2006年07月08日

スワン・レイク 

スワンレイク 6月28日午後8時〜、NYCのMetで、アメリカン・バレエ・シアター(ABT)スワン・レイクを観て来ました。
 配役等は以下のとおり。

オデット/オディール: ディアナ・ヴィシニョーワ
ジークフリート王子: ホセ・カレーニョ
ベンノ(王子の友人):エルマン・コルネホ
ロットバルト: 人間の姿:アイザック・ステイパス
獣の姿:サーシャ・ラデッキー
 
 私は、ロシア人が踊るオデット/オディールが好きです。 
 ロシア人ダンサーの白鳥を見るたび、彼女らに特有の(だと私は思う)、柔らかい肩と肩甲骨、そして細く長くしなやかな腕、の両方が揃って初めて、あの完璧な白鳥の動きができるのではないか?と感じてしまうほど 



 今回のディアナちゃんは、ロシア人だし、キーロフのプリンシパルだった方なので、見事なまでにロシア的なオデット/オディールで、わたくし、この上なく満足でございました
 今まで散々彼女の踊りを「くねくね」と批判していましたけれど(こちらこちら)、白鳥に限って言えば、この「くねくね」が本当に効果的でありました 

 王子役のホセ君、こちらもとても良かった。 そもそも王子キャラっていうこともありますが、彼は安定感があって常に一定レベル以上の踊りを見せてくれます。 これってプロでも意外に難しいことだから、本当に立派ですよね。

 安定感と言えば、王子の友達ベンノ役のエルマン君も、凄まじい技術の高さながら常に安定感があって、ホント、毎回「良いもの観たな〜」っていう満足感を与えてくれます。 感謝の投げキッスをん〜〜〜チュバッ (あ、引かないで、みなさ〜〜〜ん

 さて、白鳥と言えば見所の一つは群舞ですが、これについては前々回のジゼル(こちら参照)と異なり、「何も言うますまい」。 日本人ダンサーの加治屋百合子さんが四羽の白鳥の向かって一番右側に出ていたのですが、いつもと違ってものすごく緊張した怖い顔だったのが印象的でした。 揃えるのに必死だったのでしょうね・・・。1人じゃできませんもの。 その必死さが逆にABTの群舞のレベルを表しているようで、加治屋さんの苦労がしのばれました。頑張れ、加治屋お嬢〜〜

 ABTの白鳥(マッケンジー版)は、ロットバルトに特徴があって、ロットバルトが人間と獣の両方の姿で出てきます。 で、それぞれを別のダンサーが踊るわけです。 なので、このことを分って観始めないと混乱しちゃうみたいですね。 特にマッケンジー版は、他の版には無いプロローグ(お姫様が白鳥に変えられる場面)が挿入されていて、そこで2つの姿のロットバルトが両方出てくるので、知らないと「はぁ??」って感じになるみたいです。ご用心

 ところで、1幕で王子が友人達や家庭教師のおっちゃんと騒いでいる場面で、「リーズの結婚」で見られるメイポールが出てきました。 長い棒のてっぺんに籠を逆さにしたような飾りがあって、そこから複数の長いリボンが垂れ下がっているアレです。 それぞれのリボンをダンサー達が1本ずつ持って踊る群舞は、メリーゴーランドみたいで本当に綺麗。 ステップをするごとに複雑に編まれて行き、そして逆向きにステップを踏みなおして綺麗に元通りになったときは、盛んに拍手が送られていました 
 メイポールが見られるなんて、なんか得した気分デス



takurere1025 at 12:25│Comments(0)TrackBack(0)バレエ・ダンス・舞台 

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