大岡山 歯科開業日記 

歯科医院のできるまで。奮闘日記  延長戦 突入!

カテゴリ: こだわりの歯科治療

現在、家族3人風邪引きです

順番にうつされて、最初の人に戻りました。

この無限ループはいつまで続くのか???

 

久しぶりにこだわりの歯科治療の話です。

 

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前歯の審美修復希望の患者さんです。

若干の歯列不正、歯牙の色調が気になるとのこと。

 

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ジルコニアを用いたオールセラミックスクラウンで修復しました。

仮歯をかなり煮詰めて調整したので、満足いく結果になりました。まあ9割以上技工士さんの力ですが

 

 

しかし、いくら上物が良くても土台となる歯が駄目なら長期的に安定しません。

X線で土台の歯の状態を見てみましょう。

 

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左が術前、右が術後です。

すべて神経の治療をやり直し、グラスファイバーの土台を立てました。

 

この基礎的な治療が治療の長期的な予後を左右します。

地味だけど一番重要な治療なのです。

 

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マイクロスコープの導入は、この治療の精度を上げてくれました。

 

 

しかし、導入当初よりはスピードアップしましたが、導入前より治療時間がかかるようになったので、若干患者さんには負担になるかもしれないです。

ただ、大切なのは治療結果です、大変でしょうがご協力お願いします

 

 

さあ、早く風邪を治してバリバリ働きます!!

今日は歯科関係者向けの日記です。

先日、スタディーグループ赤坂会 第1回例会のプログラムチェアマンをすることが決定しました。

 

内容を紹介します。

 

テーマ 「成功するパーシャルデンチャーの臨床」

日時 2008年5月11日(日) 

会場 東京国際フォーラムG402

本例会の趣旨

インプラント全盛の現在、パーシャルデンチャーについて語る機会は少なくなっています。しかし、現実には解剖学的制約や患者の全身状態あるいは希望により、パーシャルデンチャーの適応症例も多数存在しています。

 一般的に、パーシャルデンチャー装着が敬遠される理由として、患者の心理(入れ歯はイメージ的にいやだ)装着感、咬合支持が得られにくいことが挙げられますが、設計が十分に考慮され、適合精度の良いキャストパーシャルデンチャーが製作されたならば、上記の敬遠される理由はある程度クリアできるものと考えています。

 本例会ではパーシャルデンチャーの適応症例どのようなものか、製作において注意すべきことは何か、リコール・メインテナンス時にどこを見るべきか、整理したいと思います。

 

第1回例会 プログラムチェアマン 吉田 拓志

 

今回の基調講演はドクターならびに技工士さんにとって、大変勉強になるものでしょう。

通常、講習会に参加しなければ聞けない内容です

(詳しいプログラムは後日)

 

 

少しパーシャルデンチャーの臨床をお見せしましょう。

 

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全顎的に歯周病の進行およびそれに伴う歯牙の移動があり、臼歯部には欠損が認められました。

治療方針は、徹底的な歯周治療を行ない、欠損はブリッジおよびパーシャルデンチャーにて対処することになりました。

 

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歯周治療を行ないながら、プロビジョナルレストレーションおよび治療義歯にて咬合の確立をしております。

問題なければ最終補綴の製作に入ります。

 

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キャストフレームはキャストパーシャルの大家、川島哲氏に製作していただきました。日本のキャストパーシャルの歴史を作った方です。

いつもすばらしい仕事をしてくださいます

 

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健康保険を適用できる部分には、健康保険内で修復を行っている為、金属の修復物が多いです。

が、機能的には問題ありません。ここまで環境が整えてあれば、後にセラミックに置き換えることは容易です。

 

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パーシャルデンチャーと上顎の修復物です。

複雑な補綴物を難なく製作してくださる技工士さんに感謝

 

 

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製作工程の一部です(他症例)

ステップを省かずに行なうことが成功につながります。

 

インプラントも良いですが、きちんと製作されたパーシャルデンチャーも良いものです。

 

本例会に、多数の参加をお待ちしてます!(九州からも是非

そして熱いディスカッションをしましょう!!!

 

久しぶりに歯科の話です。

インプラントによる単独歯欠損の症例を紹介します。

 

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インプラント希望の患者さんです。

抜歯後しばらく経過していましたが、骨の高さ、幅はありそうでした。(ここまで恵まれているのはまれです

ただ、上顎洞までの距離が気になるためCTを撮影しました。

 

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撮影されたCTのデータをインプラントシュミレーションソフトを用いて解析し、3次元的に理想的な埋入位置を計画します。

 

その後インプラントの、埋入手術を行います。

 

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インプラントの骨結合を確認後、アバットメントという、最終上部構造をかぶせるための土台を装着します。

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その後、最終上部構造を装着しました。

ここまでは他のインプラントシステムと大差ありません。

 

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最終補綴物装着後のX線です。

アストラテックインプラントの最大の特徴はインプラントフィクスチャー(インプラント本体)の骨頂部での骨吸収が、術後ほとんど認められません。

もちろん本症例も同様です。

 

骨吸収がないということは、長期的な歯肉レベルの安定が得られるということでもあります。

このことは、長期的に審美性の維持が出来るということです。

 

自分の行った治療が、良い状態で長持ちすること。

これは私の治療哲学の根本です。

だからこのインプラントを選択しているのです。

 

 

 

実は、こんな話を今度の顎咬合学会誌に書きました。(4月発刊です)

学会員以外で興味のある方は、生ビール1杯でお分けしますので連絡ください

 

では良い週末を・・・

前歯の補綴物(かぶせ物)にはいくつかの種類があります。

その中でも最近では金属を使わないものがメジャーになってきています。

 

今日は、ジルコニアという新しい材料を使った症例を掲示します。

 

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患者さんは、前歯のかぶせ物の色が気に入らないとのことでした。そして、最終的なかぶせ物には金属は用いない物をご希望されました。

 

 

古いかぶせ物をはずしたところ、支台となる歯の変色が著しかったので、最近話題になっているジルコニアという素材を用いました。

 

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装着前のかぶせ物です。

 

 

ジルコニアは生体親和性において優れ、医科分野で人工股関節の球状骨頭部などに既に20年近く用いられています。またスペースシャトルの断熱保護材やF1のブレーキディスクなどにも使用され、過酷な状況下での耐久性も証明されています。

高い強度を有する為、オールセラミックのブリッジに使うことが多いですが、土台の色を隠せることもメリットの一つです。

 

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装着後の写真です。

審美的に満足頂ける結果となりました

 

 

新しい材料なので、注意深く適用してますが、適材適所に用いれば良好な結果を得ることが出来ることを実感しました。

 

今日のオペは上顎大臼歯部のサイナスリフト(上顎洞底挙上術)でした。

 

現時点での上顎洞底までの距離は、1mm程度。

大臼歯部では、インプラントの長さが10mm以上であることが理想です。

 

当然、そのままではインプラントの埋入は出来ません。

そこで、まず骨を作り、その後インプラント埋入オペをする計画となりました。

 

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術前にCTを撮影し、コンピューター上でシミュレーション。

 

ミリ単位で細かくオペの計画を立て、そのまま忠実にオペ。

 

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術後にレントゲンで確認。

術前の予想どうりの結果が得られたことでしょう。

 

今日のオペも、3〜4年前であれば、かなりアドバンスなものでしたが、スキルの上達と、術前診断の精度があがることにより、日常的なものになっています。

 

 

さ、明日は久しぶりのお休みです。

でも、依頼原稿を書かねばならないので、一日クリニックに居ます

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術前の状況です。

前歯が3本欠損しています。

 

 

残った歯を削ってブリッジも考えられますが、患者さんはインプラント修復を選択されました。

 

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術後です。

2本のインプラントを埋入して、インプラントブリッジで仕上げました。

 

術前の状況からは想像もつかない結果が得られたようで、満足していただけました

 

一つ一つの仕事を丁寧に、そしてきれいに仕上げていくことの喜びを感じた症例でした。

 

しかし、画像にするとまだまだ改善すべきことが山ほどあります

日々研鑽して、レベルを上げていきたいです!!

今日は久しぶりの残業。

患者さんの治療計画を立てています。

 

これだけは人に任せられない重要な仕事。(他にもありますが

ここの判断ミスが、治療をスムーズに出来るか出来ないかの瀬戸際です。

 

最終的な治療結果を頭の中でシミュレーション、その精度が高ければ高いほど良い治療ゴールが得られます。

でも、頭をものすごく使うので疲れます、疲れますが楽しいです

 

 

当院は複雑な治療を求めていらっしゃる患者さんが少なくありません。

その期待にこたえるため、日夜頑張ってます。

歯科治療は技術だけでなく、どこまで治療計画を考えたか?

意外と重要なのはそこだったりします。

 

よーし、もう少し頑張ります

昨日は抜歯即時インプラント埋入オペでした。

骨造成も同時に行なったので、かなり腫れると思ってましたが、今日消毒にいらしたら、腫れも痛みも少なかったようでほっと一安心

 

今日は引き続きインプラントのお話です。

インプラント

 

上が術前、下が術後です。

 

上の写真の青い矢印のところから膿が出ていました。

その原因を探ると・・・

歯が割れていました

何とか残せないものかと色々治療を行ないましたが、腫れはひかず、抜歯となりインプラントを埋入することになりました。

 

中切歯(真ん中の前歯)のインプラント治療は審美的に失敗は許されません。

しかし、術者にとってはワクワクする治療でもあります

 

しつこいぐらいにオペのシュミレーションを繰り返し、細心の注意を払いながらオペを行い、しつこいぐらいに仮歯を調整し、やっと完成いたしました。

治療期間も長くなり、患者さんには負担だったことでしょう。

でも、何とか自分で合格を与える結果が得られて良かったです

もちろん反省点は山済みですが・・・

まだまだ修行不足ですが、一歩一歩前進していきます!!!

 

告知

今年は新たな技術を体得する予定です。(もう講習会の申し込みをしました!)

それは・・・・

また今度にします(じゃあ言うなって?)

今日は土曜日、明日はお休みです

雑務が思いのほか早く終わったので、プレゼンなんぞ作ってます・・・

 

来月にする予定なのですが(大きなところでするわけではないです)

時間があるうちにと・・・

 

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これがプレゼンの症例写真です。

上下総入れ歯です。(下の入れ歯は磁性アタッチメントを使ってます)

 

お気づきの方もいらっしゃると思いますが、上の奥歯が変わってますね〜

これは「S-Aブレードティース」という人工歯で、物を噛み切る能力が高い歯なんです。

 

見た目が・・・

と思われるかもしれませんが

 

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正面からはあまり目立ちません

 

 

古漬けのタクワンみたいな、なかなか普通の入れ歯では咬み切りにくい物も良く咬めるようです

 

久しぶりにこだわりの歯科治療の話でした。。。

さて、久しぶりにこだわりの歯科治療の話。

当院では仮歯の調整を重要視しています。

1時間以上のアポイントが、仮歯の調整だけで終わる時がしょっちゅうです。

 

何故か?

 

それは、最終的なかぶせ物を失敗しないための最善の方法だからです。

 

初診

この方のような色々な問題を抱えている方の治療において、仮歯のステージでしっかりと機能、審美の改善を行なっていなければ、最終的なかぶせ物が成功するわけありません。

 

プロビ

 

仮歯です。この状態で機能、審美がきちんと整っていれば治療は成功したも同然です。

 

 

インプラント治療における仮歯の役割も同様です。

初診

 

 

初診時です。奥歯をインプラントにて回復します。

プロビ

 

仮歯です。この時点で機能、審美はきちんと回復されています。

 

ファイナル

最終的なかぶせ物です。

仮歯で得られた情報が集約されています。

仮歯の調整がしっかりと出来ていれば、最終的なかぶせ物で失敗することはありません。

 

 

当院では仮歯はすべて私が調整します。

それは仮歯の調整は治療行為だからなのです。

 

今日はまじめなお話でした

さ、帰ってビール飲も

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