コミケが消防署の指導を受けている件について、
最近またX(旧Twitter)に話題が上がっていたので、ちょっとその件について。
消防署と言いますか消防法には、消防署の指導に従わなかったイベントを、
中止させる権限が明記されています。
実際にコミケ当日に中止にすると、
とんでもない騒動になるので実行されるかは不明ですが、
警察にもない権限が消防にはある。
故に、コミケは消防署の言うことに逆らえない……
という話が広まっているわけです。
と言いますか、かく言う私も過去にそのことをこのブログで話題にしています。
さて、上の記事ではチラっとしか書かなかったのですが、
この話を「消防署の言うことに従わないとコミケが開催できないから従う」
という解釈だけされてしまうと、ちょっとまずいなと。
コミケが消防署の指導に素直に従うのは、
「従わないと、万が一の際に参加者の命に関わるから」
そこは履き違えてはダメだと思う。
もし従わないと、イベントの危険度が跳ね上がる。
災害や火災発生時の避難経路が塞がれてしまったり、
火災が発生しやすい状況が放置されてしまうの、
どう考えてもマズイでしょ?
なので、消化設備の周辺でスタッフさんが、
「赤線の内側で座らないでください」と人払いしているのは、
「消防署に言われて仕方なく」ではなく、
「参加者の安全を守るため」と解釈してあげてほしいなと。
あと、そういう指示を出すスタッフの皆さんにも、
もし「仕方なくだと思ってた」人がいたら、
ちょっとこの話を覚えておいてほしいなと。
いや、いないとは信じていますけど。
(でもたまに、露悪的な発言する人はいるのよな)