同人サークル「ぐる~ぷ・げし」のサイト「言わせれ」の日記部分を独立させたブログ。
元は「今日の言わせれ」というタイトルだったが、ブログサービス移転に伴い現在のものに改名。
内容は同人サークルに関するお知らせのほか、
マンガ、アニメ、ゲーム、ラノベなどの感想やそれらにまつわるあれこれ、
コミケや同人誌に関する話題などをメインに取り上げていきます。
たまにそれらとは全く関係の無い話題もありますが、ご容赦のほどを。

「たいへんよくできません26」感想

誌名:たいへんよくできません26

発行元:浜ノ湯
発行日:2018年12月31日

入手日・場所:混みクマーケット95三日目

 

 小学校教諭の体験談的マンガの26冊目。

ここ数回はADHDのお話が続いており、それも第6弾に。

 

(以下「続きを読む」内で)

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冬コミ新刊の訂正…まで行かない記事

冬コミ新刊に「間違いではないけど紛らわしい表記」があったので、念のため補足しておきます。


 33ページの「仮面ライダーコスプレ集合騒動」の項目を引用します。

 

「コミックマーケット94」で仮面ライダーシリーズのコスプレをした人たちが集合した際、「お互いの仮面を交換」「中指を立てるポーズ」などしていた。その姿がテレビで放映されたり、ネットにアップされた。それを見た株式会社石森プロの一員である早瀬マサト氏が、「発言内容はあくまで個人的な意見であり、決して石森プロを代表する見解ではありません」としながらも、「仮面の交換は失礼」「キャラクターを愛していないのでは」という主旨の苦言を呈した。そのコスプレ集合の中に、プロのイラストレーターとして特撮関係(仮面ライダー関連含む)の仕事もしている金子大輝氏がおり、主にこの両氏のTwitter上でのやり取りがネット上で注目を集め、様々な意見、感想が飛び交うこととなった。基本的に金子氏が全面的に非を認め平身低頭の体であった。

 

 

  この表記ですと、金子氏が仮面を交換したり中指を立てていたかのようにも読めてしまいますが、私が確認できたのは「集合の中に参加されていたこと」のみで、仮面の交換や中指の件を直接行っていたことは確認しておりません。特に金子氏は中指を立てていないとの別の方の証言もあり(裏がとれてないけど)、あくまで「集まっていたライダーコスを代表して、早瀬氏と会話をしていたのが金子氏」ということだけが確定事項とお考え下さい。


 紛らわしい表記をしてしまいまことに申し訳ございませんでした。

「同人グッズ進化論Vol.1、Vol.2」感想

誌名:同人グッズ進化論Vol.1

発行元:CatNip通信

発行日:2017年12月31日初版

    2018年12月31日第二版

入手日・場所:コミックマーケット95三日目

 

誌名:同人グッズ進化論Vol.

発行元:CatNip通信

発行日:2018年12月31日

入手日・場所:コミックマーケット95三日目

 

 同人誌即売会で頒布される同人誌以外の品、いわゆる同人グッズの歴史について考察した本。

コミケカタログに掲載された印刷会社やグッズ制作会社の広告から、その登場の順番や広がりなどを読み解いていく手法をとっています。

 Vol.1は1980年代から90年代、Vol.2は2000年から2017年まで取り上げています。

 

単純に「どんなグッズがいつ作られるようになったか?」だけではなく、そのグッズ製作を請け負う印刷会社、製作会社などの変化にまで踏み込んだ考察がなされており、非常に興味深く読むことができました。
 同人グッズの進化発展にも、80年代後半の「キャプテン翼」ブームが密接に関係しているのが明らかになったり、ほんと面白い。

年代ごとにグッズの種類が増えてゆき、製作する会社も増え、さらにグッズの種類ごとに専門特化型の会社が登場していく様が良く分かり、これもまた「同人の歴史の一部」であると再認識。
 いやあよくここに着目したなあと。

同人の歴史に興味のある人はぜひ入手しておくことをお勧めします。
 メロンブックスへの委託やBOOTHでの販売もあるそうなので。

もしコミケで意識不明の人に遭遇したら

黒碧天、逝去のお知らせ【黒碧天☆御絵描廟☆】様

 

コミックマーケット95二日目、昨年12月30日にコミケ会場内で心筋梗塞を発症されたサークル参加者の方が、真に残念ながら1月1日にお亡くなりに。

慎んで哀悼の意を表します。

リンク先はそのお亡くなりになったサークルのブログページで、弟さんによるご報告と関係者への謝辞が述べられています。ネットにはびこるデマ・流言に騙されないためにもご一読の程を。(一部無責任な流言、的外れな批判を流す者が散見されるので)

 

リンク先でも救命活動へ関わった皆さんへの謝辞がありますが、全く無関係の私からも。

12月30日に倒れ元日にお亡くなりになってしまいましたが、倒れた現場で救急隊が到着するまでの間、心臓マッサージが続けられていなければ、元日まで命が続くこともなかったでしょう。残念な結果になってしまったとは言え、救命活動をされた皆様の努力は決して無意味ではなかったと思います。そのご尽力に敬意を表します。

 

これもリンク先で触れられていますが、創作活動をする皆さんには、くれぐれも無理をなさらず、お体には気を付けていただきたいなと。

コミケ(〆切)前の修羅場は特に無理をしがちですが、その後に十分な休養を取らずにコミケに参加するのは、非常に危険だと思うのです。

実のところ「コミケでは必ず新刊を!」という風潮も、個人的にはやめた方が良いと考えています。そのせいで体を壊したり死んだりしたら元もこもないので。……生活がかかっている専業同人さんには難しいでしょうけれど。

ともあれ、自営業、フリーランスの人で同人活動をしてる場合は、各自治体でやっている健康診断には毎年参加していただきたいなと。基本的に無料のはずですし、各種がん検診をオプションで付けても1000円未満で受けられるはずですから。

 

さてここからが本題。

もしコミケ会場内で倒れている、それも意識がない、あっても呼びかけに返事が出来ないレベルの人に遭遇してしまったら、どうすれば良いのかというお話を。
 今回のような事例がこの先も起きないとも限りませんし、コミケの参加者が高齢化している昨今、増えていく恐れもありますので。
 

※なお、ここで書くのはあくまでコミックマーケットの場合の話であって、通常の場合とは異なる点がある事にご注意ください。

(以下「続きを読む」内で)

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「同人誌の母田中(赤桐)圭子さんINTERVIEW」感想

誌名:同人誌の母田中(赤桐)圭子さんINTERVIEW

発行元:みるく☆きゃらめる

発行日:2018年12月31日

入手日・場所:コミックマーケット95三日目

 

同人誌即売会「Comic City」を運営する赤ブーブー通信社こと、株式会社ケイ・コーポレーションの社長田中圭子(旧姓:赤桐)さんへのインタビュー本。

 田中さんの生い立ちから、どのようにして同人誌の世界に関わるようになり、そして同人誌即売会運営会社設立へと至ったのか?また94、95年の騒動の裏には何があったのか?非常に興味深いお話が目白押しの内容でした。

 同人誌の歴史研究というのはまだ始まったばかりですが、コミックマーケット以外の即売会の歴史は、あまり語られる機会も話題になる事も少ない状態。

 そんな中で、企業系即売会のパイオニアたる人物の話を直接聞いて記録するというのは、非常に意義のあることと思います。これほど資料的・史料的価値の高い同人誌は珍しい。

 94年の幕張メッセのシティ直前中止と、95年のサークル逮捕事件で、私も赤ブーブーに不信感を募らせた者の一人だったのですが、このインタビューで田中さんが「同人作家(主に女性の)の事を大事に考えていた」ことが分かり、幕張シティ中止の件もそれが決断の主な理由だったと聞いて、さらに態度を軟化すべきだと思いました。

 いやまあ、あの事件の数年後の時点で、なんだかんだで即売会を定期開催し続けている点を見て、評価を上方修正していたんですけどね。

 ただコミケの幕張メッセ追放事件についてあまり良く理解されていなかった様子も伺えて、「いやそれはダメでしょう、やっぱ」とも思いましたけども。

 

インタビュアー側にコミケ準備会共同代表の一人の筆谷芳行さん、同人誌・漫画研究家の三崎尚人さん、同人の歴史研究などで活動されている国里コクリさんらも参加されていて、結構大勢で話を聞きに行っていたのが意外でしたが、要はそれだけ貴重な機会だったのだろうなと。また彼らが時折情報の補足的な発言もされています。

 

田中さんの生い立ちや同人誌との関りを知る上で、70年代80年代の社会状況は非常に重要な要素になるのですが、その辺の解説も著者の吉本たいまつさんによりきちんとなされているので、非常に理解しやすい構成になっています。

最後の方で、同人誌及びおたく文化の歴史を知る上では、左翼の文化運動と合わせて考える必要があるという旨の提言がなされますが、これはかなり重要な視点で、無視してはいけない意見だと思います。

(いや、別に左翼思想を全肯定しろという話ではなく、「関連があった」のは事実という意味で)

 

 ともあれ、予想外の話がぽんぽん飛び出すので、60ページの文章本なのに、あっという間に読み終わってしまいました。同人の歴史に興味のある人には絶対にお勧めの一冊です。

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takosu28


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