●変遷

思い返せば数年前に、ある釣りHP上で「メバリングでメバルが釣りたい」「中々釣れない」と言う書き込みが相次ぎ、その頃私なりに充実したメバリングを楽しめていたので、おせっかいにも方法やフィールドを数人の方にレクチャーして差し上げたのがきっかけで「めばるing」と言うHPが立ち上がることとなった。

そのときの一人が管理人のカサゴ氏であり、めばるing初期の頃から乱入してきた凄腕シーバスマンがサップ氏だった。

もっともコノお二人は「中々釣れない」と嘆いた張本人ではなかったのだが、まだまだメバリングの黎明期の中でより高みを目指すアングラーだったから私と呼応し意気投合してしまった。




尺メバリングに関しては私が「メガメバル」と一昨年に命名して取り組み始めるまでは皆の中に観念的なものは無く、私にしたところで長年のメバル釣りの歴史の中でも30年も昔ならともかく、近年では尺には中々お目にはかかれなかったし、狙って釣るようなものではなくなっていた。

唯一冬季産卵期のパターンが少し判っていた程度で、本気で狙って釣る程の方法論は確立していなかったし、風の噂に聞く「尺メバ師達」も人数も少なく実態も定かではない程度だった。




確かに昨年も皆で狙って釣行し、MEGAと呼ぶにふさわしい28cm以上、30cm以上の大メバルも30匹程度キャッチされたが「核心に近づいた」程度で方法論と呼べるほどの状態ではなかった。







●新たなパターンの確立


しかし今期からは少々様子が違うようだ。

昨日の昼過ぎにカサゴ君から電話が入り「MEGAいきませう」と誘われた。
恐らくは今期MEGAメバルを追っかけて釣れず、苦渋を舐めている私を見かねての行動であろうが、先日ついに尺ゲットを果たしたサップちゃんポイントへの誘いだった。

むろんカサゴ君が独断で判断するわけも無く、サップちゃんに了承を得ての釣行となった。

フィールドや釣り方に関しては私が見出した物ではないのでここでの公表(レポート)は差し控えるが、現場に立ち、カサゴ君のアドバイスでポイントを見渡して実に驚いてしまった。







一昔前のメバル師や通常のメバラーではまず竿出しを試みるようなロケーションではないのだ。






昨季、今季に捕獲されてショップを写真で賑わしている尺メバの実績フィールドともまた違う。それらのポイントはほとんどすべて私が「竿釣りクラブ」時代に経験したことのある場所だった。


2〜3の友人が「ココ、先週知人が尺を出しましたが、内緒にしといて下さい」と言う割合コアなポイントでさえすべて私の守備範囲内だった。




あえて口には出さなかったが

「ここは○○先輩のポイントだ…」
「ここは師匠のポイント…」
「ここは弟が29を出したところ…」

と言う風に、私にとっては30年来見慣れた場所ばかりだった。




ところがカサゴ君が昨年見出したポイントの中の一つや、今回のサップちゃんポイントはまさに「近代メバリングポイント」と呼んで遜色ないほどの出色な、固定概念を覆すような場所だった。

実際この日私は2投目でMEGAと呼んで良いサイズを釣ることが出来たし、恐らくはそれ以上のサイズをストラクチャーに巻かれてばらしてしまった。

釣果として僅かに1匹だったし、尺越えはならなかったが私にとっては胸が震える思いの一匹だった。


 メガ手持ちメガメジャー







●ロッド ブリーデンプロトDEEP83
■ルアー スクリューテール1.5inグローホワイト
■ジグヘッド ガマカツコブラ1.4g2番フック



それはロッドテストのためのメガが釣れない私に二人が掛けてくれた



「友情の1匹」



であると共に



「新生MEGAパターンの確固たる確立」




を感じたからだった。

メガ正面2メガななめ




 



「釣りは一人でやれる事はタカが知れている」

「概念を破らなければ進歩は無い」

「釣友あっての自分」

「愛すればこそ報われる」



こんな思いに溢れた一夜となった。


冒頭のアノ日が綿々と連なって今日があるのだ。
感謝の思いを胸に秘めて、更なるメバリング道を目指して進もうか…。








朝が来て予定の2番目「アオリ2キロオーバー」を目標に沖磯へ渡る事にした。

渡船屋さんも未知のポイントをコノ目で選び渡渉したのだが、キャストを繰り返すうちにボトムの状態がアオリに向いていない事が判明してしまった。



要するに産卵に適した場所ではなかったと言うことだ。



で、例のごとくカサゴ君とおかず釣りを開始(笑)

しかしさすがの「カサゴマスター」カルティバのアックス云々と言うウイードレスフックのリグに大型ワームを刺して磯際で釣るテクニックはいつ見ても素晴らしい。

私も負けては居られず、メタルジグを磯際ではなく沖へ遠投してボトムを取り、ワンピッチのスローなリフト&フォールで攻めて釣った。

 カサゴ2ショット








■二人ともエギングロッドのまま、ヘビージグヘッドやメタルジグを結ぶ。


メタル磯ベラカサゴアップ■アシストフック2本掛けは強力だ、またしてもUFOキャッチャーフッキング(笑)確立80% ■メタルジグ上手く誘えば磯ベラも(爆)