今日は
「コミケには一般もサークルも細かいお金を持っていった方が良い」
というお話。
古参には当たり前の話ですが、
昨今また話題になっていたので改めて書いておこうかなと。

(以下「続きを読む」内で)
○一般参加編
まずは一般参加というか「買いに回る人」向けのお話。
◆小銭を用意した方がいい理由
コミケなど同人誌即売会では、
「なるべくお釣りが出ないように細かいお金を持っていく、
五千円札、一万円札は極力使わないのがマナー」
などと良く言われていますが、これ単なるマナーというよりも、
「出来るだけお釣りが出ない買い物の仕方をした方が、効率よく買いに回れる」
という理由もあったりします。

大きいお金を渡してお釣りをもらう時は、
「まずは○千円お返しと、残り○百円です。ご確認ください」
などとアクションが増えるため受け渡しに余計な時間がかかります。
これがお釣りのないように渡すと、
最初ちょっと自分で小銭を数えるのに時間が取られる事はあっても、
サークルが確認して「はいちょうどいただきます」で終り。
大手サークルだと値段票が回ってきたり、
壁のポスターで値段を事前に確認できることがあるので、
自分の番が来る前に新刊の代金を準備しておく事も可能です。
また財布を使わず、
ウエストポーチなどに小銭を硬貨の種類ごとに分けて入れ、
より効率よく小銭の出し入れが出来るようにしている人も見かけます。
そして当たり前ですが、サークル側のつり銭切れの時でも、
つり銭が用意できるまで待たされることも無くなるわけです。
自分も早く買えれば他のサークルに回る時間がとれるし、
サークルはお釣りの心配がないのでWIN・WINの関係が築けてるわけですね。

◆どれくらい用意すればいいか?
では小銭や千円札をどれくらい用意すればよいか?
これは人によって買い物の量が違うので、これという正解はありません。
でも今の同人誌は値段が500円・1000円の物が多いので、
100円玉はそれほど大量に用意する必要はないかなと。
千円札、五百円玉を中心に、数十枚づつ用意する方向で。
参考までに私の場合の話をします。
7万円を買い物に当てると決めたなら、
千円札を40枚、五百円玉を40枚、百円玉を100枚。
大体こんな感じの割合。
これ結構重くなるので、一つの財布に入れておくことはしません。
1日目分、2日目分、3日目分と分けて置くか、
いくつかの財布・入れ物に分散させて持ち歩きます。
前述の「100円玉はそんなにいらない発言」に反し、
百円玉が100枚と一番多いのは、
私は200~300円の本を出しているサークルを中心に回るから。
むしろ例外的存在なのです。

◆あまり神経質になる必要はない、でも……
さて、サークルの側も、つり銭を用意してないなんて事は普通はなく、
たまたまタイミングが悪くつり銭切れになる、
持ってくるつり銭の数を少なく見積もりすぎたなどの事がない限り、
それなりのおつりは出せるようにしている所が多いです。
ですから、あまり神経質に考える必要はありません。
「出来る範囲で細かいお金を用意しておいたほうが捗る」
位の認識でいいのではないかなと。
ただし、開場直後に両替代わりに高額紙幣で支払うのは、
対応できないサークルも多いですし、
出来る所でもやめて欲しいと思うような行為なので、
やめておいたほうが良いでしょう。
午後だと小銭や千円札がたまりすぎて、
万札や五千円札を歓迎する例も中にはありますが、
大丈夫そうだと思っても、
出す前に「万札で大丈夫ですか?」と聞いてみるのが無難かと。

○サークル参加者編
次にサークル向けのお話。
と言っても、
大手サークルさんは私なんぞが言わずとも大丈夫でしょうから、
これから初参加するか参加暦の浅い人向けのお話で。

◆おつりの準備は必須
当たり前ですが、
おつり用の千円札と小銭は可能な限り多めに持っていく。
同人誌即売会で高額紙幣はNGという暗黙の了解があるとはいえ、
それはおつりを用意しなくていいという話ではありません。
かといって、盗難・紛失のリスクもありますし、
事前に用意できる金額にも限度がありますから、
そこは考えて「これだけあれば大丈夫だろう」という額を見極める必要があります。

◆おつりの額の決め方
サークルによって頒布物の金額も数も違うので、大雑把に共通する所だけ解説します。

基本的に、自分のサークルの頒布物に、いくらの本が何種類あって、
何部ずつ搬入するかを大体の目安にして決めると良いでしょう。
例えば、500円の本を100部搬入するのなら、
半分くらいの人が千円札で支払うと仮定して、500円玉を50枚位と、
万札で払う人がいた時のために一応千円札を10~20枚くらい。
200円や300円など、100円単位の値段の物がある場合、
100円玉を50~100枚くらい用意しておけば、
まずおつりで困ることはないでしょう。
そんなに用意できない場合でも、20~30枚は用意しておいたほうが無難かと。
要は、どの値段の物を何部搬入するか?
それがどれくらい売れるか、
その内何割がおつりの必要な支払いをするかを勝手に仮定して、
それに見合った額を用意すると……。
うん、ぼんやりした話で申し訳ない。
でも搬入数が100部くらいなら、
そんな何万円もおつりを用意する必要はない事は判ってもらえたかなと。
なお、これらはあくまで一例であって、
余裕があればもっともって行った方が良いのは言うまでもありません。

○一般・サークル共通
◆両替・小銭の準備の仕方
さて、ではどうやって千円札や小銭を準備すればよいか。
……そんな物一般常識の範囲だろと思うのですが、
どうもたまにお痛して世間様に迷惑かけちゃう人がいるようなので、念のため。

まず、両替機があるからといって、
ゲームセンターやパチンコ店などで両替するのはNGです。
その店で遊ばないのに両替するのは、一種の営業妨害になります。
ワンプレイだけすればいいと言う物でもありません。
「そこで遊ぶのが目的」以外の両替は、やるべきではないのです。
お店の側で用意している両替機のお金は、銀行などで手数料を払って両替した物で、
経費のかかっているものです。
その店に利益を還元しない立場の人間が利用するのは、
法に触れないにしても迷惑行為になります。
これは避けるのが良識ある人間と言うものでしょう。

ではどうすればよいかというと、いくつか方法があります。
ますはオーソドックスに、銀行や信用金庫を利用する。
窓口でも出来ますが、この手の施設では両替機を設置している場合もあります。
手数料がかかる場合とかからない場合がありますが、
それは各自自分が利用する場所で確認してください。
両替後の枚数が一度に50枚を超えなければ手数料がかからない場合が多いので、
数回にわけて両替に行くという方法もあるかと。
参考:みずほ銀行 その他手数料一覧
    三菱UFJ銀行 その他手数料

最後に手数料はかからないけど時間のかかる方法を。
日頃の買い物の時にもらったおつりを、少しずつキープしていく方法。
これ、昔マンガレポートで紹介している人がいて、私も一時実践していました。
(今では地元銀行の両替機を利用しています。)
例えば一日終って財布に残っていた500円玉だけキープするとか、
金額はまちまちでも良くて、とにかく「ちょっとずつ貯めておく」のが重要。
だから途中で使ってしまう誘惑に打ち勝つ必要はあります(笑)

他にもっと上手いやり方があるかもしれませんが、とりあえずはこんな所で。
ちょっとでもお役に立てたならいいのですが。

※この記事のサークル向け補足記事はこちら