一年以上前から取り組み始めたが、このところPEスペシャルのテストもかなり煮込めて早々と最終段階にきている。

メバリングにおいてはテトラ帯や磯場など、ロングロッドが必要で、魚を足元まで寄せることが出来ないシチュエーションでの能力が第一義であり、リフト能力と抜き上げパワーが一番の目標だったが、この辺は前作の83ディープがあるので、基本性能の設定とアクションに関する部分はかなり楽だった。


そしてさらに、メバル対応であるという事は繊細さも要求されるわけだから、剛と細を同居させるというのも命題で、この手のロッドの一番難しい部分だ。




メバルにおいては申し分の無い調子に出来上がっている。今までに無いロッドだ。パワースペックやアクションを何度かいじり、ガイドも攻めたものから始め、微妙なセッティングを13社長が施してくれた。


数も相当釣り込んだ。
サイズ的には瀬戸内では中々難しいので、新潟まで釣りに行ったりもした。
新潟では幸いな事に25cm〜30cmを、二回、述べ4日間で200匹程度釣る事が出来た(1gジグヘッド〜7gプラグまで出)し、ウイードへ潜り込まれたり、テトラの向こう側で擦られたりしながらも狙い通りの能力で強引なファイトを実現出来た。






で、最終的に残っていたのが丸アジを筆頭にした青物系の釣りだ。
これは基本的にメタルジグやスピンテールなどの重量のあるルアーの遠投力と、スピードもウエイトもあり、かつ激しい抵抗をするビッグフィッシュに対しての「いなし」の能力だ。

このテストが日々のメバリングやアジングでは中々難しい。





でこのところ最大のチャンスが訪れている。
そう。丸アジと青物の季節なのだ。

理屈である程度までは煮込めるが、やはり釣竿は実際に色んなシチュエーションで、色んな魚を色んなルアーで釣ってみないと判らない所がある。

晴れや雨などの気象条件も竿作りには大きく関わってくる・・・。







・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

先週、何日か海岸線を見て回って丸アジの寄り付き具合を調査していたが、木曜日にようやく状態が良くなってきた。

そしてシミーちゃんやフグミちゃんを誘っての三日間の釣りは中々有意義なものとなった。


◆初日 まずはシミーちゃんから
Dc569

























自分だけでは判らない事もある。
この日シミーちゃんには85PEスペシャルを振ってもらった。

ルアーはこれもテスト中のスピンテールジグMtamaruだ。
まず双方の飛距離に驚いてもらった。
次に85と言うレングスであるにも関わらず、取り回しのよさに感激してもらえた。



が、何より彼が驚いたのは魚を掛けてからのブランクスの性質。
ま、彼がレス欄に感想を書いてくれるでしょう(笑)




昨年以来、久しぶりにショアからPEスペシャルで取り込んだ40cmの丸アジ
syoudo 051
































キャスタビリティ、ルアーワーク、いなし、抜き上げと申し分の無さを再確認。







そしてパワー確認に文句なしの相手がヒット!
Dc566
























大して曲がってないけど、僕は魚のサイズは手応えで確認できてはいた。






70シーバスだ。
Dc568






















魚が暴れないのよこのロッド。
かなりコンディションの良いシーバスだけど、ロッドの粘りに任せていれば勝手に寄ってくるの。要するに相手に本気で暴れさせないわけ。


この辺はね、餌釣り歴史も長い僕には不思議ではないのよ。
がまかつ磯竿のパワーと粘りが僕は好きだったからね。


Dc567
























ロッドがきっちり仕事をしてくれると12番フック一本でも十分耐えうる。






◆二日目 フグミちゃん
彼女には何も教えず(ロッドの特性その他)、何も考えさせずにメタルジグ25gを結んで渡した。

当然彼女は何も考えずにフルキャスト。投げた本人が飛距離に驚いていたが・・・(笑)



まずは僕にヒット
syoudo 017























38センチの丸アジ。
ジグも色々投げたが、metamaruが好調。
ただ巻きで釣れるのが少々退屈。


syoudo 014
























こう言うロケーションで海面まで高さがあり、ネットで掬おうとすると丸アジは良くバレるので瞬時の抜き上げが必須だが、丸は50も望めるので普通のアジングロッドでは無理な釣りだ。

こう言うときに専用設計がモノを言う。
釣れはしなかったが、実際この日も1.5gジグヘッドからミニマル50Dもキャストした。ルアースペック2g〜20gは伊達じゃあないし、キロフィッシュも楽に抜けなければいけない。



さて、25g爆釣ジグをキャストし続けていたフグミちゃんに待望のヒット。
横からロッドの曲がりを見ていると結構な曲がり。40cmは超す魚がヒットしているのは間違いない。
syoudo 001






















きゃあきゃあ言いながらも足元まで寄せてくる。




抜く瞬間を撮ろうとあわてて駆け寄るが・・・
syoudo 004syoudo 006














待ったなしでブチ抜くのよこの方^^;





何と40チヌが昼間に25gメタルジグでヒット(笑)
syoudo 009






















本人はひたすら嬉しいだけだが(何も考えてないので:笑)、だからこそ大きな意味を感じた。



こう言うのね、ど初心者でもない限り、フグミちゃんくらい釣りをやっていればこのサイズの魚を抜く時って体が反応するのよ普通は。

え、え、抜けるかな?って持ち上げたときに本能的にセーブするのよ。




それを躊躇無くノータイムで抜くってのは、しつこいけど「何も考えずに」抜くってのは、ロッド破損やラインブレイクの恐怖感(体感)が無かったって事を証明する出来事なんだな。


じっさい後で感想を聞いたら、案の定で、「え?何も考えませんでしたけど、サクっと抜きました」ってさ(笑)





PEスペシャルは「魚を暴れさせず、釣り人の体に負担や恐怖感を掛けず、スムーズに浮かせてスムーズに抜ける竿」って言うコンセプトで開発中だけど、俺は運が良いから上手くいきすぎるの(爆)





ん。文句なしです。傷だらけのmetamaruがカッコイイ(笑)
Dc557


























非常に釣りやすい。




◆三日目  
この三日間、ショア丸アジは数こそ出ないものの(他の方も居られたので、大体一人頭のキャッチ数は0.8匹といったところです)僕個人は十分な検証が出来た。

これもPEスペシャルとMetamaruあればこその釣果でしょう。


と言う事で三日目もサクっと丸アジを釣ったのだが、面白かったのがスピンテールのただ巻きにマアジもヒットしてきた事。
Dc565
































普通は有り得ないに近い釣果だが、イワシ付きの魚は普通ではなくなるのよ。チヌと言い、マアジと言い(笑)



で、まあ、三日目は日曜日と言う事もあり、調子に乗りついでにPEスペシャルでハマチかブリでも掛けてやろうかとボートを出す。

しかしステアリングの調子が悪くて遠出は断念。
Dc562
























マリーナのおじさんがチエック中。
Dc563
























どうやら揚げて本格的に見ないと判らない様子・・・。







仕方が無い。
ブリ VS PEスペシャル対決は次に持ち越しだ(笑)


あ、ちなみにMetamaruはまだまだですよ〜!
今の段階でも相当釣れるし良い感じだけど、耐久性やルックスやその他は今からの練りこみですからね、精一杯頑張りますが、今シーズン間に合えばラッキー!位のゆっくりした気持ちでお待ち下さい^^;