コミックマーケット102に参加された皆様、お疲れさまでした。
開催に尽力してくださった準備会、
周囲で支えてくれている関連企業・団体の皆様ありがとうございました。

自分は主に家庭の事情で、参加したいのに出来ない状態が続いていますが、
コミケが続いてくれていれば「いつか復帰してやる」と心の支えにできます。
なので情報提供・拡散などには協力していくつもりです。

さて今回の夏コミは、
1日目2日目ともに13万人、合計26万人の参加者数だったそうで。
C100やC101よりは増えていますが、
コロナ禍前は1日20万人の日があったので、
やはりまだまだ少ないといえるでしょう。
ただし、冷静に考えれば、
「1日13万人も来るイベントってトンデモねえ」となるはずなんですよ、
世間一般の常識では。
イベント参加人数としては十分にすごい数なんです。

以下「続きを読む」内で。
また私は幕張メッセ時代からの参加者ですが、
「1日13万人もいなかった時代」を通ってきてるんですね。
コミックマーケット年表で確認したところ、
参加者が1日平均10万人を初めて超えたのが1990年夏コミ、
幕張メッセ二回目のC38で、二日合計23万人。
(ちなみに私の初一般参加がこの時)
その次のC39が二日合計25万人。
で、初めて二日合計で26万を超えるのは、なんと1996年夏、
ビッグサイト1回目のC50の時で、いきなり35万人に。
この時まで、
1日平均13万人以上来るコミケは、誰も経験したことがなかったことになります。

で、その次のC51は二日で22万で、1日当たり11万人に。
C52は三日間で40万人。
C53は二日で30万人。
C54は三日で38万人。
C55は二日で30万……という具合に、1日平均13万人を超える回が増えていきます。
二日開催の最高値は、C67の37万人で、今回より11万人多い計算に。
会場の広さや一般参加のチケット、時間別入場の導入など、
条件が大きく違うので単純な比較はできませんが、
非常に大雑把に言えば、1日当たりの参加者数の水準は、
30年前から25年くらい前の状態になっていると。
これを「25年分大きく後退した」と言ってしまえばそうなのですが、
その25年以上前の時点で「コミケの人出トンデモねえ」
と私や周囲の人間は認識していたのです。
で、多少の増減を繰り返しつつ、
さらにそこから人数を増やし続けて行き、
コロナ禍前の1日20万人とか四日で75万人とかまで行った訳で、
そう考えると「そこまで悲観的にならないといけない人数ではないよな、一日13万人」
と思うのですよ。
最低限「大規模イベントの体裁を成す人数」は来ているので、
ここから盛り返していくこともそう無理な話ではないのでは?と。
これで同人界隈に「コミケに人が戻ってきてる」という認識が広まってゆけば
そこから正のスパイラルが発生し、また徐々に増えていく可能性もあるでしょう。
「人が人を呼ぶ」のは、コミケがかつて通ってきた道ですから。
「一から発展し続けたのと、一度衰退して盛り返すのは状況が違う」
という考えもありますが、
その衰退の原因は、コミケが何かやらかしたからという訳ではなく、
コロナ禍という外的要因ですし。
完璧に元通りとはいかずとも、「にぎやかなイベント」として継続していく目は、
まだまだ十分にあるだろう……と。

いやまあ、楽観論だという自覚はありますし、
社会状況やらなにやら事情が大きく違ってる部分も多いので、
簡単に言い切れるものではないというのも重々承知していますが、
悲観論が幅を利かせるとより一層状況が悪くなりかねないので、
あえて楽観的な見方を提示してみた次第。
いやほら、コミケ継続を望む者が「カラ元気でも元気」の精神で続けていくにしても、
その「カラ元気の素」が必要かな~なんて……。