(Bay Area。USGSより)
(地震で建物に被害が出ているNapa。MSN Newsより)
2014.8.24本日の表現:Bay Area / triage
今日は、Bay Areaを取り上げてみます。地名には魔力があるというか、知るとそこへ意識が向き、そこから新たに広がる世界への窓口として機能します。私は、学生時代にBay Areaという地名を知りました。しかし、日本人にはBay Areaを知らない人がたくさんいます。カリフォルニアやサンフランシスコ、そしてロサンゼルスがどこか、州なのか市なのかさえよく知らない人がいるのですから、Bay Areaを知らない人がいても当然です。私自身、縁のない土地は、上記のカリフォルニアとサンフランシスコのレベルの違いさえ、わかりません。日本に興味のない人が、関東地方と東京の違いがわからないのと同じです。私はBay Areaに多くの友人が住んでいるため、知っているのです。
さて、前置きが過ぎました。今日は、このBay Areaで大きな地震が起きたため、取り上げています。まずは、そもそもBay Areaとはどこか?アメリカ西海岸のカリファルニア州北部地域で、中心都市にサンフランシスコ・オークランド・サンノゼなどがあります。これらの都市が、湾を取り囲んで一帯を成しているため、Bay Areaと呼ばれています。Bayとはサンフランシスコ湾(San Francisco Bay)のことです。このエリアで、8月24日真夜中の3時過ぎに、マグニチュード6.0の地震が起こりました。ワインで有名なナパ渓谷(Napa Valley)の近くAmerican Canyonが震源地とのことです。つまり湾の北部です。地震が起きてからまだ半日と経っておらず、現在も状況は刻々と変わっています。被害の最小化を祈りつつ、MSN Newsで報じられたNapaの病院の現況を伝えて、この稿を閉じたいと思います。
The hospital has set up a triage tent and many people are still coming in.(病院はトリアージテントを立てて対応し、いまだ多くの人が病院に押し寄せている)
triageは元々フランス語で、緊急度に応じた治療優先措置のことです。