2014.10.5本日の表現:remonstrate
どんな運動にも、賛成する人もいれば、反対する人もいます。BBCから。
There are several reports of government supporters going down to the protests to remonstrate with people there.(民主化運動者に対して、異議を唱える政府支援者に関する報告もある。)
demonstrateと似て非なるremonstrate。「異議を唱える」「不満を表明する」を意味します。フォーマルな表現であり(OALD辞書)、protestよりも強意的です(ジーニアス英和大辞典)。demonstrateはde(完全に)+monstrate(示す)、remonstrateはre(強く)+monstrate(示す)から成り立ち、monstrateからもわかりますが、実はmonster(怪物)と同じ語源です。demonstrateとremonstrateとmonster、これら3語はともに「神聖な兆し、または警告」を表すラテン語monstrumから来ている、いわば兄弟語なのです。
はたして、香港の民主化運動と反対勢力の動きは、神聖な兆しなのか、何らかの警告なのか・・・・・・前者であることを願いたいと思います。
カテゴリ: 香港
本日の表現:nonviolence
2014.10.4本日の表現:nonviolence
暴力より強いもの。それがこれです。CNNから。
Pro-democracy protesters raise their arms in a sign of nonviolence as they protect a barricade from rival protest groups in the Mong Kok district of Hong Kong.(民主化運動の抗議者は、香港の旺角で、対抗団体からバリケードを守りながら、腕を上げて非暴力を示す。)
これが、現代も生きる非暴力です。催涙ガスにも、脅しにも屈しません。香港人の意志力に敬意を表します。
本日の表現:in silent protest
2014.10.3本日の表現:in silent protest
香港デモ活動の中で、頭角を現してきている人物がいます。CNNから。
Founder of the student pro-democracy group Scholarism, Joshua Wong, center, stands in silent protest with supporters at the flag-raising ceremony at Golden Bauhinia Square in Hong Kong.(学生による民主化運動団体Scholarism(学民思潮)の創始者であるジョシュア・ウォン氏(中央)は、香港のバウヒニア広場で、国慶節の国旗掲揚式典へ向けて、支援者とともに無言の抗議をする。)
弱冠17歳の若きリーダーです。これから報道で見る機会も増えていくことでしょう。
本日の表現:yellow ribbon
2014.10.2本日の表現:yellow ribbon
香港に関する最近の報道の中で、黄色いリボンは見たことがありませんか?実は、雨傘と同じように、香港デモの象徴となっています。CNNから。
Yellow ribbons, a symbol of the protests in Hong Kong, are tied to a fence as police and security officers stand guard at the government headquarters.(警察と警備員が政府本部を見張る中、香港の抗議の象徴である黄色いリボンがフェンスに結ばれている)
Facebookでも、自身のトップページを黄色いリボンにする人が、急増しています。それが香港の人であれば、デモの応援者だと思ってほぼ差し支えないでしょう。
本日の表現:freedom of assembly / free speech
2014.10.1本日の表現:freedom of assembly / free speech
民主化を求める香港の闘いは、まだ始まったばかり。今でも続いています。BBCから。
Hong Kong has its own legal system, and rights including freedom of assembly and free speech are protected.(香港は独自の法体制を有し、集会の自由と言論の自由を含む権利が保障されている。)
香港を本当によく知るためには、アヘン戦争(the Opium War)や一国二制度(One Country, Two Systems)などへの理解は欠かせません。ただし、一国二制度に対する香港市民の信頼が揺らいでいるのが、現状です。