2009年08月

イラン人売人の携帯に高相容疑者の携帯番号

 警視庁が今年、覚せい剤を密売していたとして逮捕したイラン人の男から押収した携帯電話の通話履歴に、酒井法子容疑者の夫、高相容疑者の携帯電話の番号が残っていたらしい。

もう完全に常習者ですネ

返事がもらえるメールの特徴

 「いやあ、気になる何人かにメールを送ったんですけどねえ、返事が返ってきた試しがないんですよ…」

そう肩を落とす方は多いと思います。あるサイトでネット婚活を始めた私の友達もそのひとり。。。
例えば婚活サイト「エキサイト恋愛結婚」の会員2万8952人のうち、男性8540人に対し、女性2万412人と一見“男性の売り手市場”なんですが、現実は人気の女性にメールが殺到して返事すらもらえない男性だらけの模様です。

でもこの状況って何かに似てません? そう、エントリーメールを送りまくったのに色よい返事がまったくもらえなかった転職活動に、です。ならば転職のプロに、うまいエントリーメールの書き方を教えてもらえば、婚活にも生かせやしないか? というわけでリクルートに努める学生時代の後輩に聞いてみました。

 求人に対しての応募、つまりエントリーメールを出す際に重要なポイントは2つあそうです。ひとつはまず『読んでもらうこと』。そのうえで『返信をもらう、興味を持ってもらうこと』。

まず、『読んでもらう』為には、結局どれだけ時間をかけて一所懸命良い書類を揃えても、企業に読んでもらえないことには意味がない。ほとんどの企業では採用スケジュールが設定されていて、『いつ』までに『何人』採用する、という計画のもとで動いています。そのスケジュールに乗り遅れて応募が締め切られてしまったら、いくら後からいい人が応募してきても、採用はしてもらえないんです。そして、これは婚活女性の心持ちにも通じるところがあると思うんですが、転職では企業側は募集を開始した時点が、採用に対するモチベーションがもっとも高いので、最初の方に届いたエントリーほど真剣に読むんですよ。だから読まれるためには求人が出てすぐ、あるいは我々が求人を案内してからすぐにエントリーすることが肝心。

求人が出てすぐ=女性がプロフィールを出してすぐ、と考えれば同じ。どんな内容であれ絶対に読まれるのは1通目のメールで、それが数通目、十数通目、数十通目となるにつれ、徐々に読まれなくなっていくと。

応募が遅れると、企業側もすでに何人かのレジュメを見て目が肥えているので、それだけ書類選考に通過する可能性も低くなります。なので募集開始直後の、企業の採用意欲が高く、求職者の転職意欲も高い、お互いに“ホットホット”の状態が理想的です。双方がこの状態で動いたとき、転職の成功率がもっとも高くなる。

就活も婚活も、スピードが肝心、と。では、最初のメールを読んでもらえたとしても、そもそもの内容がダメだったら、返事は来ないですよね。「自分に興味を持ってもらい、返信をもらう」ためにはどういうメールを送るか?

 就職活動でいえば、『自己分析と企業研究』の段階。まず応募企業のことをしっかりと理解する。この会社はどんな会社で、今どんなことをやろうとしていて、だからどんな人材が必要なのかと。次に、そこに自分はどうあてはまるのかを考える。自分自身をひとつの商品と捉えて、『どんな切り口で自分の良さを伝えれば、相手が欲しがってくれるか』を考えます。それを考えずに、自分のありのままをアピールしたのでは、相手に自分の魅力が伝わる可能性が非常に低くなる。

婚活も同じで、「自分はこんな良い人です。興味がある人だけ返信してください」というメールでは永遠に返信はもらえなそうです…

では、どうするか?相手のプロフィールを読んだうえで、必ずそれに対応した内容で書くことです。相手のどこに興味を持ったのかや、どこに共通点があるのかなどを盛り込みます。女性にあてはめると『理解』と『共感』にあたるんでしょうか。このとき、必ずしも相手を褒める必要はないと思います。このファーストメールで興味を持ってくれた方は、必ず返信する前にあなたのプロフィールを読みに来ますから、それと一貫性のないメールを書かないように注意が必要。

最初のメールが読まれて、せっかくこちらに興味を持たれたのに、プロフィールを見たらメールと印象がまったく違ったら、「あ、やめとこう」っていうケースもあるかもしれません。

つまりお互いやる気が高まった状態=意気投合しやすい状態で相手にアピールするには、スピードが大切。そのスピードを追求するためには、常に自分も婚活希望女性の動向に目を光らせておくことが必要かもしれません。

好きなときに自分のペースで婚活ができると始めてみたネット婚活ですが、意外にもサイトでも迅速さが求められる。うーん、「早い者勝ち」な現実の恋愛に近い場所だったりするのかもしれませんね。

MBA教員が教える「伸びる生徒」5つの特徴

 大学院のMBAコースでは、いわゆるケースメソッドと言われるプレゼン〜ディスカッション型の授業を行っています。そんな日々の授業の中では、さまざなタイプの生徒がいます。

 大学院教員として「スキルアップ」に携わる立場側から見た、「伸びる生徒」と「伸びない生徒」の違いと、「伸びる生徒の特徴」…

(1)最初に話し始める

 最初に発言するタイプと、周りの意見を聞いてから後半に追い込むタイプがいます。これも個性ですから、どちらでも構わないのですが、まずは、ちゃんと自己の主張を堂々と発言できることが大事です。必ずしも「最初」でなくても良いですが、誰よりも前向きに自分の考え方を表現する姿勢は重要です。

 それによって、周りの生徒にとっての「叩き台」となる可能性もあります。しかし、それが最も本人にとって勉強になると思います。

(2)人に問いかける

 しかし、自己主張に終始している生徒は、ある意味、学習機会を損失していると思います。大きな声で主張をまくしたてることは、政治家の「演説」の訓練にはなっても、本質的な「考えるチカラ」を鍛える効果は期待できませんからね。

 さまざまな他者の意見から学ぶことって大きいんです。人間、誰しもが「思考のクセ」や「独自の視点」を持っていますから、自分とは異なる思考に触れることはとても重要な学習機会です。

 それと、もう1つ。「問いを立てる」ことって、とても難しいです。以前「質問するチカラ」というテーマで記事を書きましたが、現実のビジネスの中で、問いかける技術はとても重要で、かつ、ある程度の経験をもとにそのスキルは磨かれていくものと思うのです。

(3)社交的である

 MBAのクラス終了後には、懇親会を行います。私個人的には、できるだけ生徒にも懇親会に出席してほしいです。私の場合、ほぼフル参加です。単に飲むのが好きだからなのですが、それだけではなく、前述の通り、さまざまなバックボーンの方がいますから、とても有用な情報交換の場でもあるわけです。

 酒の席のバカ話も、実は業界や会社の固有の現実やカルチャーを知る機会だし、多くの方とのネットワークは重要な情報源ともなります。また、そんな損得勘定だけではなく、自然に社交的で、人と仲良くなれる方は、とても貴重な学習機会を勝ち取っていると思うのです。

(4)好奇心にあふれている

 そんな飲み会の場の「盛り上げ役」にも2つのタイプがあります。

 1つは、自分が話題提供者となって周りを巻き込むタイプ。これは、飲み会に1人は欲しい存在ですね。

 もう1つのタイプは、人の話に食いついて、いろいろ引き出すタイプ。こんなタイプの盛り上げ役がいると、いろんな人が主役となって、家弓的にはとても快適な飲み会になります。

 まあ、飲み会だけではなく、オン/オフ全てを通じて好奇心を持ってほしいですね。ここで言う「好奇心」とは、人の話に興味を持つことであって、まさに前述の「問いかける」という行為に表れます。そんな好奇心がある人は、生活シーン全てが学びの場になっていくと思います。

(5)インプットとアウトプットのバランスが良い

 総じて、言いたいことは、「インプットとアウトプットのバランスが良い」ということです。

 インプットとは、周囲に好奇心を持ち、人の話を好んで聞くこと。アウトプットとは、自分の主張を積極的に表現すること。この両面をバランスよく持つ方は、とてもスキルアップのポテンシャルが高い方だと思います。

 余談ではありますが、「伸びない生徒」について。

自説にこだわり過ぎる

 もちろん、自分の主張を一貫して持ち続けることは良いことだと思います。しかし、一種の防衛本能ではないかな? と思うこともよくあります。この場合、自分の意見を確からしいものとして主張し続ける「瞬発的論理力」を何とか発揮したいという意識があるのかもしれませんが、かなりムリがあるんですよね。

 むしろ、ここは真摯に「自分の主張のどこにムリがあるのか?」といった思考に入る方が、良い学びにつながるように思います。

 以前、こんなことがありました。「なぜですか?」「その根拠は?」などと、論理的なバックボーンを徹底的に追及していたところ、その生徒は、

 「僕はこれまでの社会人生活で、理屈じゃモノゴトは動かないって学んできたんですよ」

 といきなりキレてしまいました。あんまり、キツく追及したつもりはなかったのに……。きっと学ぶことより自分を防衛することに走ってしまったんでしょうね。まあ、この事例は教員としての私にも責任があるのですが……。

 しかし現実のビジネスで、誰に何を言われようが自分の主張を曲げず、自説にこだわってしまっては単なる頑固オヤジですよね。

 状況によっては必ずしも絶対ルールではありません。が、参考にする価値はあると思いますヨ
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