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2018年11月から開始したTwitter上の質問箱ですが、沢山の方から投稿を頂き総数で3000件を超えました。そんな中、「交わされた過去のQ & Aを読みたいのでカテゴリー整理してどこかへアップしてくれ」との要望が相次いだので、ひとまずこのブログへ、代表的な(同様な質問が多い)質問をカテゴリーごとに抜粋してご紹介したと思います。

沢山有りますので一度にはアップ出来ませんが、まずはロッドに関する質問からはじめ、日々時間が取れるごとにそれぞれのカテゴリーやその中身を追加していきたいと思っております。









質問箱〜ロッド編


Q. FBX-TS79UL サビオについて質問します。足場の悪い場所での尺メバル、外道で、40オーバーのクロソイがターゲットになりますがネットが不可能で止む終えず抜きあげる場合、どの程度のサイズまで抜きあげられますか?

A. ここには写真が貼れないのでTLでお見せしますが、ひとまず重りを使ったテストで1.2kg抜き上げは楽勝でしたね。ただし、1kgを超えるような魚体をライトゲームロッドで抜きあげる場合は、竿をほぼ真下まで下げて「曲がりの頂点」をバットへ持ってくる角度で抜きましょう。ベリーややティップを頂点にして曲げると簡単に破損しますのでご注意を



Q. メバリングもしくは他の魚を狙うときに、カーボンロッドではなく敢えてグラスロッドを使うことはありますか?

A. 当然です。物事は適材適所タイミングが全てです。さらには好き嫌いや「味」という概念も遊びの釣りには必要です。そういう意味ではグラスロッドは面白い素材です。僕は機能面でキジハタ釣りにグラスロッドを良く応用してましたし、アジングのグラスソリッドなどもとても面白いと思います。



Q. GXSシリーズとは、なんの略ですか?また、73と64、どちらが苦労したり、ドラマがあったりしましたか?今学生で、金があまりないので、どちらか一本買う予定です。

A. nfcのGary Loomisと、INX labelのLeonが作るspinning Rodという意味です。ゲイリーに関しては下記のURL開いて勉強してください。 https://northforkcomposites.jp/episodes/



Q. ロッドのガイドのリングにルアーの針を引っ掛けるとリングに傷が付くと思い気を使ってました。でもリングは硬く傷など付かないという話を聞いたのですがどうなのでしょうか。

A. 最近のリング素材はセラミックや炭化ケイ素ですから金属より硬いので、基本的にフックで傷付くことはまず有りません。それより衝撃に弱いので、当てたり落としたりすると割れることがあるので注意が必要です。ただし、やはりガイドにフックを引っかける事はあまりしない方が良いと思いますね。掛けるならリングよりもガイドフットの方がまだマシだと思います。



Q. サビオとビームスインテの違いはなんですか?

A. まず、長さが同じなだけで全く違う竿だと理解してください。カーボン素材の組み合わせも硬さもアクションもバランスも重量もグリップの形状も違います。したがって触って貰うしか無いのですが、インテユーザーの方には「張りがある」と言われますね。全くその通りで、極軽量リグをキャストするためのしなやかさをスポイルさせず、かつ軽量リグでボトムを探る場合などの操作性を高めたモデルです。

素晴らしいインプレをされている方が居られるので、参考までにご覧下さい。



Q. サビオなんですが、不意の大物(ランカーシーバスとか)がかかっても、ロッドのしなりで太刀打ちできる感じなんですか?

A. 曲がるロッドですが、2kgの吊り下げが出来る鞭のような竿です。シーバスはハタなどの根魚と違ってストラクチャーへ逃げ込むような事がほとんど無く、比較的獲りやすいので問題ないですね。ライン強度とドラグセッティングがきちんと出来ていれば80センチ台でも問題ありません。



Q. ボトムワインドに超オススメのロッドを教えて下さい。

A. メバリングやアジングで言うならば、僕が使った中ではTE83ディープやTR85PEスペシャルが一番ですね。短すぎず長すぎず、しっかりアクションさせることが出来て、かつストロークもしっかり取れます。普通のポイントでワインドゲームをやるなら普通のライトゲームロッドで十分です。僕らが言う【ボトムワインド】とは、4〜10gのヘビージグヘッドを50m以上遠投して、20m前後の本流ディープゾーンを撃つ釣りである事を付け加えておきます。



Q. レオンさんが関わっていない他社のロッドで凄いなと思った製品はありますか?

A. 素晴らしいな、素敵だな、というのはフェンウィックやG.loomisやtaper & shapeやダイコーやufmなどにいくつかありましたね。



Q.  83deepと85PEスペシャルが気になってます。簡単な話ではないと思いますが、それそれどんな釣りに向いているのかを教えてください。

A.  PEスペシャルは基本的に、巨メバルやテラクラスアジなど大型を視野に入れた作りであり、また25g程度までのメタルリグのキャスト想定して作られています。一方の83Deepは10g程度までのジグヘッドや、メバル用の中大型プラグなどを主体にした作りです。



Q.  インクスを立ち上げられてからロッドのグリップはコルクを使われていますが、以前のプロダクトは全てEVAでしたが、切り替えた理由を教えてください。コルク、EVAそれぞれのメリット、デメリットを教えてください。

A.  僕はもともとコルク派なのです。以前のプロダクトでもコルクを要望したのですがコスト面でメーカーさんに却下されただけです。コルクの利点はEVAに較べて感度に優るところ、濡れても滑り難いところ、表面がツルツルにならず汚れたり傷ついたりしても修復が容易なところですね。そして何より暖かみのあるグリッピングの良さです。



Q.  ロッドに書いてある適合ルアーウェイトの上限値と、同じ重さのルアー、ジグヘッドを投げる時に気をつけることはありますか?タラシを長めにするとかは聞いたことがあるのですが、他に何かありますか?

A. ロッドに書いてある適合ルアーウエイトは、各社とも「快適範囲」で書いてあることがほとんどだと思いますね。実際はたいてい倍くらいのウエイトでもキャストは出来ますよ。垂らしを取るのも一つの手段ですが、突き放す気は無いのだけれども、こういったことは本能的な感覚の部分もあるので、ひたすら経験を重ねていくしか無いと思います。ちなみに僕はスペック(数字)を気にしたことは昔から一度もありません。結んでぶら下げてみて、どの程度の振り方なら折らずに投げられるか感覚でやってきました。たとえば、キャストウエイトがMax10gのロッドでも1kgの魚を吊り下げても折れないわけですから、要は使い方次第です。折れない投げ方、竿の使い方、曲げどころ、乗せどころ、というものを物理的に習得するしかありません。



Q. レオンさんがメバリング(ジグ単)において1番扱いやすい長さは何フィートですか?

A. 普通の堤防の釣りなら手返しや軽さでは6フィート前半で、加えて釣果優先ならイナシ能力的に7フィート前半ですね。「堤防で釣りをする」を主体に考えると、飛距離、扱えるルアーウエイト、イナシの幅、高い足場からの抜き上げなど作業の幅がが6フィート台より7フィート台の方が楽であり、かつ取り回しもそれなりに楽だからです。だから63ハミージャーミーと73ビーテスラーになっております。しかし、磯やサーフや本流打ちなど、フィールドやポイントによっては8フィート台も9フィート台も必要ですからね。



Q. サビア買わせていただきました!メバル・ハタ狙いだけだともったいないのでボートゲーム・カヤックフィッシングでも使おうと考えています。オフショアではどんな釣り方に合うと思いますか?

A. サビアもサビオもダブルハンド仕様でグリップ長目ですからオフショアでも使いやすいですね。ブランクスはかなり強いので、タイラバゲームやメタルマルゲームなども色々釣れて楽しいですよ^^



Q. ハミジャミとBテスラーで質問したものです。Bテスラーが復元力が高いとのことですが、ナノアロイと同様な感じでしょうか?バーサタイルというと万能な代わりに中途半端なイメージがしますがBテスラーは如何でしょうか?ハミジャミについて、チューブラーロッドでのジグ単をやった経験が無く、うまく出来るか不安です。

A. 書き方が悪かったようです。ブランクスはどちらもnfc独自で「世界で唯一のハイプレッシャーローリングマシーン」で強く巻かれた物なので、二本とも同じように強い復元力を持ちます。ナノアロイというのは、東レのカーボン素材の名前であって、巻いたり焼いたりする際の製法の名前ではありません。現在はどこの竿もほとんど東レ製カーボンを使っていますし、カーボン素材の話では無いのです。またバーサタイルロッドで無く、74というレングスがバーサタリティが高いと書いたのです。そこは混同しないでください。74Bテスラーはプラッギングに主力を置いたロッドです。



Q. メバルプラッキング用にサビア購入予定です。夏になったらゴロタや平磯から10g前後テキサスでのキジハタ釣りに使ってみたいのですが、サビアはマッチしますか?

A. ボートからなら40オーバーでも問題ないのですが、平磯となるとレングスが短いので、40クラスだと取り込みに多少難があるかと思います。ただ、30cm前後の個体ならライン太目で強引に巻き取れば問題ないでしょう。



Q. ロッドのネーミングの由来を教えてください!

A. サビアは「三人の賢者」というスペイン語で、プロダクトの根幹にいる男達へのリスペクトです。サビオはサビアから派生させた造語です。



Q. レオンさんはサビア・サビオで太糸を使う場合、何号まで使用しますか?

A. PEなら1号ですね。太さよりも強さで、それ以上は竿に合わないと思います。フロロなら10ポンドまで入れることもあります。ショートディスタンスなどでウィードエリア対策ですね。でもこの場合、メインのPEの先糸として10m繋ぐこともあります。


Q. サビアよりサビオの方が軽いものが投げやすいとのことですが、ティップセクションの長さぶん荷重がのせやすいということでしょうか?それとも、そもそものパワー設定の違いからですか?

A. 両方ですね。ただし一番大きいのはやはりレングスです。ベンドも違いますが、曲がりシロが大きいですからね。6mもある延べ竿なら0.1gでも抛れるのと基本的な理屈は同じです。



Q. ビーテスラーで1gジグ単でのアジングは感度どうでしょうか?

A. 感度自慢はしたく無いのですが、テスター連中は両ロッドの感度の凄さには驚いていますね。それなりの仕組みで作っていますからね。ただし、本質的に求めているのはソコではありません。ちなみに、古賀テスターのインプレも貼っておきます。

「特にBT74って竿は初期プロトからすると、ものすごく断捨離して生まれ変わったモノなのです。詳しくは別でじっくりと書いてる途中なので、近々そちらを詳しく見て頂くつもりとして、まぁ、今日のところはひとまず置いておいて。今夜の僕のメバルプラッギングゲームの楽しさは、その研究と変遷によってブーストされたものなのだなぁ。なんて事を、量産直前プロトのBTを振りながら、同時にこの3年振り返りながら想う。HJ64もBT74も、どっちも触ってほしい竿。どちらがいいと思いますか?と、よく訊かれるんだけど、伝統と最先端の融合は、伝統にも最先端にもそれぞれひとつずつの揺るぎない視点があって、答えをひとつに絞るのでは真意での融合は出来ない。という、融合を成しえない絶対領域的パラドックスがどうしてもある。それに気づいたから次にやるべき事が僕には見えてきたような。ひとつ霞が取れるような想いが芽生えた夜でした。それにしてもキャストは至極心地いいし、流れも感じやすいし、大きくても小さくてもめちゃくちゃ曲がってんのに安心感もしっかりあって楽しいのに感度は凄いし、控えめに言ってこの竿での釣りやっぱり最高に面白い」



Q. サビアとサビア、どちらを購入しようか迷ってます。沖縄でライトゲームをしており、特にメッキや15cm〜ぐらいのカサゴやカモンハタなど釣ってます。1.5〜3gはジグ単で、メタルジグは3〜10gの範囲を使用しています。不意に40cmぐらいのメッキやチヌもよくかかるのですが、サビオとサビアはどちらがオススメですか?

A. サビアですね。リーフが多いでしょうし根掛かりも多いはずですので、サビアの方が根掛かりもしにくいです。それに3〜10gの使用を視野に入れるならサビアの方が快適でしょう。



Q. 今度リリースされる2本はプラッギングロッドですが、そのうちジグ単専用のメバリングロッドも出される予定はありますか?

A. 必要性からしてわざわざ「ジグ単専用」というのは、アジング用のメタルトップくらいしか考えていません。そもそもHJ64はかなりジグ用に近いロッドです。1〜3g程度のジグ単リグを操作している時は張りがあってシャンとしていますのでほぼジグ単専用機並みです。ですが、重いハードルアーを投げるときや、魚が掛かってウエイトが乗ればスムーズに曲がっていくところが今までのジグ単専用機と違うところです。つまり、わざわざどちらかへ特化させなくとも高次元で双方の釣りが出来るわけです。一方のBT74は極軽リグを投げやすいレングスで、ベンディングもHJ64より深く曲がるように作ってあるのでプラグの釣りがより楽しめるのですが、こちらも軽いジグ単を操作している段階ではシャンとしてますよ。この辺がハイプレッシャーローリングマシーンで超高圧に巻かれているブランクスの恩恵なのです。




Q. ビーテスラーのプラッキング以外で使い方は何がよろしいでしょうか?ハミージャーミーと二本釣り場に持ち込んだ場合の使い分けとかどうすれば良いのでしょうか?ワンタックルだけ持って行くならどっち持って行きますか?

A. キャラクターを変えてそれぞれ特徴は有りますが、正直に言ってこだわって欲しくは無いですね。ビーテスラーは確かにプラッギングに寄せてますが、ジグ単の釣りも相当高レベルでやれます。下手すりゃジグ単が売り物の竿より良いと言う人は必ず出るほどですよ。どちらか一本を先に買うなら、まずはレングスで決めてください。強い方、硬い方で決めるならハミージャーです。ちなみに、ワンタックルだけで、というなら僕は長い方を選びます。



Q. HJ、BTのガイドセッティングの情報を教えていただけないでしょうか。近々予約もはじまりそうとのことで、この2本が気になっています。

A. まず、ガイドはトルザイトとsicの両方を使っています。全てをトルザイトにすると色々問題点も出ますので、ブランクの特性に合わせて双方を適切にくみあわせてます。フレームは全てチタニウムです。細かいセッティングまでは書きようが無いのですが、ガイド位置一つでキャストフィールも変われば、フッキングパワーも変わります。糸抜け、曲がり、掛けどころなどをキッチリ出すために、インクスラボスタッフが数ヶ月掛けて現場で振っては直し、釣っては直し、ミリ単位で出したセッティングです。



Q. サビア、サビオの購入を検討しています。貴社ロッドのルアーウエイト表記について教えてください。例えば、FXB-TS67UL  Tres SABIA(サビア)ではルアーウエイト:3−12g(2−15)  とありますが、()無しと有りの数値はそれぞれ何を意味するのでしょう?

A. ルアーウエイトと言うよりキャストウエイトといった方が良いのですが、「快適範囲(許容範囲)」という意味ですね。まあ僕個人的には、書いてある表示は参考程度にしかしませんし、その竿に対しての下限上限のマックスは自分で決めます(笑)



Q. HJ64にイグジスト18の組み合わせに一目惚れしてしまい両方予約してしまいました笑HJに合わせるスピニングは何グラムぐらいが良かったのでしょうか?

A. リールの重さなんて、な〜〜〜〜んにも気にする必要はないですよ(笑)たかだか2000番クラスのリールです。重くても200g。軽くても150g。よほど特殊な釣りでない限り影響があるものでは無いですよ。バランス云々考えた時代もありましたが、結局思い込みに近い世界です。だってリールは手の真下にあるわけですから慣れればなんて事は無い世界です。人間の体というのは、そこへしっかりアジャストしますからね。



Q. ガイドセッティングですが、最近ロッドビルディングをするようになりましたが、プロの言う「ガイドセッティングが1ミリ違うと別の竿」という理屈が全くわかりません。10mm以上の差ならまだしも、1ミリ単位で竿の使用感が変わると全く感じませんが実際メーカーはミリ単位でガイドセッティングを行なっているのでしょうか?

A. はっきりいって変わります。しかしそんな面倒な事は余程こだわるメーカーか、それなりの価格帯の竿でしかやらないでしょう。ほとんどはフジさんの推奨セッティングそのままに搭載されてますよ。簡単で早いです。だからそこも含めて価格に反映されてます。「1mm違えば別の竿」というのは、「そういう竿もある」という事であって、全部ではありません。だから僕は「ミリ単位」と書いてます。「1mm 単位」ではありませんが、5mmや8mmとなるとこれは大きな調子の差になって現れますからね。GXSの場合は、まず「ライン抜け」でエンジニアが苦労したようです。ループの収束と抜けを両立させるために、投げては巻き替え、投げては巻き替えしてソコだけでも2ヶ月近くやってましたよ。もちろん、キャストして調子を見るテスターと、それを受けてその場で直ぐにガイドを動かしてセットし直すエンジニアとの二人三脚で無いと成立しない作業です。その場合も2〜3mmの単位で動かしていました。そしてつぎは「糸鳴り」です。これも数ミリ動かせばかなり変わります。その次は「掛けどころ」の作り方などです。違うからこそ、意味があるからこそやっているのです。人は大して違う事に3ヶ月も熱心に取り組めないですよw



Q. ハミジャミ予約しました。無塗装ということですが、メンテナンスで特別気を付ける点などを教えてください。

A. 良く「アンサンドフィニッシュ」と書いてある竿がありますよね?あれも無塗装で、らせん状などテーピングの跡がハッキリ見えて、触ると段差で凸凹してますよね。「サンディングフィニッシュ」は、あの状態にさらに目の小さなサンドペーパーで研磨して真っ平らにしてあるわけです。どちらも無塗装なのですが、サンディングフィニッシュは削りを入れる分より軽くシャープになります。しかし無塗装は塗装したものに比べれば言わば裸に近いわけで、塗装してあればモノに当てた場合も塗装膜に傷が付きますが、無塗装であれば当然材質そのものへ傷が付きます。ただし、カーボンパイプの表面は塗装膜と違って非常に硬く傷つきにくいという事も覚えていてください。

さてメンテナンスの方法ですが、まずは丁寧な水拭きです。しっかり塩や汚れを拭き取ります。乾いたら、「タックルエリクサー」や「タックルにシュッ」など、フッ素系やガラスコート系のコーティング剤を吹きかけて磨き上げて終了です。車に使うワックスなどでも良いです。それ以上特別な事をする必要はありません。



Q. ハミジャミ予約しました。楽しみな反面、こんなスーパーロッドを使いこなせるのか不安です。。。自分には過ぎた買い物だったのではと。。。私のような隔週サンデーアングルーでも違いを感じることができるでしょうか。それと無塗装とのことですが、もし手がすべって磯に堤防に落としたら、ちょっとリグを変えるのに、リーダーを結ぶときに堤防に立て掛けしたら、カーボンに傷が入っちゃって性能ダウンなのでしょうか?取り扱いに不安です。。。

A. 堤防に立てかけるのはやめた方が良いです。高圧巻きのカーボンですから表面が硬くて、塗装ロッドのように簡単には傷は入りませんが、竿というのは僅かな傷が折れる原因になりかねませんからね。高額でもありますから、ロッドホルダー付きのバッカンを用意するなど、普段の竿の取り扱い方を見直しましょう。



Q. YouTubeでレオンさんがベイトを使っているのを見ると、すごく楽しそうで羨ましくなりました。実は以前アブのソルティーステージとレボLTでベイトデビューしましたが、使いこなせず断念しました。聞くまでも無いかもしれませんが、あのころから年月もたち、道具も革新的に進化したと思います。サビア、サビオであればバックラは激減するでしょうか?

A. 確実にバックラッシュは減りますし、コントロールなどのキャスタビリティも飛躍的に上がりました。それがあったから製造に踏み切ったのです。ただし、ベイトキャストはどんな竿でも一定以上の練習量が必要となります。竿よりもリールの扱いに慣れない内はどんな竿でも上手くキャストは出来ません。



Q. ロッドの継数は1ピースがいいとおもっていましたが、サビア、サビオはなぜ2ピースではなく3ピースなのですか?

A. 正確にはツーピース+バットジョイントです。一本の竿って「竹竿」が代表するように、根元が太くて先っぽが細いでしょ?アレが自然なテーパーなのですが、そういったテーパーで作ると、概してバット部分のパワーはそんなに強く無いのです。特に曲がる竿を作ろうとするとバットまで曲がってしまうので、曲がりつつもバットパワーを出したい時には、バット側を別のテーパーのパイプにすることによって、強さを出すのです。例えば、ビーテスラーのバット側はお尻まで一本のブランクで通しているので、バットパイプを使った「バットジョイントワンピース」のハーミージャーミーと比べると、グッと曲げると「グリップ部分まで曲がる」のが体感出来ます。ビーテスラーの場合は、ライトプラッギングモデルという狙いがあってそういう風に作っています。

で、サビアサビオの場合は、ベイトタックルという事もあって、根魚などを釣る場合、曲がりつつも、デカい魚が掛かってしっかり曲がった時にのされないように、バットパイプのパワーで踏ん張らせるためにバットジョイントにしてあります。そして、ベリーとティップをツーピースにしてあるのは、バットジョイントと相まって、結果的にスリーピースにすることによって海外遠征時などの携帯性を高めてあるのです。

例えば、僕も近年2回ほどパラオに行きましたが、その際にバットジョイントの「ワンピース」を持って行きましたが、航空機貨物の規定より長いので、荷物運賃がオーバチャージとなり、荷物の追加料金だけで片道が2万円近くで、往復で5万円近くも掛かるのです。そこを踏も踏まえてスリーピースにしてます。



Q. ロッドのジョイント部にタックルエリクサーって塗った方が良いのでしょうか? それともフェルールワックスの方が良いでしょうか?

A. フェルール(継ぎ手)というのは、メス側はマンドレルに巻いて作ってあるので内側が真円なのに対し、オス側はパイプの外側を削ってジョイントに合わせますから、「真円では無い」のです。ですからどうしても数分の一ミリという単位で隙間が出来ます。そしてその、人間が感知出来ないほどの隙間によるカタつき(全面密着していない)が原因で、「点で支えている」状態になり、度重ねるキャストで一点に疲労が溜まってジョイント部の破損の原因になるのです。つまり、フェルールワックスは、そのジョイントの隙間を無くすのが目的ですから、絶対粘度のあるワックスにすべきです。



Q. ビーテスラーに合うおすすめリールを教えて下さい。

A. 僕はイグジストFC LT2000S-HとLT2500-XHを合わせてます。ルビアスあたりも良いのではないでしょうか。



Q. ハミージャーミー ビーテスラーはアジメバル 何センチ位までの抜きあげ強度見込まれてますでしょうか?

A. どちらも30センチ程度までは大丈夫ですが、高額な竿でも有りますし、竿は曲げれば曲がるほどヘタってもいきますので、それ以上はラインを持ってぶら下げるかネットで掬うかして頂きたいですね。保証しかねます。



Q. 「誰が監修したのか」でロッドをお選びになる、と私も同感です。所謂専用ロッドの存在価値はある程度認めてはいるつもりですが、所詮道具ですからね。ターゲットもリグも含めて使い方は使い手が決めることだと思ってきました。例えばシーバスタックルでシーバスを狙い打ちしても食わないのにライトゲームタックルだとすんなり食うとか。専用という魔法の言葉やタックルはかえって釣り師の視野を狭めることにも繋がりかねないと思う次第です。様々な角度からアプローチしてこそのアングラーだと思います。如何でしょうか?。

A. もの凄い種類の竿が存在する現代、これは難しい話題であり永遠の課題でもありますね。どんなに高性能のロッドを作ったとしても、ある程度は対象魚や使用法を絞った表現をしないと市場では通用はしないですし、特に初心者や入門者はちんぷんかんぷんで迷うばかりですから、誰かしらが誘導して上げなければならないし、それが釣り具製造メーカーの義務の一つでもあるでしょうし・・・。

また釣り人にも段階や目指す事に大きな差があります。釣りの深淵まで覗き込もうとするスキモノや求道者も居れば、あくまで手軽なレジャーとしての位置付けだけで楽しむ方も居る。したがって作る方や案内する方も常にその壁にぶち当たりますし、何百回も何千回も何万回も同じ事を繰り返しアナウンスせざるを得ない。たとえば僕の場合で言うと、「〇〇はアジングロッドなのですが、メバルは釣れますか?」という質問を一体何百回されたのか思い出せないほど、問われ続けてきました。

「専用」という言葉は諸刃の剣だとは思います。一方では大きな指標・道標で有り、もう一方では釣り人の探究心や可能性を削ぐ事にも繋がる諸刃でもあります。