現在フィッシュインで予約を受け付けている【メバペン超色グリーンアイズ】のメバペンマグナムについてお知らせいたします。

マグナムは皆さんご承知の通り名称は「メバペン」と着いてはいても少し大型のプラグで、地域特性はあるものの、釣具店に行ってもメバルコーナーでは無くチヌやシーバスコーナーに置かれていることが多いペンシルです。

したがってチヌ対応レベルのフックが付いているために、尺クラスの大型メバルはともかく、20cm前後のレギュラーサイズメバルには少々荷が重い大きさです。したがいまして今回の超色メバペンマグナムではメバルのヒット効率をより高めるためにフックを「がまかつTreble17#8」に換装しております。


ここで問題です。
上記したようなことはすこしプラグ慣れした方ならどなたもやっておられるマイナーチューンですが、気をつけて頂きたいのはフックウエイトを軽くしすぎると、元来あるべきプラグの姿勢が崩れるということです。


例えばメバペンマグナムはデフォルトでは水面で尻下がりに浮くように設計されています。
↓こういうバランスです。メバペンもメバペンマグナムも同じです。
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参考例としてヘドンザラパピーの浮き姿勢です。フックを純正からかなり軽く(メバルフック#10)しても立浮き姿勢です。ザラらしいアクションは損なわれないギリギリセッティングです。
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バスデイのシュガペンではさらに垂直に近い立ち浮きとなります。ドッグウォークや巻く釣りでは「餌」と呼ばれるほど抜群な釣果が上がるシュガペンなのですが、浮かべて放置することが多いメバルトップゲームではバイトが少なくなる原因です。したがってシュガペン好きな僕もメバリングの際には巻くタイミングでのみ使用しています。
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次はCB70ドリフトペンシルです。こちらは巻くと水面下10cm位へ潜り込む設計ですので浮力も抑えめで水平姿勢に近い形です。これはトップには出きらないときの巻く釣りに非常に強い形です。
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続いてヘドンタイニートーピードメバルカスタム。こちらは元来がスイッシャーモデルなのでほぼ水平浮です。背中が完全に出ています。この浮き姿勢がジャークでスプラッシュを上げてくれ、その後の放置でもメバルが良く釣れる形となっていますし、貼りオモリを追加して任意に浮力や姿勢を変えることも出来ます。
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こういう風に比較すると良く分かるのですが、現場でメバペンを投げて水面に浮かべてみるとぱっと見には水平に浮かんでいるように見えますが、実は結構尻下がりなのです。

しかしこのマグナムに普通のメバルフック12番位を着けると水平に浮いてしまいます。
下の写真は「がまかつTreble17#8」に換装した「だけ」では水平になるので、リアのシンカーをSteeleで一段階重くして貰ったものです。それでもかなり水平姿勢です。これが12番フックでシンカーがノーマルのままならもっと水平になるわけです。
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この姿勢の違いでメバルの「釣れる釣れない」が決定づけされるわけではありませんが、少なくとも設計者が意図した姿勢にはなっていないと言うことです。




ということで、今回の【メバペン超色グリーンアイズ】企画のメバペンマグナムではスミス社にお願いし、Treble17#8に合わせ、僕の思う姿勢を再現するために下記の様に1.5段階重くしたbrassシンカーで「チョイ尻下がり」に調整しました。ご覧の通り純正品よりは水平に近い尻下がりです。
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つまり純正品よりもリアウエイトを重くしてあるのです。
したがって、超色グリーンアイズで標準装備されている「がまかつトレブル17#8」でなくても、他のメバルプラグ向きの「中軸12番」や「細軸10番」でも使用できるバランスを維持できるのがこのカスタムメバペンマグナムです。


そこが純正品のマグナムとの違いであると意識して頂ければ幸いです。


最後に重ねて申し上げますが、どちらが良いと言うものでは無く、「違う」、ということを把握した上で使い分けをして頂きたいのです。トップゲームというのも実際にシビアな場面が多く、どのパターンでも一つのプラグでベストが出せるような甘い世界ではありません。その日、その時、に応じて使い分けて楽しんで頂きたいと切に願うしだいです。





近いうちにどこかで映像をアップしますが、先日東京湾でメバルトップゲームを楽しんだ際に顕著な現象がありました。三人でトップ縛りで釣っていたのですが、同じペンシルでも時間帯でヒットプラグが明確に分かれるのです。メバペン純正が強いとき、メバペン改が強いとき、ザラが、シュガペンが、という様に主役が入れ替わる何とも面白い夜でした。




オマケですが、現在開発中の【プロップダーター】の浮き姿勢です。
ザラのような正統派のペンシルと、トーピードのような水平浮きスイッシャーの中間的な性格にプラスして、まだ内緒ですが独特な使い方が出来るハイブリッドトッププラグです。
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