2006年10月

2006年10月31日

クピドの悪戯・虹玉 第3話目

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随分間があいた気がしますが、3話目はいかがだったでしょうか?
…と、関西では先週の野球の特番の影響で2話目が延期(?)になり関東より2話分の遅れになってしまったとか。
古くからの友人達は関西圏在住が多いので、お薦めしている立場上少し残念です。
ちゃんと放送はしてくれるのかな?
古い話では関西のみ延期につぐ延期で結局、1話分欠番というアニメ番組があったのを思い出します。

まだ2話目を観ていない方もいるというのに3話目の話をするのは気が引けるのですが、キューピッドとエンジェルの違いの解説からむっちゃんの少年性についてのお話の移行はキレイでしたね。
漫画原作ではキューピッド(クピド)の絵やらは何度も出てきますが、一切言葉にしては触れていないのでなんだか新鮮でした。
あのキューピッドのストラップは本当に売ってるものなのかな?原作のキューピッドストラップはちょっと可愛くない(妙に大きいし!)ので実際恋人とペアでつけるならドラマのそれのほうが良いです(笑)

むっちゃんと桐生のベッドシーン。
むっちゃん本当にイイ肉体してるなぁ…なんてことにも感心しつつ、面白かったのが
原作と全く同じ台詞を使いながら、シーン自体のニュアンスを変えていた事に感心しました。
原作よりもむっちゃんはずっと「イイ事言ったったー」とか「決まったな、オレ」みたいな感じで桐生を拒んだのに、再びの桐生の「汚れちゃってよ」攻勢に音楽が一気に転調しギャグのように落とされる展開は笑いました。
こんなときのむっちゃん@高橋さんの「は?」「え?」の2度聞きは本当にかわいいなあ。

かわいいといえばむっちゃんの友人のクロ君@鈴木裕樹さん。
お会いしたことはないのですが、友人の女性作家さんが「かわいくて萌えー」と言っておりました。
前里浩二@高杉瑞穂さん、桐生の不倫相手の永沢@山下徹大さんと、ドラマ版クピドは男前率が異様に高くありません?
原作よりも汁率も低いですし、女性にも安心して観ていただけますね。

2006年10月26日

むっちゃんについて

fc68e0df.JPG放送開始から時間をおきすぎた感もありますが、むっちゃんについて。

筆者自身、筆者の妄想の産物たる女性キャラクター達に、肉体を与えてくださった美しい女優の皆さんの方についつい目が行きがちですし、男性視聴者の興味もかな〜りそこにあるかと思います。
テレビドラマでは主人公にすえられた桐生麻美視点がかなり加えられ、原作では見られなかったドラマも描かれています。
それでも「虹玉」を発症するのはやはりむっちゃん。
かわそうにもかわせない描写はキチンと描かれます(笑)。

原作を読まれた方は御存知のように、このお話はむっちゃんの成長物語です。
最終的に大人の男へと成長するために、最初は本当に未熟な…ありていに言えばかなりおバカな青年として描かれています。
その象徴としてサルのように自分でアレばっかりしている描写なんですが、これはね、実は漫画とはいえ結構描くのはキツイ
そもそも他人に見せたり話たりするのは恥ずかしい行為でしょ?
男同士でも他人がどうやってるかなんてのも知らないし、知りたくもないし(笑)。
「少なくともむっちゃんはこういうやり方をするの!」とか決めて描いても、読者に「きっと作者のやり方はこうなんだぜー(プッ)」とか思われるかもしれないと想像するともうね、羞恥に筆も進まなくなるわけですよ(泣)
しかし、まあ、それでもたくさん描いたわけですが。
そこまでは描きすぎだろー、と怒られもしたわけですが(笑)。

他にもむっちゃんは、フェリーでの失敗談やら、初恋の思い出やら、卒業アルバムやら、色々考えて描いたせいか…知らなかった秘密をいっぱい話してくれた友人のような愛着がわいたキャラクターになりました。

筆者はクピドのドラマ化にあたりましては、なんら注文やら意見を言うつもりはありませんでしたが、しかし、心の中では1つだけ…むっちゃんについてだけは実は希望がありました。
あの、ナニのシーンで「オシリを見せてくれる事」を期待していたんです。
最も格好悪い姿をさらす事でこそ、むっちゃんの誠実さを表すことが出来るという思い入れがあったからです。
TV的に可能なのかどうか知りませんが、少なくとも見せる心構えを持った方にむっちゃんを演じていただきたかった。

そんなむっちゃんを演じてくれているのは高橋良輔さん。
ほんの数ヶ月前まで変身特撮ヒーローの主人公を演じていらっしゃった方なんですね。
(…ごめんなさい。仮面ライダーは観たのにセイザーXは観ていませんでした…。)

初めて撮影現場でお会いした日、髪の毛の色をわざわざ変えて、作業着の衣装を着た姿はむっちゃんそのものでした。
しかしなにより「昨夜から今朝にかけてあのシーンの撮影でした。自分としては…ケッコー自信アリなんですけど…」
はにかみながらも楽しそうに(右手は小さくあの芝居をまじえながら)話してくれた屈託ない笑顔のまぶしかったこと!
初対面なのに他人に全く壁を感じさせない雰囲気が本当に気持ち良い青年なんですよ。
頭ではなく体感として「むっちゃんって本当に存在したらこんなコなのかも…」と新鮮な驚きでした。
その健全な雰囲気はドラマからも十分伝わってきますね。

第1話をご覧になった方ならご存知でしょうが、手前を横切るペットボトルが何の意味もなさずにオシリを見せる、見事なGシーンでございました。
男性のオシリをTVドラマで見て衝撃を受けたのは、中井貴一氏、パトリック・スチュワート氏以来であります。
あ、筆者がオシリ見せろって言ったわけじゃないですからね。念のため(笑)。

高橋良輔さんのむっちゃんから毎回目が離せずにいます。





2006年10月22日

クピドの悪戯・虹玉 第2話目

b9f441af.JPG先日放送の2話目はもうご覧になりましたか?

原作者としては原作と変わってるところ、変わっていないところを見たりするのが意外と楽しみだったりするのですが、今回の変わっていないところ。
というより「変えないように努めてくださったところ」なのですが、むっちゃんがクロくんに借りた車。
原作と同じ車種です。
実は原作では一応、色々な配慮からヘッドライト等描きかえをしていまして実在しない車種なのですが、ドラマではズバリな車ですね。
デートの時に素晴らしい威力を発揮してくれそうな素敵な車です。
撮影のためにあの車種をわざわざ調達してくれたんでしょうか?

もう一つ驚いたのは麻美の作ったケーキ。
原作のまんま!正直、そこまで…とビックリしました(笑)
とにかくこのドラマ、細かいことまで原作のイメージに気を使ってくれてます。
麻美の部屋のレイアウトから、むっちゃんの部屋のエアガン・ミニカーまで…(ちなみにむっちゃんは車関係以外は特に趣味らしい趣味もなく、エアガンは一時期仲間内でプチサバイバルゲームがブームになったときにいくつか買ったという設定です)

一方変わったところは…友人のクロ君が原作より美形度数百倍UPしてる!!(笑)
むっちゃん結構なチョップをデコにかましてましたね〜。

冗談はさておき「パエリア」のくだりは良かったですね。
原作では麻美の視点では語られない箇所なので全くのドラマオリジナルですが、高橋@むっちゃんと北川@麻美のかけあいが素敵で、それぞれの思いがこみあげるお芝居にはぐっときちゃいました。

本当はむっちゃん@高橋良輔さんについて書こうと思っていたのですが、これは後ほど。



2006年10月20日

撮影現場を見学しました・3

f6c1a4bf.JPG仮面ライダーの話に燃えすぎました(笑)

見学の日、玲子ちゃん@秋山莉奈さんにお会いすることができました。
細くてお目目の大きなお嬢さん。事務員の地味な制服の衣装を身に着けていてもくっきりと目立つ綺麗な顔立ちは、「そりゃむっちゃん惚れるよなー」と妙な説得力が。

この日の撮影は1話目のラストシーン。麻美、怜子、むっちゃんともに緊迫感のあるシリアスなシーンで、平常時の怜子がどんな表情を見せるのかわからなかったのですが、完成した1話を観てちょっと驚きました。
怜子ちゃん、むっちゃんの目を見ずにお話するんですよ。たまに見上げても目が合うとさっとうつむいてそらしちゃう。
原作漫画の怜子はそういうキャラだから全く違和感ないんですけど…秋山さん本人はハキハキと人の目をみてお話してくれる、元気な方なんですよ!
ご本人も男性と会話するのが全く苦にならない性格だとおっしゃってましたが、お芝居であのオドオドした表情が出来るなんてスゴイ。
スゴイといえば、むっちゃんの妄想の中の色っぽい怜子。作中ではむっちゃんの妄想だからして実物の怜子ではない…しかし演じているのは実在の秋山さんという現実。
つくづく役者って仕事は…と感心せずにはいられません。

第1話の怜子でお気に入りのシーン。団扇でスカートの中をパタパタ…むっちゃんと目が合って「ギョッ」とするあの「ギョッ」の表情です。
原作漫画でもあの表情は力の入ったところで、瞳にハイライト(白い光)を入れなかったり、髪の毛を一部筆で描いたりして、読者に目をとめてもらおうと考えました。
秋山さんの「ギョッ」は見事にそれを表現していただけたと感激しましたが、「漫画ではあのシーンの怜子は口を開けてるんですけど、何パターンか試して閉めていくことにしました。」と秋山さん。
帰って自分の漫画を確認してみると確かに開けてる。
俳優さんとスタッフの皆さんの努力にさらに感激いたしました。

ドラマ「クピドの悪戯・虹玉」第2話は今晩深夜0時12分放送です。



撮影現場を見学しました・2

「クピドの悪戯・虹玉」といえば、もう一人のヒロイン・大倉怜子を忘れるわけにはまいりません。
ドラマで怜子ちゃんを演じてくださるのは秋山莉奈さん。

最初に「怜子役は秋山莉奈さんに決まるかも」と聞いた時に「!!」と驚きました。
「!!」ってなんじゃそりゃ…なんですがまさに複雑な驚きでして。
秋山莉奈さんの名前を知ったのは実に今から5年くらい前でしょうか。当時連載していた連載漫画は推理のからむ作品でして、トリック等々他の脚本家の方に作っていただいていました。
井上敏樹さん。アニメ・特撮・舞台から漫画原作までなんでもこなす超絶脚本家で、彼は当時「仮面ライダーアギト」なる特撮番組の脚本も手がけていらっしゃいました。
仮面ライダーといえば流石に歳相応に「ストロンガー」で卒業していましたが…いや、いい歳して「ブラック」は観ていたな…でも「RX]は1話しか観ていないけど…まあ卒業していた仮面ライダーをお付き合いで観始めたんですよ。

しかしこれが面白かった。当時も相当な視聴率を出して話題にもなりましたよね。
家族ではまりまくって、1回見逃した時なんて気になって気になって、深夜に車とばして井上さんのご自宅にビデオ借りに行きましたもん(笑)

そんな「仮面ライダーアギト」でヒロインだったのが秋山莉奈さん。
昭和ライダーのヒロインは筆者にとっては「お姉さん」だったけど、平成ライダーのヒロインは「お嬢ちゃん」。
あの時の可憐な少女に、自分で漫画に描いたこととはいえ―あんな事やこんな事させていいわけ?
でも秋山さんの怜子かぁ…考えた事もなかったけど見てみたいかも…
などと様々な思いのめぐる「!!」なわけでしたが、コミックス第1巻表紙の怜子と同じポーズで撮られた写真を見せていただいた時、本当に感激しました。(週刊ヤングサンデー2006年45号掲載)



2006年10月18日

撮影現場を見学しました・1

d1c78bed.JPG第1話の放送はもう観ました?関西では今週木曜深夜からのようですね。お見逃し無く。

漫画家などをしていますとごくごく稀に、芸能人の方、アイドルや俳優の方を近くで拝めるチャンスに恵まれることがあります。
実は驚くほどにそういった方々の名前やお顔を知らなかったりするのですが、いつも「違う生物のようだ」って思ってしまいます。
だってすごく細くて、顔が小さくて、お目目大きくて、こんな綺麗な人達普段どこに生息しているの?って。
人生の中で、同じ学校ですれ違った記憶も、電車の中で見かけた記憶もないしー。
兵庫県の高校に通っていたのですが、「隣の大阪の高校生にすごい美人がいるらしい!今度芸能界デビューするらしい!」と教室の椅子に座る制服姿の美女のスナップ写真が出回ってきた事がありました。
今では誰でもご存知の結構な女優さんですが。
その時も「同級生にこんな美少女がいて殺し合いはおきないのか?一度もお話できないにせよ一生の自慢だよなあ」などと悲しき男子校生だった筆者は思ったものです(笑)。

主演の北川弘美さん(桐生麻美役)もそんな美しい女優さんでした。
撮影開始数日目に現場見学をさせてもらったのですが、ご挨拶したときの第一印象は「すごく細いー、顔が小さくて、お目目大きくて、こんな綺麗な人普段どこに生そく(以下略)」。

その時の撮影はシリアスなシーン(第1話ラスト)だったので笑顔がほとんどないお芝居をされていました。
原作漫画の桐生麻美は元気モノの明るい子ですから、そのシーンだけではドラマの中でどんな桐生麻美になっているのか全貌はわかりませんでした。

しかしやっぱり女優さんはすごいなあ。
完成した1話を観るとあんなにカッコいい美人さんが、お茶目なOLさんになってるんだもん。
「むっちゃん、かわいっ!」って・・・普通の世界の道端で、普通のOLさんにあんなポーズされながらあんな風にからかわれたら「殴ってやろうか!」って思いそうなもんですが、北川桐生にならおちょくられたい!俺…萌え死ぬかも!(変態)って。

とにかくコロコロ変わる表情はお見事でした。
個人的にお気に入りの表情はむっちゃんのあのシーンを見てしまって「!」と目を見開くところから、転がる紫玉を目で追いながら「なに?」といぶかしむ表情。
綺麗な顔が素を見せた(ように思わせる芝居の)瞬間が大好きです。


2006年10月13日

今夜深夜0時12分よりスタート

6f8ca1a3.JPGいよいよ今晩「クピドの悪戯〜虹玉〜」放送開始です。(関西は来週からのようです)

放送前ですし、番組自体の余計なことはあまり書けません。
振り返って、ドラマ化が決定した時の事などをちょっと書いてみようかなと思います。

ドラマ化のお話が来たのは今年の春頃でした。
企画書を見せていただいて、二つ返事でOKをだしました。
正式に決定したのはそれからすぐで、G・W前だったと思います。

二つ返事でOKとは言いましたが、原作者としましては正直に申し上げてあまり前向きな気持ちではなかったと思います。
後ろ向きでもありませんでしたが、本当のところあまりピンとこなかったんです。
すでに「クピドの悪戯〜虹玉〜」は2ヶ月前に描き終えた作品でしたし、次の連載準備で気持ちがそっちに向いていた…というのもあるでしょう。
(あ、現在週刊ヤングサンデーにて「さくらんぼシンドローム・クピドの悪戯2」連載中です/宣伝w)
でもなにより原作を知っている方ならたいていが思うように、「このままのTV映像化なんて無理だ〜」って考えるでしょう?
全く表現方法の違う2者ですから同じでなければならないとは思いませんし、むしろ「虹玉」というネタを使ってTV向きのお話を作るんだろうな、くらいに思っていたし、それはそれでいいじゃないか、としか考えていなかったんです。

もっと正直に言うなら、漫画を描いているときには「漫画だからこそ描けるものを!他メディアになめられないようなものを!」と意地になっていたところもありまして。
…実は漫画とはいえ少し怒られるような表現もあったのですが(その節はご迷惑おかけしました)…

まあそんなわけでドラマ化につきましてはあまり期待をしていなかったのが本音なんです。
企画書に「男性のあの液をCGで表現!?」みたいに書かれていたのにはなんだかグッとひかれましたが(笑)

その思いが変化したのは脚本の草稿をいただいてからでしょうか。
脚本家は遠藤彩見さん。
…すみません。お名前を存じ上げなかったのですが、この方の構成が大変よく出来ていました。
原作漫画のキャラクター、展開、台詞回しをすごく尊重していただいている上に、ドラマならではの構成は自分が普段何気なく見飛ばしている他メディアのノウハウがつまっていて勉強になりました。

漫画でキャラクターの感情を読者に説明したい時、口に出して喋るのはおかしいからモノローグ(心の中の声)で喋らせるとして、特にクピドはそれを猛烈に多用するのですがTVドラマでは一切それができない。
ならばどう表現するかなどがすごく工夫されてるんです。

しかし台本を読んでもわからないのはやはりエッチなシーン。いや、なにをどうするのかは読めばわかるんですよ。でも「マジでコンナコト出来ルンデスカ?」と(笑)

よく人から「あのシーンはドラマにもあるの?」「あれはいくらなんでもTVじゃ無理だよね?」とか聞かれるんです。
詳しくはいえませんが「あ、アレはやっちゃうんだ・・・・。さすがに漫画でも書き直したアレは無理だったかー」みたいな感じです(笑)

一足早く第一話を観させていただきました。
原作者の感想は「本当に真面目に!真剣に!クピドの悪戯〜虹玉〜を作っていただいたんだー!」という驚きです。

ドラマ製作スタッフの皆様すみません。皆さんの前だと月並みな言葉しかでてこないのですが本気で喜んでいます。

出演者の皆さんについてはまた次に。


初めまして

週刊ヤングサンデー(小学館)に掲載された漫画「クピドの悪戯〜虹玉〜」の作者
北崎拓と申します。

普段はあまり作品以外の発信をしたくない面倒くさがりなのですが、この度ドラマ化してもらえる
事になりまして、影ながら応援できたらなーなどと思いたち、やったこともないブログなぞ突如
始めてみることにしました。

最初にお断りしておきますが、ここに書かれることは北崎個人の一視聴者としての感想文です。
ドラマ制作者側のオフィシャルな発言では一切ないのでお間違いなく。

また、面倒くさがりの筆者のことですからいつまで続けられるかわかりません。
ゆえにドラマの終了までの期間限定で思いついたことをたらたら書いていこうかな、と考えています。

ドラマ24 「クピドの悪戯 虹玉」 テレビ東京
2006年10月13日スタート 毎週金曜 深夜0:12〜0:53


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