2014.10.11本日の表現:knave / knavish
TIMEで特集中の、「9つのEmailのルール」(グーグル前トップのEric Schmidt氏とJonathan Rosenberg氏の著書How Google Worksより)。今日は六つ目のルールです。
6. When you use the bcc (blind copy) feature, ask yourself why.(bccを使うときは、なぜなのか自分に問え。)
The answer is almost always that you are trying to hide something, which is counterproductive and potentially knavish in a transparent culture.(その答えはほとんどの場合、あなたは何かを隠そうとしてる。それはガラス張りの文化においては、非生産的であり、不埒な行動となる可能性もある。)
knavishとはあまり聞き慣れない言葉ですが「不埒な」や「不正な」を表す古い言葉です。kは発音しません。名詞のknaveは「不誠実な(dishonest)人」「悪漢」「ごろつき」などを表します。英国の小説家で『Robinson Crusoe』の著者Daniel Defoeに有名な言葉ありますので、最後に引用しましょう。
Necessity makes an honest man a knave.(必要は、正直な人間をも悪漢にする。)
Necessity is the mother of invention.(必要は発明の母)という言葉もあるくらいですから、必要は善も悪も生み出す、ということになります。
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