三年ほど前に見つけたギガアジポイントがまた一つ消えた。
漁協によって堤防の付け根にフェンス扉が設けられ、立ち入り禁止になってしまった。

組合長(ちょっと知り合い)に話を聞くと、堤防そばに養殖イカダがあり、それも手が届く近さなので釣り人が魚を盗んで行くのだそうな…。 俺は知り合いだから頼めばいつでも入れてくれるのだが、暗澹たる思いに駆られる。

何十年も昔から近隣の釣り人が慣れ親しんできた釣り場が、ここ十年の釣り人の有り様で次から次へと姿を消している。各地で事情は多少異なるものの、立ち入り禁止場所、釣り禁止場所が全国で急速に増えている。

こういう事は伝播する。今まで我慢してた漁協も、あそこの組合が思い切って立ち入り禁止にしたからウチもやろうかと、安易に結論を出しやすい時代になっている。 特に漁業者にとって釣り人の存在は何の得にもならず、一切居ない方が理想的なのだから、釣り禁止措置の風潮は今後も風のように全国の釣り場を吹き抜けていくだろう。




港湾部の釣りの将来は暗い。

想像以上に厳しい。





職漁者や地域の「権利の主張」の問題だから、釣り人側だけのマナーとかモラルに頼っていてもどうにならないところへ来ている。
以前から言っているように、先進国家の釣り場に見られるような国家や行政による「罰則のあるルール作り」がなされない限り歯止めは効かないだろうな…。