九井諒子「ダンジョン飯6」【HARTA COMIX】

モンスターを食いながらダンジョンアタックをするお話の6巻目。
ネタバレなしで感想を書くのが無理なのでたたみます。
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(以下「続きを読む」内で)

5巻ラストでかつての仲間シュローと再会したライオス一行。
ライオスたちと分かれた後、
故郷の東方から来ていた家来たちと、
独自にファリン殺した炎竜を探していたシュローと、
ファリンの情報を共有したことでひと悶着。
マルシルがファリンの蘇生に、
「黒魔術」と呼ばれ忌避されている古代魔術を用いたことで、
シュローの怒りを買うことに。
さらにシュローたちと行動を共にしていたいカブルーたちにも知られてしまい、
色々ややこしい状況に。


炎竜と魂の一部が融合してしまったファリンは、
炎竜の主だった狂乱の魔術師の支配され、
キメラのような姿になってライオスたちを襲撃。
多数の死傷者が出る事態に。
魔法で蘇生できる世界なので悲壮感は軽減されますが、
何気にシリアスな展開も増えてきています。
「ウィザードリィ」のようなファンタジーRPG風の世界で、
「モンスターを食う」が主題のコメディと思って読み始めた本作ですが、
炎竜退治以降は何気にハードな剣と魔法のファンタジーになってきた印象。
コメディ要素は当初と変わらずありますし、
ちゃんと笑いながらも読めるんですけどね。
分かりづらい例えになりますが、
「隣り合わせの灰と青春」にコメディ要素を大量に入れたような感じ」
とでも言いますか。


割と最近はっきり自覚したのですが、
私はファンタジーが好きというよりは、
「剣と魔法のファンタジーRPGのような世界で、
ゲームのプレイヤーキャラのような登場人物が活躍するお話」
が好きなようで。
この作品はまさにそれなんですよね。
そんなこんなで、作品の肝である「モンスター食」を除いても、
私にとっては楽しめそうな作品になっています。