2005年12月18日

くるみ割り人形 in フィリー 4

 2005年12月17日(土)、うちから徒歩2分(キメルセンターの隣なんざんす)のアカデミー・オブ・ミュージックに、ペンシルベニア・バレエ団のくるみ割り人形を観に行きました。
 アカデミー・オブ・ミュージックは、1857年オープンの古い劇場で、当初目的どおり劇場として使用されている建物としては、全米で最も古いそうです。

 昨日、急遽チケットを取ったので、今回は4階席。おかげで、上から写真を撮ることができました。
こんな感じです
 劇場内1劇場内2
 アメリカなので、当然、バランシン版(日本では殆ど見ないですよね?)。

 主役の女の子の名前は、クララやマーシャではなく「マリー」、兄はフリッツ。
 ドロッセルマイヤーの甥が、一幕から子役で登場します。

 そして、ねずみの王様を倒したくるみ割り人形が、雪の精の踊りの前に、その甥に変身します(つまり、くるみ割り人形も、ドロッセルマイヤーの甥が子役のまま演じます)。
 大人の王子様などには変身しません。 
 
 なお、ねずみの王様は、ちゃんと「7つの頭」をつけていて(ヤマタノオロチみたいなのを想像してたんだけど、大きな頭の周りに小さな頭を6つつけてる可愛い王様ねずみでした)、私はそれを確認できただけでも大満足
 
 ただ、子供の出演者(主役のマリーと甥を含めて、10歳くらいまで?)が非常に多いし、一幕は、雪の精になるまで殆ど全てマイムで進行するので(このバレエ団は、本当にマイム好き。なんなの?)、ちょっと辛いですね。

 二幕でも、マリーと甥は、子役のままです。
 甥が、ねずみの王様をいかにして自分達がやっつけたか、というのを金平糖の精に説明すると(全てマイム これは子供のくせに上手でした)、金平糖の精がこれを褒め称え、マリーと甥に色んな踊りを見せてあげます(マリーと甥は舞台の後方に座って、ずっと踊りを見ている)。
 踊りが終わって、ダンサー達の挨拶が終わると、夢の国の住人達に見送られて、マリーと甥はソリに乗り帰っていく(空中を飛んでました)、という所でラスト。
 マリーが夢から目覚めるシーンや、人形に戻ったくるみ割り人形を抱きしめるシーンなどは、一切ありません。

 一幕のフラストレーションも手伝ってか、ニ幕は踊り中心だったので楽しかったですね。
 ただ、あの甥、マイムがあれだけ上手だから、踊りも下手じゃないと思うんですよね。一回転くらい入れさせてあげれば良かったのに
 
 アラビアの踊りを、前回の白鳥の時に褒めた黒人ダンサーHeidi Cruzが踊っていました。 雪の精の群舞も踊っていて、そのとき、ちょっと遅れ気味で調子悪いのかなって感じでしたが、アラビアの踊りはまとまっていましたね。
 ただ、ジャンプにキレが無くて残念でした。 独特の体の柔らかさを持っている人なので、調子が悪いと、ちょっと目立っちゃうのかなって感じでした。

 キャンディステッキの精たちも、「アメリカはそうなんだってよ!」って聞いてたとおり、ちゃんとフラフープを持っていて、「おぉ、もしかして回してくれるのか」と、怖いもの観たさで期待したんだけど、そこはやはりバレエ、二重跳び止まりでした(いや、それでも十分か)。

 昼公演(午後2時開演)だったためか、金平糖の精は、プリンシパルではなく、ソリストのValerie Amissでした。
 が、くるみ割り…は、雰囲気が一番ですものね。
 良かった、よかった。

なお、天井はこんな感じです。
描かれているのは十二星座? これは一階席からでは見えないので、なんか得した感じです。
劇場の天井

takurere1025 at 13:48│Comments(0)TrackBack(0)バレエ・ダンス・舞台 

トラックバックURL

この記事にコメントする

名前:
URL:
  情報を記憶: 評価: 顔