僕もこのところすっかりオオモンハタに魅せられ、各地でポイントの開拓に勤しんでいる。

そんな中で最も有効なメソッドと結論しているのは、ジグヘッドリグやチャターによる巻きの釣りだ。つまりシーバスやフラットゲームの時のように、リトリーブ中心の釣り方に徹した方が結果が出やすいのである。

しかしそんな日々の中で、オオモンハタはともかく、根魚全般についてゲームの認識を改めなければならないと思える釣果に数多く出会ってきた。それはカサゴやソイなどだ。これらの魚はテキサスリグにクロー系ワームなどを使い、根を直撃してボトムをタイトに釣るのがスタンダードとなっている。これ自体は間違いでは無いが、近年そうとばかりは言えないほど彼らが活発なハンターである事も、以前に増して認識させられているのだ。

オオモンハタを狙って釣る時は、一旦着底させたリグをそこからハンドル5〜15回ほど巻いてリトリーブし、またボトムを取り直すというメソッドなのだが、カサゴ達がこのメソッドにとても反応が良いのだ。ボトムから10巻きした辺りでガツンと来ることも少なくない。どう考えても2mから10mほども追って食ってきているとしか思えない釣れ方をするのだ。これはボートからやるとよく分かる。水深25m程のエリアで、リグをほぼ真下に下ろした状態から巻いて、ボトムから数メートル巻き上げた位置でヒットするわけだからほぼ間違いないであろう。しかもこの釣り方で釣れてくる個体はサイズが良いことも多い。


カサゴが巻きの釣りでよく釣れる魚である事自体は、僕も20年以上前から実践していたので知ってはいた。しかしこれらはゴロタ場など比較的浅いエリアでフローティングミノーやクランクベイトを引いて釣っていたので、このところ改めて認識したものほどでは無かった。


実は今月の6日7日に掛けてアングリングソルト誌のロケに行ったのだが、テーマは港湾部の釣りで、ターゲットは子ハタを中心とした根魚ゲーム。エリア的にヤミハタが本命という釣りだ。



誌面の事もあるのでロケの詳細は省くが、結果から言うと、この両日さまざまな釣り方を試したところ、どの魚種も巻きの釣りが圧倒したのだ。ボトムジクジクではバイトが少なく、当たっても乗り切れないのに、巻くと一発で食ってくるシーンが相次いだ。釣れたヤミハタやカサゴの90%がリトリーブでの釣果という極端な日だった。



着底からジグヘッドリグを5巻きしたところで食ってきたオコゼ。14gのジグヘッドに3.8インチのスワールテールシャッド。
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ボトムから10巻きし、流れに乗せてドリフトさせたら食ってきたグッドサイズのカサゴ。28gジグヘッドに4.8インチのスワールテールシャッドをこれでもかというほど深咥えしている。
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この様子は次号アングリングソルト誌の連動動画でぜひご覧いただきたい。認識が大きく変わることになるはずだ。