鳥山明先生のご訃報に触れ、自分でも驚くほどの衝撃をうけています。
謹んで哀悼の意を表します。

小学校1年生の頃「Dr.スランプ」のアニメが始まり、
それが面白くて原作コミックスを買ったのが、
私と鳥山明作品との出会いでした。
今の感覚だとベタなギャグとなるでしょうが、
当時の私のツボにがっちりとはまり、夢中で読んでいました。
また、他のギャグ漫画より綺麗で可愛らしい独特の絵柄は、
子供を魅了する力を持っていたのです。
コマ運びやメカデザインのセンスが秀逸だとかわかるのは、
もっと成長してからでしたが。

また私の大好きなゲーム「ドラゴンクエスト」のモンスターデザインも手掛けられ、
まだ日本ではマイナーだったコンピューターRPGの普及に、大きく貢献されました。
あの基本的にユーモラスで愛らしい、
しかし時に恐ろしく時に格好いいデザインがなければ、
ドラクエはゲームにあまり興味のなかった層にまでは、
普及しなかったでしょう。
私もプレイしている「ドラゴンクエストX」はサービス継続中で、
ログインすれば先生がデザインしたモンスターたちにいつでも会うことができますし。
「ドラゴンクエストXII」も開発中とのこと。
まだ先生のデザインに触れる機会はありそうですが、
それでも「お元気ならばもっと多くの作品を残されたはず」
という残念な思いをぬぐうことができません。

鳥山先生、
数々の笑いを、ワクワクを、ドキドキを、ありがとうございました。
どうか安らかにお眠りください。
◆以下余談
このブログ、数年前から更新頻度が極端に落ちていて、
新年のあいさつと、
おたく文化関係者の訃報に関する話題ばかりになっています。
去年あたりから「これはちょっとどうだろう?」と思い、
あまり縁のない関係者の訃報では、記事にしない方針にしていたのです。
しかし、今回はさすがに取り上げない訳にはいきませんでした。

本文で1年生の頃「Dr.スランプ」のコミックスを買ったとありますが、
この時はいきなり7巻を買ってしまいました。
8歳上の兄は「途中の巻をいきなり買う」ことを「子供買い」と名付け、
1巻から買うように諫めています。
余談ですがその数年後、「うる星やつら」の15巻をいきなり買ってしまい、
「だからそういう買い方埋めろ」とたしなめられた思い出が。

「ドラゴンクエスト」的には、音楽のすぎやまこういち先生に続き、
モンスター・キャラクターデザインの鳥山先生を失ったことになり、
三本柱のうち二本を失った形に。
残る原作・シナリオの堀井雄二先生には、お元気で長生きしていただきたい。
いやまあ、ドラクエの各種デザイン、
鳥山先生以外の人達も結構前から参加されていますけども。
それでもやはり「要(かなめ)」を失った感は大きいかと。