ハリス・ポール
2016年05月31日10:16
アメリカのミレニアルズの90%が「テクノロジーは自分たちに好機を与えてくれる」と信じているそうです。続きを読む
こんな記事があったのを忘れてました。
「広告主はネットにますます頼り、ますます新聞にソッポ」(Poll: Advertisers Relying More On Internet, Less On Newspaper)といった感じでしょうか?
リンクドイン・リサーチ・ネットワークとハリス・ポール社が昨年7月が1015の広告代理店、企業、政策立案者などを調べた世論調査です。
それによると広告主の92%がメディアキャンペーンでインターネット広告を組み込む一方、印刷媒体を使うのは88%だそうです。新たな世論調査では46%の広告主がラジやテレビを使っていると答えましたが、モバイル広告などのデジタル広告は39%でした。
ネット広告を使っていると答えた社の74%は、1年以上前から使っているとしています。また、デジタル広告主(アメリカではネット広告とモバイル広告を別々に分類してるらしい)も1年以上前から使っていると答えました。ラジオの広告主で同じ答えをしたのは48%。
逆に「最近になって使うようになった」との答えは43%でした。テレビと答えた社の48%が「着実」と答えましたが、38%は見直すと答えてます。印刷広告はというと、49%の大きな落ち込みを見せています。今後も使うと答えた社は41%でした(Print ads saw the largest drop: 49 percent of ad decisionmakers reported that they're using less print advertising, and 41 percent are keeping their print ad use steady.)。
また、インターネット広告のみという社は14%。54%が他のメディアの広告も出していると答えてます。
一方、消費者はというと、ネット広告の多くを見ようとはしません。80%の人がページに突き出している広告に不満を持っているそうです。同じように76%がポップアップ広告を嫌がってます。また、3分の2が広告を開けるのにマウスオーバー(画面上の文字や画像の上にマウスカーソルを移動させる事)に不満を持っています。5人に3人が、自動的に展開する動画広告や、勝手に鳴り出す音声広告に強い不満を持っています。
ハリス社は「1年前に比べ印刷広告を使う広告主が半分になっている。雑誌や新聞が落ち込んでいるのも驚くには当たらない。また、生き残っている社が一時帰休を模索したり、印刷を手控えている事についても同様だ。広告主がインターネットを指向している傾向が明らかになったが、広告主は微妙な一線を歩まざるを得ない。消費者の少なくとも5人に3人が、主要インターネット広告の特徴に6つも大きな不満を持っている事が分った。いずれ反動があるかもしれない。上手くやっていくには、ネット広告はアクセスする消費者にもっと魅力あるようなやり方を取る必要がある」("Given that half of all advertisers are using print media less as compared to a year ago, it is not surprising that so many magazines and newspapers are folding. Nor is it surprising that some of the survivors are publishing less frequently or instituting employee furloughs. Although the trend among advertisers is clearly towards the Internet, advertisers have to walk a fine line. At least three in five consumers are very frustrated with six of the main Internet advertising characteristics, and there is the potential to see a backlash forming. To be successful, those that advertise on the Internet will need to come up with more engaging ways to connect with consumers. ")と話しました。
アメリカの広告主の本音が透けて見える記事です。それから半年を経て、こうした数字は今、どんな変化を遂げているでしょうか?
「広告主はネットにますます頼り、ますます新聞にソッポ」(Poll: Advertisers Relying More On Internet, Less On Newspaper)といった感じでしょうか?
リンクドイン・リサーチ・ネットワークとハリス・ポール社が昨年7月が1015の広告代理店、企業、政策立案者などを調べた世論調査です。
それによると広告主の92%がメディアキャンペーンでインターネット広告を組み込む一方、印刷媒体を使うのは88%だそうです。新たな世論調査では46%の広告主がラジやテレビを使っていると答えましたが、モバイル広告などのデジタル広告は39%でした。
ネット広告を使っていると答えた社の74%は、1年以上前から使っているとしています。また、デジタル広告主(アメリカではネット広告とモバイル広告を別々に分類してるらしい)も1年以上前から使っていると答えました。ラジオの広告主で同じ答えをしたのは48%。
逆に「最近になって使うようになった」との答えは43%でした。テレビと答えた社の48%が「着実」と答えましたが、38%は見直すと答えてます。印刷広告はというと、49%の大きな落ち込みを見せています。今後も使うと答えた社は41%でした(Print ads saw the largest drop: 49 percent of ad decisionmakers reported that they're using less print advertising, and 41 percent are keeping their print ad use steady.)。
また、インターネット広告のみという社は14%。54%が他のメディアの広告も出していると答えてます。
一方、消費者はというと、ネット広告の多くを見ようとはしません。80%の人がページに突き出している広告に不満を持っているそうです。同じように76%がポップアップ広告を嫌がってます。また、3分の2が広告を開けるのにマウスオーバー(画面上の文字や画像の上にマウスカーソルを移動させる事)に不満を持っています。5人に3人が、自動的に展開する動画広告や、勝手に鳴り出す音声広告に強い不満を持っています。
ハリス社は「1年前に比べ印刷広告を使う広告主が半分になっている。雑誌や新聞が落ち込んでいるのも驚くには当たらない。また、生き残っている社が一時帰休を模索したり、印刷を手控えている事についても同様だ。広告主がインターネットを指向している傾向が明らかになったが、広告主は微妙な一線を歩まざるを得ない。消費者の少なくとも5人に3人が、主要インターネット広告の特徴に6つも大きな不満を持っている事が分った。いずれ反動があるかもしれない。上手くやっていくには、ネット広告はアクセスする消費者にもっと魅力あるようなやり方を取る必要がある」("Given that half of all advertisers are using print media less as compared to a year ago, it is not surprising that so many magazines and newspapers are folding. Nor is it surprising that some of the survivors are publishing less frequently or instituting employee furloughs. Although the trend among advertisers is clearly towards the Internet, advertisers have to walk a fine line. At least three in five consumers are very frustrated with six of the main Internet advertising characteristics, and there is the potential to see a backlash forming. To be successful, those that advertise on the Internet will need to come up with more engaging ways to connect with consumers. ")と話しました。
アメリカの広告主の本音が透けて見える記事です。それから半年を経て、こうした数字は今、どんな変化を遂げているでしょうか?
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