうです。

emarketer.comが報じています(2015年7月15日付)。 続きを読む

大英図書館、5400冊をオンラインで閲覧可能に #図書館

大英図書館が、所蔵の5400冊をオンラインで閲覧可能にしたそうです。

adweek.comが報じています(2015年7月14日午後2時40分投稿)。続きを読む

欧州独禁法対策当局、アマゾンの電子書籍事業を捜査 #アマゾン #電子出版 #電子書籍

今日は嵐の予感がするぞ(悪寒)。欧州の独禁法の捜査当局が、アマゾンの電子書籍事業にメスを入れるとの事です。続きを読む

ISISの英国戦闘員、何と電子書籍で「ガイドブック」発行 #電子出版 #ISIS

久しぶりの電子出版ネタが、こういう話とは…。

ISISの英国人戦闘員が、何と自分達の組織の早わかりガイドを電子出版していたそうです。

西欧文明を嫌いながら、そのテクノロジーだけは利用する二枚舌。許せませんな。続きを読む

アメリカで、2014年前半は紙の書籍の売れ行きが電子書籍を上回る #電子書籍

アメリカでは、2014年前半は紙の書籍の売れ行きが電子書籍の売れ行きを上回っていたそうです。

mediabistro.comが報じています(2014年10月7日午後3時25分投稿)。続きを読む

象徴的な話。アメリカのコンピューター・ワールド誌が、来週号を以て紙媒体での印刷を止めるんだって

雨の神戸で、朝から考えさせられる話。アメリカのコンピューター・ワールド誌が、来週号を以て紙媒体での印刷を止めるのですって。

talkingbiznews.comが報じています(2014年6月20日付け)。続きを読む

欧州図書館・情報・ドキュメンテーション協会連合が、館内での電子書籍利用キャンペーン

欧州図書館・情報・ドキュメンテーション協会連合(European Bureau of Library, Information and Documentation Associations =EBLIDA)が、図書館側に電子書籍利用キャンペーンに乗り出しています。

mediabistro.comが報じています(2014年4月24日午後3時15分投稿)。続きを読む

#出版 インド・タミル語の電子出版状況について

電子出版系の話をもう1本。インドのタミル系(ウィキペディアの日本語版によると7700万人いるそうですね)のライターさんによる電子出版の状況を、thehindu.comが紹介しています(2014年3月28日午前10時27分投稿)。続きを読む

#電子書籍 アメリカの成人の54%が電子書籍を読んでいるそうです

アメリカの成人の54%が電子書籍を読んでいる事が分かったそうです。

goodereader.comが報じています(2014年4月20日付け)。続きを読む

中国の電子出版会社、紙の節約を謳った3Dソフトウェアを

中国の電子出版会社が、紙の節約を謳った3Dソフトウェアを出しました。

whatech.comが報じています(2014年4月20日午後10時25分投稿)。続きを読む

#新聞 メトロニュース・フランスがiOS対応

フランスのフリー・ペーパーであるメトロニュース・フランスがiOS対応するようになったのだそうです。

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なお、新聞業界(日本新聞協会加盟紙。業界紙などは除く)の現業者の申し込みは、固くお断りしております。続きを読む

#出版 アメリカの電子出版の成長率、2013年に入って停滞へ

久しぶりの電子出版ネタです。

一頃破竹の勢いだったアメリカの電子出版の成長率ですが、2013年に入ってからは停滞気味なのですって。

へーって感じですね。digitalbookworld.comが報じています(2013年10月30日付け)。全員に公開とします。続きを読む

メトロのベルギー版がアンドロイドアプリ #新聞

フリー・ペーパーのメトロのベルギー版が、アンドロイドアプリでも展開する事になったそうです。

ニュースペーパー・イノベーションが報じています(2013年5月18日午後3時1分投稿)。続きを読む

スティーブン・キング、初の「電子書籍優先」 #電子出版

このブログをやっていると、時々アクセス解析での検索キーワードから情報を掴む事があります。ここ数日、「スティーブン・キング 電子書籍」でアクセスなさる人が多かったので何故かなと思っておりましたが、ここから逆に検索すると、タイトルのような情報が。

thebookseller.comが報じています(2013年3月21日付け)。
 続きを読む

米コンサルタントによる今年の電子出版業界予想 #電子出版

ニューヨークで活躍する出版業界コンサルタントのマイク・シャツキン氏が、今年の電子出版業界の予測をしています。

digitalbookworld.comが報じています(2013年1月2日付け)。続きを読む

電子出版2013年大予言 #電子出版

英国のガーディアン紙が、今年の電子出版の大予言をしていますね。面白いので紹介しましょう(2012年12月30日付け)。続きを読む

マクミラン、全ての辞書事典をデジタル化。紙での印刷止める #出版

アメリカの著名出版社、マクミランが全ての辞書や事典を紙で印刷するのを止めて、電子書籍化する事が明らかになりました。

chicagotribune.comが報じています(2012年11月5日午前11時59分投稿)。続きを読む

タイの電子出版プラットフォーム企業であるオークビー、インドネシアのスクープ社と提携 #電子出版

タイの電子出版プラットフォーム企業であるオークビー(Ookbee)が、インドネシアのスクープ社(SCOOP)と提携を結んだ事が明らかになりました。

e27.sgが報じています(2012年10月17日付け)。
続きを読む

リクナビに、こんな募集が #電子出版

リクナビに、こんな募集が。

 

【淀屋橋スグ★大手関連】電子書籍の編集のお仕事♪服装自由♪

職種:編集・制作・校正|お仕事No:121002756D

経験必須
9時30分出社OK週5日勤務土日祝休み残業20時間以上第二新卒応援英語力不要PCスキル不要駅から徒歩5分以内オフィスが禁煙20代活躍中30代活躍中派遣スタッフ活躍中
仕事内容

【漫画編集者の経験がある方必見です!】【ニーズが高まる電子コミック業界でのお仕事♪】  <仕事内容>電 子コミックコンテンツの編集のお仕事です。執筆者との打ち合わせ、進捗管理、原稿回収までをお願いします。ストーリーのアドバイスなど、企画段階から携わ ります。 ※常時3~5名の執筆者を担当 ※月に1回程度打合せの為、全国出張の可能性有り

勤務地

中央区/最寄り駅:淀屋橋、肥後橋

■京阪本線 淀屋橋 徒歩5分 ■地下鉄四ツ橋線 肥後橋 徒歩3分

時給

1600円

※月収例  30万0000円(時給1600円×実働7時間50分×20日勤務+残業30時間の場合)  ※月収例は一例であり補償するものではありません

対象となる方

漫画編集者の経験がある方

勤務時間

月~金 9:30-18:00(実働7時間30分) ※残業月30~45時間程度

休日休暇

土日祝

勤務時期

即日~ ※弊社における「長期」とは、派遣先において3ヶ月以上継続する可能性のあるお仕事を指します/3カ月以上(長期)

勤務先について

☆アットホームで活気のある職場です♪ ☆派遣スタッフが多数活躍中♪ ☆髪型・服装自由♪

業種 >
IT・Web関連、流通・サービス関連
う~む。前回と違って、今回は社名が分からないなぁ(笑)。それにしても、漫画の編集って東京というイメージがあるんですけど(往年の貸本時代は別ですが)、電子出版が進んで地方展開するようになってるのでしょうか?

デジタル入稿だと、どこにいても漫画家さんから原稿受け取れるでしょうしね。これも時代なんでしょうか。

速報! グーグル、著作権紛争で全米出版協会と和解 #グーグル #電子出版

5時間前の情報ですが、多分日本のサイトでは未紹介だろうから速報扱いにしますね。

グーグルが進めて来たライブラリー・プロジェクトでの著作権紛争を巡り、全米出版協会と同社が和解した事が明らかになりました。

mediapost.comが報じています(2012年10月5日付け)。続きを読む

ゴルゴ13に会える? リクナビでこんな募集が #電子出版

フェースブック経由情報です。リクナビに、こんな求人があるのですね。

株式会社 リイド社

売れる仕掛けを考える電子書籍の営業職 (募集人数:1名) 正社員 新着・更新

掲載終了または更新予定:9/18(火)

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■業種:
放送・出版・映像・音響/広告・デザイン・イベント/その他マスコミ系
■事業内容:
「コミック乱」・「コミック乱ツインズ」等のコミック雑誌、「Men’s SPIDER」等のファッション誌、「ゴルゴ13」等のコミック単行 本・書籍・DVD等の発行 ★現在はコミック誌やファッション誌の他、ムックや文庫の発行も行っています。その形態も雑誌や書籍に限らず、オーディオブッ ク・DVDなど数多くの出版物を編集発行の他、電子書籍の配信を行っています★
■事業所:
■本社:東京都杉並区高円寺 ■営業所:大阪、名古屋
■設立:
1974年11月(創業1960年)
■代表者:
代表取締役 斎藤 發司
■従業員数:
47名
■資本金:
7500万円
■売上高:
50億円(2011年9月期)

マンガに対する編集者の思いと営業の狙いと
あなたの情熱を世の中に伝えるお仕事です。

当社は、「ゴルゴ13」や「鬼平犯科帳」など“さいとう・たかを”の劇画コミックスのほか、
一般コミックスや雑誌、書籍、ムックなどを出版するエンターテイナー・カンパニーとして、
長年実績を積み重ねてきた会社です。
電子書籍は2000年から取り組み始め、順調に売上を伸ばしております。
今後、更に売上を伸ばしていくために営業部員を募集することになりました。
電子書籍の営業に本気で取り組める方であれば、電子書籍業界での経験は問いません。
これまでにない斬新で面白いビジネススキームを、一緒に創っていきましょう!

募集要項

募集の背景:

どんな困難も元気に突破していけるパワフルな方を募集します。
出版の常識に囚われない自由な発想で物事を考え、
主体的かつ積極的に行動し、
希望ある未来を切り開いていける方のご応募をお待ちしています!

仕事の内容

電子書籍の営業と納品業務

【具体的には】
当社では電子書籍営業はもちろん、
電子配信用ファイルのチェックや納品作業、売上分析に至るまで、
すべての営業に関する全ての工程に係わっていただきます。

最初のうちは手間どったり、上手くいかない事の方が多いかもしれませんが、

新たな市場を開拓する意志を持った方を温かくバックアップし、
成功すれば熱烈に評価される社風ですので、
果敢に新しい事にチャレンジしてください!

対象となる方

大卒以上/社会人経験3年以上/電子書籍業界経験者歓迎/DTPスキルのある方歓迎

【具体的には】
・パソコンの基本操作が出来る方
・Photoshop、Illustrator、InDesignの操作が出来る方歓迎
・コミュニケーション能力が高く、誰とでも楽しく会話が出来る方。
・自分で考えて即実行できる行動力のある方。
・現状分析、問題提起、解決策、具体策への思考回路がスマートな方。

以下略。そうか、リイド社さんは電子出版で布石を着々と打ってる訳ですね。ニューヨーク・タイムズにも「G13型トラクター求む」の広告の横に掲載するのでしょうか?

※新聞メディア・ビジネスが今後どうなっていくか、海外の事例を交えながら講演したく思ってます。往復交通費プラス日当2万円から。ご興味のある方はこちらまで御連絡下さい。

※UNAーDON8月28日号を配信中です。

今回は…申し訳ありません。五輪から一転して悲惨な話です。不振を続けるアメリカの新聞界ですが、現場の記者さんの給与水準が驚愕するような額になっています。

誇大表現などではありません。ここまで下がったのかと思わせる額です。そりゃ、ストリップやる記者が出てくるわけですね。

そして、こうした事態はアメリカだけではありません。あの国でも、似たような話が…。

お申し込み先はこちらから。生活がかかってます。宜しくお願いします。月額525円です。


※被災地経済を、飲んで支援しましょう!





一ノ蔵 特別純米酒 辛口15度以上16度未満 1800ml

 

 

  

一方、スティーブン・キングは電子書籍嫌いな模様です #電子出版 #スティーブン・キング

先ほどのチャーチルが故人なら、こちらは現役の方の話。

ホラー作家で有名なスティーブン・キングは、どうやら電子書籍嫌いな模様です。来年に出す新作を紙の書籍でのみ売る積もりなんですって。

mediabistro.comが報じています(2012年5月30日午後3時42分投稿)。続きを読む

チャーチルの作品、ほぼ全てを電子書籍化へ #電子出版

以前に、第二次世界大戦中に英国の首相を務めたウィンストン・チャーチルのアーカイブを電子書籍化するという動きを紹介したのをご記憶でしょうか。

あれとは別の会社さんが、電子書籍化する模様です。しかも、ほぼ作業が終幕間近だそうで。

ウォールストリート・ジャーナルが報じています(2012年6月18日午前8時43分投稿)。続きを読む

速報! アメリカで電子書籍の売れ行きがハードカバーを上回る。史上初 #電子出版

アメリカで2時間半ほど前に流された速報です。

史上初めて、電子書籍の売れ行きがハードカバーを上回ったんですって。

Mashableが報じています(2012年6月17日付け)。続きを読む

【毎日新聞グループホールディングス/NewsRelease】新しいニュース媒体 「TAP-i by 毎日新聞+スポニチ」 5月25日創刊  #新聞 #課金

普段、こういうブログをやってるせいか、天下の毎日新聞様から以下のようなメールが。

【毎日新聞グループホールディングス/】新しいニュース媒体「TAP-i by毎日新聞+スポニチ」 5月25日創刊



DON 編集ご担当者様

2012年5月24日

株式会社毎日新聞グループホールディングス


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新しいニュース媒体 「TAP-i by 毎日新聞+スポニチ」

タブレットとスマートフォンに特化、 5月25日創刊

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株式会社毎日新聞社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:朝比奈豊)と、株式会社スポーツニッポン新聞社(本社:東京都江東区、代表取締役社長:森戸幸生)は25日、iPadやiPhone、Android OS搭載のタブレットとスマートフォン(以下「Android端末」)向けに、有料デジタル媒体「TAP-i(タップ・アイ) by 毎日新聞+スポニチ」を創刊します。


■新しいニュース媒体 TAP-i(タップ・アイ)


TAP-iは「ニュースを、さわろう。」をコンセプトに、「読む」だけの新聞から「さわって感覚的にニュースを得る」ことを目指します。日頃から新聞をお読みの方には、紙面にはない素材と表現方法を持ったTAP-iをあわせて手にしていただくことで、より広く深く、多角的にニュースをお楽しみいただけます。また、普段は新聞を読まず、日常的な情報のほとんどをスマートフォンやタブレットから入手している若い世代の人たちには、このTAP-iを新しい情報入手ツールとして受け入れてもらうことを目指しています。単なる「新聞の電子版」ではなく、直感的にニュースに親しめ、わくわくできるデジタル媒体です。


TAP-iは、毎日新聞社とスポーツニッポン新聞社の豊富な取材ネットワークを生かし、さまざまな分野のニュースや情報をお届けしていきます。新聞紙面では掲載しきれない多数の写真を収録し、動画ニュースもふんだんに取り入れたビジュアルな編集が売りです。高画質な写真で、スポーツの舞台裏など、記事だけでは伝えきれない現場の臨場感をお届けします。「タップ」(指で画面を軽く叩く)や「スワイプ」(指で画面を左右・上下になぞる)などタッチパネルの特性を最大限にいかした直感的な操作で読み進み、「さわるニュース」として提供します。新聞は「読む」ものから「さわる」へと進化します。


また、TAP-iはPCで閲覧するWebサイトではなく、ダウンロード型のコンテツとして月額900円で提供します。毎日新聞の購読者は月額500円でご利用になれる「TAP-iプラスコース」を用意します。なお、8月末までは、無料お試し期間としてご利用いただけます。


詳しくは、添付資料(プレスリリース)および「TAP-i総合サイト」をご覧ください。 

DON編集部様やって。ケツ痒いわ~。1人でやってるんですけど(苦笑)。記事を触るというコンセプトで、若い人を取り込もうとなさってるんでしょうね。

個人的には、スポニチとのシナジー効果を狙ってる所が面白いなぁと思いました。このブログでも過去に触れたかと思いますが、ともすれば海賊版行為が横行しがちな有料コンテンツビジネスで、唯一有望なのがスポーツのライブですからね。例えば、NFLやMLBは、デジタル事業収入では、あのニューヨークタイムズより上だったりしますから。

TAP-i(タップ・アイ)は、容易な操作で毎日のニュースや情報に「さわって」ご覧いただけます。美しい多数の写真を、臨場感のある高画質でお届けします。

毎日新聞社とスポーツニッポン新聞社が協力し、紙面には掲載しきれない多数のスポーツ写真やマイナー競技などもお届けいたします。また、動画やアニメーションキャラクターを駆使した音声読み上げニュースもあります。

一見、何の動きもない画面をさわっていただくと変化が起きるなど、最先端の端末の機能をフル活用したコンテンツを提供します。

紙面にはあまり掲載されない芸能ニュースや海外の話題も豊富に盛り込んでいます。気になるページは新聞のようにスクラップしておくこともできます。

TAP-iは、Webサイトではありません。ダウンロード型のコンテツです。iPhone、iPad、iPod touch、Android端末でご覧ください。

毎日新聞本紙と併せてご購読いただければ、月額500円と割安料金で提供致します。新聞の一覧性と、新聞では扱えないコンテンツ。双方の特徴を生かした情報収集が可能になります。

さらに、FacebookやTwitterなどソーシャルメディアとも親和性が高いメディアです。読んで、見て終わりではなく、あなたのお友達や知人と情報を共有していただき、使えるニュースを目指します。

当初からSNSを重視している当たり、朝日の有料サイトとは違いますね。「評判が評判を呼ぶ」という流れを理解しておられるのでしょう。 一度ダウンロードされたニュースは、過去のものも含めて何度でもご覧いただけます。ニュースを持ち歩き、ビジネスや情報収集など、さまざまなシーンでぜひご活用くださいとありますが、何とか諸外国のメディア並みに合わせようとした工夫を感じさせます(向こうだとナンボでも過去に遡れるようになってますからね)。

ちなみに名前の由来としてタッチパネルの特性を最大限に生かし、「タップ」(指で画面を軽く叩く)、「スワイプ」(指で画面を左右・上下になぞる)、といった操作をしていただくことで、「さわれるニュース」を提供しますとありますが、Tapというのは「盗聴する」という意味もあったりするんですけど…(苦笑)。

まぁでも、頑張って欲しいですね。一般紙(全国紙)がどこまでやれるかが、要注目。

※新聞メディア・ビジネスが今後どうなっていくか、海外の事例を交えながら講演したく思ってます。

また、様々な業界の方々向けに、SNSの有効な使い方をご提案する講演もやっていけたらなと考えております。ご興味のある方はこちらまで御連絡下さい。

※有料メルマガ「UNA-DON」では、海外の様々なメディア・ビジネスモデルを取りあげています。月額525円。最初の1ヶ月は無料。よろしくお願いします。申し込みは
こちらから! 生活がかかってます!!

※被災地経済を、飲んで支援しましょう!


一ノ蔵 特別純米酒 辛口15度以上16度未満 1800ml

 

 

純米吟醸   勝山 『献』

 


英フィナンシャル・タイムズ紙「今年中に電子版が紙媒体の部数を追い抜く」と予測 #新聞 #課金 #paywall

一般紙と違って、経済紙は課金しても確実に儲かる。この公式とも言うべき状態は今も続いていますが、英国のフィナンシャル・タイムズも例外ではありません。

何しろ、同紙自身が「今年中に有料電子版が紙媒体の部数を追い抜く」と予測しているのですから。業界のパイオニアが新たな到達点に向かおうとしているようですね。

thenextweb.comが報じています(2012年5月18日付け)。 続きを読む

ストリッパー記者、ニュースインタビューに踊りながら登場 #新聞 #テレビ #ストリップ

このブログの左下の画面のランキングをご覧になれば分かりますが、ストリップをやってたのがバレてクビになった女性記者の話が2つ入っています。

皆さん、お好きですね(笑)。いや、新聞業界の給与水準を憂える方々が多いのでしょう(爆笑)。

さて、大きなカテゴリーで言えば「新聞社辞めて、どうしてる?」な話になりましょうが、件の記者サン、その後は書きためたブログを電子出版化する方向で動いているそうです。

そして、地元テレビの報道番組のインタビューに応じているのですが、何とその席に派手な姿でポール・ダンスしながら登場したのだとか。

houston.culturemap.comが報じています(2012年5月18日午後2時7分投稿)。続きを読む

ブラジルの新聞のiPad版が大ウケ #新聞 #iPad

昨日、京都にて地方紙の方お2人と一緒にミニオフ会をやりました。業界の厳しい状況などを情報交換する中身の濃い一時となりました。UNA-DONの読者も1人増えたし。

ちなみに、会場(というほど大げさなモンでは無いですが)となったのは、京都のほんやら洞。かの秋田明大氏も出入りしていた店でWi-Fiサービスをやっているとは思いもよらなんだ。時代は変わりましたね。

さて、席上で出た話題の1つがiPadとメディア展開の親和性。地方紙の方の1人が、朝日新聞の電子版の良さをお話しなさってましたが、確かにそういう傾向はあるでしょうね。タイガー・スパイクの報告もあるし、日本でもそろそろと思ってしまう。

さて、海外ではどうかと申しますと、ブラジルでオ・グローボという新聞社の出しているiPad版が大変な人気を集めているのだそうです。雑誌感覚なのがウケているのだとか。朝日サン、負けてたらあかんえ~(笑)。

ニーマン・ラボが報じています(2012年5月9日午後2時18分投稿)。続きを読む

フィナンシャル・タイムズ、HTML5アプリのユーザー登録が200万人超す #新聞 #課金 #HTML5

アップルとコミッション料金を巡って決裂していた英国の経済紙、フィナンシャル・タイムズですが、その後のHTML5のアプリが順調なようで、ユーザー数が200万人を超したとの事です。

ガーディアンが報じています(2012年4月24日午前9時14分投稿)。続きを読む

アマゾン、電子書籍のラインナップに007を追加 #アマゾン #電子出版 #007

アマゾンが電子書籍のラインナップに007を追加する事が明らかになりました。

ウォールストリート・ジャーナルが報じています(2012年4月17日午後7時9分投稿)。続きを読む

YouTubeの共同創業者、電子雑誌配信向けアプリ「ジーン」を考案

YouTubeの共同創業者、チャド・ハーレー氏とスティーブ・チェン氏が、「ジーン」(Zeen)という電子雑誌配信アプリを考案した事が明らかになりました。

digitaltrends.comが報じています(2012年4月7日付け)。続きを読む

米で「ibPublish2」と呼ばれる新型の電子配信プラットフォームが登場

アメリカのサービス・プロバイダーで、電子コンテンツ配信関係の技術開発を行っているインターネット・ブロードキャスティング社が、新しいデジタル・コンテンツ管理プラットフォームを開発しました。

ibPublish2という名前だそうです。broadcastingcable.comが報じています(2012年4月2日午前10時31分投稿)。続きを読む

AOL、電子週刊誌創刊へ。ハフィントンという名前なんだそうで #iPad #AOL

AOLが電子週刊誌を創刊準備中である事が分かりました。名前は「ハフィントン」(Huffington)だそうです。

forbes.comが報じています(2012年3月19日午後4時51分投稿)。続きを読む

アドビ、デジタル・パブリッシング・スイートでiPad3の高解像度をサポート #iPad3

アドビがデジタル・パブリッシング・スイート(DPS)で今度出るiPadの高解像度向けに対応する事を明らかにしています。

macworld.comが報じています(2012年3月10日午前2時10分投稿)。続きを読む

アップルのエージェンシー価格モデルに独禁法違反の疑い。米司法省、同社や出版大手に警告 #Apple #電子書籍

アップルと出版大手5社が共謀して電子書籍の価格を値上げした疑いがあるとして、司法省が警告を発している事が明らかになりました。

ウォールストリート・ジャーナルが報じています(2012年3月8日午前11時投稿)。続きを読む

アマゾン、書籍取り次ぎ業者との合意に失敗し、5000冊をキンドル・ストアから撤去 #アマゾン

アマゾンが、電子書籍の取り次ぎ業者との合意に失敗し、キンドル・ストアから5000冊を撤去していた事が明らかになりました。と言っても少し古い話なんですが。他で誰かが紹介していたらご免なさい。

digitaltrends.comが報じています(2012年2月22日付け)。

続きを読む

強姦、近親相姦、獣姦モノは駄目~ペイパルが電子出版業者に要求 #電子出版 #Paypal

アップルがアダルト系コンテンツに厳しい事は知られていますが、決済大手のペイパルもこの流れに従った模様です。

強姦、近親相姦、獣姦モノの電子出版物を引き上げるよう、業者に要求している事が明らかになりました。digitaljournal.comが社説として報じています(2012年3月3日付け)。続きを読む

エコノミスト誌、ペンギンの電子出版部門と提携 #エコノミスト #電子出版

エコノミスト誌がペンギンの電子出版部門であるペンギン・ショーツと提携し、電子書籍を拡充していく事が明らかになりました。nma.co.ukが報じています(2012年2月29日付け)。続きを読む

コンデ・ナスト、電子書籍制作を統合へ #電子出版

ワイアードやGQなどで知られる出版社のコンデ・ナストがタブレットとスマートフォンの電子書籍制作を統合する事が明らかになりました。

paidcontent.orgが報じています(2012年2月22日午前7時48分投稿)。続きを読む
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