悲しいお知らせですが、山口県の祝島で「釣り禁止」にしようかという話が持ち上がっています。

理由は過去に渡って当然色々あるわけですが、引き金になったのは【レンタル自転車海中投棄事件】【漁協製氷機から氷の盗難】らしいです。



こうなるともちろん他の理由も噴出してきます。

1.ゴミを捨てる(弁当容器やコンビ二袋、釣り糸や釣り針や釣具のパッケージ)
2.夜中に大きな話し声やラジカセなどがうるさい
3.港を汚す(コマセの汁、イカの墨跡、魚をさばいてアラを散らかして帰る)
4.漁船や漁具に干渉する
5.漁船操業の邪魔をする(過去にはコマセカゴを漁船に向けて投げつけた事件も)
6.島の人たちに対して見下したような態度をとる

などなどが、今回僕が現場で聞き込んだ内容です。



まあ、こんな状態では釣り禁止になったとて無理からぬ話だと・・・。
ひとまずは先日3日に祝島へ出向き、何か少しでも良い方へ向かないかと、急ごしらえでしたためた「ご提案書」なるものを携えて祝島漁協さん、祝島駐在所へ挨拶に行ってきました。

それから、お会いできなかったのですが、島民を守る会事務局と区長さんへ、同様のご提案書を人づてでお渡しいただくようお願いして帰りました。



しかしながらこの根の深い問題は深刻です。
今更我々がアイデアを出したり嘆願書を出してもすでに後の祭り的な印象さえ受けます。





祝島に限らず、地肩の上関町とて同じ事。
室津の堤防では一番釣れていた堤防の上にキャストできないように横に並行にロープが何本も張られてます。
しかもあろうことかそのロープを切って釣りをする人物や、ロープに針についた仕掛けを何本もぶら下げたまま・・・。

埋め立て地では工事中のバリケードを海へ投げ込んで帰った釣り人も・・・。




倉橋では一級ポイントだった堤防が丸ごとフェンスで仕切られて立ち入り禁止に、鹿島の突き当りの漁港では漁師さんがすっ飛んできて「出て行け」と・・・。


また最近では蒲刈の向港付近で深夜に焚き火をした釣り人がいたらしく、こちらでも釣り禁止の話が持ち上がっています。










もちろんこれらの極端な悪行はごく一部の釣り人の仕業かもしれませんが、そうでない人も含めて、港湾部の釣りというのは所詮他人の庭へ入り込んで遊んでいるようなものですから、誰しも五十歩百歩なのかもしれません。




該当地域の人たちから見たら「悪さ」をしなくても、釣り人が「居るだけ」でも鬱陶しいはずです。
なんら地元に利益をもたらす存在ではないですし、来なくても全く困らないし、来られたら迷惑なだけの存在ですから・・・。







このブログをご覧の皆さんに何かをして欲しいと思って書いてはいません。

ただ、少なくともコレが現在の釣り場の状況だという現実認識を持っていただければと・・・。


いずれこのままでは「港湾の釣り」というものは日本の釣り文化から消えてしまうでしょう。
それに歯止めを掛けるには国家的な何らかのムーブメントが起きない限り難しいかもとも思っております。






我々に出来ることは、まずは一人一人が気を付けるしかないのかもしれませんが・・・。