アメリカ大統領選挙
世界的な大スキャンダルとなったフェースブックのデータ漏洩事件ですが、引き金役となったケンブリッジ・アナリティカが閉鎖する事となりました。
2017年09月07日08:11
おはようございます。ほぼ徹夜状態で、寝ようかと思っていたら凄いネタが。
2016年のアメリカ大統領選挙で、当時のフェースブックの政治広告が10万ドル単位で利用されていたのですが、そのユーザーがロシアの偽アカウントだった事が、FB側の発表で明らかになりました。
ニューヨーク・タイムズが報じています(2017年9月6日付け)。
フェースブックによると、偽アカウントは数百あったそうです。当然、その数だけのページも存在していました。
上院の諜報委員会に所属するロバート・ミューラー議員らが調査にあたっているそうです。トランプ氏のキャンペーンと繋がりのある人物がロシアと共に働いていたとする可能性も含めた調査になっているとの事です。
FB側によると、ロシア側にはインターネット・リサーチ・エージェンシー(Internet Research Agency)という企業が黒幕として存在し、ニュースサイトやソーシャル・メディアへのコメントで「釣り」(“troll”)アカウントを使っていたそうです。
2016年のアメリカ大統領選挙で、当時のフェースブックの政治広告が10万ドル単位で利用されていたのですが、そのユーザーがロシアの偽アカウントだった事が、FB側の発表で明らかになりました。
ニューヨーク・タイムズが報じています(2017年9月6日付け)。
フェースブックによると、偽アカウントは数百あったそうです。当然、その数だけのページも存在していました。
上院の諜報委員会に所属するロバート・ミューラー議員らが調査にあたっているそうです。トランプ氏のキャンペーンと繋がりのある人物がロシアと共に働いていたとする可能性も含めた調査になっているとの事です。
FB側によると、ロシア側にはインターネット・リサーチ・エージェンシー(Internet Research Agency)という企業が黒幕として存在し、ニュースサイトやソーシャル・メディアへのコメントで「釣り」(“troll”)アカウントを使っていたそうです。
判明している広告は3000超。特定の候補に言及はせず、人種や同性愛者の権利、銃規制や移民といった意見の別れる問題に集中した内容だったと、フェースブックのセキュリティ担当役員のアレックス・スタモース(Alex Stamos)氏は語っています。規約違反となるので、既に470ものページやアカウントが停止もしくは利用不能にしたとの事です。
なお、社として捜査に協力中だそうです。
FBでは洗練されたやり方で対象を絞りこめるので、大統領選挙の期間中はフェイクニュースや世論をミスリードする情報が行き交っていました。
今回、そうした選挙での広告を調査した所、新たに政治目的と思しき広告に5万ドルが使われ、それを使っていた別のアカウント・ユーザーはロシアと関係があるのではないかと見ているそうです。
今年1月にFBIとCIA、NSAなどがまとめた報告書によれば、民主党を標的にしたハッキングと、それに伴うクリントン陣営にダメージを与える数千通のメールや文書の暴露の背後にあったのはロシア政府だったと結論づけています。
この時の報告書でも「釣り」( “trolls,”)について触れられていました。金を支払ったユーザーが、クリントン候補に反対する投稿をしていたそうです。しかし、広告についての報告は無かったそうです。
トランプ陣営のキャンペーンと、ロシアが結託していたとする可能性についての調査には、根底に1つの疑問が横たわっている。それは、ロシア側の工作員がアメリカの政治専門家からの指導を必要としていたかどうかだ。 フェースブックは、ロシアのアカウントにリンクされた広告の幾つかが特定の地域に狙いを絞っていたとしている。 これは、何者かが、このような対象に的を絞るのを助けていたかどうかという疑問を湧き上がらせる事になるかもしれない。トランプ大統領は、しばしばロシアのハッキングの報道をフェイクニュースと否定し、ロシアのプーチン大統領がトランプ氏の勝利を助けたことを示唆する報道に苛立っていた。 現時点までトランプ陣営の関係者とロシアとの間で多くの会合や連絡を明らかにした報道が出ているものの、ハッキングやその他のロシアの活動に共謀を示す証拠はなかった。
と記事は畳み掛け、終わっています。
今回のFBの発表は、そうした共謀を明るみに出させる第一歩となるのでしょうか? 当面、トランプ大統領は火消しに大わらわだろうな。北朝鮮情勢で踏ん張って欲しい時期なのに。
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