もう1週間程前になりますが、

一応ラスボスを倒したので感想なぞを。

攻略サイトは一切見ないでプレイしているので、

これで本当に終わりかは確認できないのですが。

 

いや楽しかった!

ついつい時間を忘れてストーリーを追っかけてしまったり、

はぐれメタルやメタルキングが出るマップでレベル上げに励んでしまったり、

プレイ中は完全に中学生に戻っていました。

「ドラクエはこうでなきゃ」

と思う部分がギュっと詰まった作品だったのですよ。

 

以下盛大にネタバレを含むのでたたみます。

構わない方だけ「続きを読む」クリックで。

 

(以下「続きを読む」内で)

 

邪神ニズゼルファを倒し二つ目のエンディングを見て、

その後「時渡の迷宮」とその後のボスも倒し、ヨッチ族関連もクリア。

かなりのんびりじっくりキャラを育てていたので、

ニズゼルファ打倒時はレベル全員90前後、

ヨッチ族関連クリア時には全員99でした。

そのせいでラストバトルがあっさり終わり過ぎ(笑)

 

システム的にはIVやVI、VII、VIIIと同じ、

仲間キャラクターが固定で物語重視型。

成長システムは通常のレベルアップによる能力値底上げに加え、

スキルポイントを好きなスキルに割り振っていく形式。

過去作だとVIIIとXに近いかな。

キャラによって装備できる武器防具が決まっていて、

どのキャラに何を装備させるかで悩むのも楽しい。

マルティナは爪と槍で悩んだけど、槍に。

爪はXで散々やっていたので。

その武器の種類やスキルはXの物が大幅に取り入れられていて、

Xのプレイヤーでもある自分には分かりやすかったですね。

そうでない人には新鮮だったかも。

実はドラクエ過去作に「大剣(両手で持つケン」ってX以外にはなかったですし。

爪もただ装備するだけではなく、

「タイガークロウ」などの連撃が加わって攻撃時の爽快感が増しましたが、

これもXからのもの。

ちなみにマルティナの槍スキルは、

Xの槍と棍(こん)のスキルが合わさっていました。

さすがに棍までは採用しなかったようで。

(ちなみに槍と棍は現実の武術でも技法が一部重複します)

まあプレイヤーキャラ主人公入れて8人しかいませんしね。

XだけでなくVIIIにはあった弓もなかった)

 

さてシステムの話はここまでして、物語の感想を。

 

ベロニカ死亡時には「やめろおおおお!」となりました。

ベロニカが気に入っていたというのもありますが、

RPGでプレイヤーが操るキャラがシナリオの都合で死ぬ展開、

大っっっっ嫌いなんですよ、私は。

「人が思い入れを持って一生懸命育てたキャラを奪うなよ」と。

ウルノーガを倒してエンディングを見たあと、

物語が続いてベロニカを復活させられると分かった時は、

「それでこそドラクエ!!」と心の中で喝さいを叫びましたよ。

IIIのスーファミ版でオルテガを蘇らせられた時と、

IVのPS版でロザリーとピサロを救えた時と同じ反応ですが(笑)

 

魔王ウルノーガを倒したあと、

「時間をさかのぼって途中からやりなおす」展開は、

「ああ、少し前に流行ったループものを取り入れたのね。

ファンタジー版シュタインズゲートね」

と冷めた目で見ている自分と、

「でもベロニカを取り戻せるなら大歓迎」

と受け入れる自分が同居していました。

一度しかやり直さないし、

ループものとしては中途半端な印象でしたが、

まああくまで「物語の一部に時間をさかのぼる描写があった」

と考えれば、特に不満を言うこともないかなと。

 

二つ目のエンディングのラストがIIIのオープニングに繋がる演出は、

「ああ、やはりIIIの世界の昔の話だったのか」と思いつつも、ちょっと感動。

IIIの時点で「我が国に古くから伝わる勇者の称号、ロトの名を授けよう」

って感じの台詞があり、IIIより前に勇者がいたのはわかっていたので、

予想はついていましたが、それでもはっきり示されるとちょっと嬉しかったり。

 

「時渡の迷宮」もオールクリアしましたが、

こちらも旧作のファンとしては楽しめましたね。

懐かしい街や迷宮にちょっとだけ行くことができたのもうれしかったし、

初代の時代に行くと画面が前期のファミコン風になり、

IVの時代では、

同じファミコンでもちょっと画質が上がっているというこだわりには、

思わず笑みが。

まあ迷宮のラスボスの正体には脱力しましたが(笑)

オマケ要素のラスボスを、

本編のラスボスより邪悪な存在にできなかったんでしょうね。

 

ともあれ、

久しぶりに「勇者が主人公のドラクエ」を堪能できました。

IXとXの主人公は勇者ではないし、

VIIIの主人公は勇者っぽい能力だけど勇者とは呼ばれない存在なので、

「勇者の物語の主人公」を操れたのはかなり久しぶりだったのですよ。

それも「血筋によって最初から勇者と決定づけられている」のは、

IV以来だったりします。

Vは主人公の息子が勇者だし、VIとVIIは転職で全員勇者になれる。

IXとXは勇者への転職はできない)

個人的に「勇者が主人公のドラクエをプレイしたい」

と思っていたので、それが叶っただけでも大満足だったりします。

PS4版も欲しくなってしまった……