2009年03月24日

さよならベジャール

 今年最初のバレエは、2月になってからでした。

 2月7日午後2時  ゆうぽうとホール  東京バレエ団ベジャール・ガラ

 この公演は、昨年逝去された振付家モーリス・ベジャール氏に対し、同氏と関係の深かった東京バレエ団が行っている追悼公演の5回目です。
 (東京バレエ団創立45周年記念公演兇盞鵑佑討い泙后)

 振付指導として、ジル・ロマン氏と、小林十市さんの名前が挙げられています。

パンフ 演目・ダンサーは以下のとおり。

「ペトリューシュカ」
音 楽 : ストラヴィンスキー
振 付 : ベジャール

青 年 : 長瀬直義
若い娘 : 佐伯知香
友 人 : 平野玲
魔術師 : 柄本武尊
三つの影 : 高橋竜太、氷室友、小笠原亮
四人の男 : 松下裕次、宮本祐宜、横内国弘、梅澤紘貴
四人の若い娘 : 森志織、福田ゆかり、村上美香、吉川留衣

「ドン・ジョヴァンニ」
音 楽 : ショパン
振 付 : ベジャール

ヴァリエーション1 : 森志織、福田ゆかり、村上美香
ヴァリエーション2 : 阪井麻美
ヴァリエーション3 : 田中結子、岸本夏未
ヴァリエーション4 : 乾友子
ヴァリエーション5 : 高木綾
ヴァリエーション6 : 上野水香
シルフィード : 吉川留衣

「ボレロ」
音 楽 : ラヴェル
振 付 : ベジャール

シルヴィ・ギエム
平野玲、松下裕次、長瀬直義、横内国弘ほか


 ギエムは、2005年秋の日本公演を最後にボレロを封印していたのですが(こちらの記事参照)、今回のベジャールの追悼公演に限って封印を解いたのです。

 私は、前と同様、音楽が録音であることにぷりぷり怒ったものの、久しぶりにギエムを観て大満足でした。

 ところが、このギエムの「ボレロ」が・・・




 旦那には大不評




 曰く、



宗教みたいで気持悪い





 ・・・あぁ、なるほど。
 これは、逆に言えば、褒め言葉ですね(本人は断固否定してるけど)。

 ファッションが好きな人は、時々ファッション・オンチな人の意見に耳を傾けるべし。 オンチな人の意見には、好きが故に見落としがちなポイントをするどく突いたものがあるから。
 という趣旨のことは、よく言われることだけど、これは何事にも(もちろんバレエにも)当てはまることですね。

 分かりやすい例でいえば、もう男性のタイツ姿に何ら違和感を抱かない私ですが、あのタイツ姿って言われてみれば確かに相当奇妙なことは否めない・・・

 ベジャールのボレロにはジョルジュ・ドン以来の歴史があるわけだけど、やっぱり、あの振付は、かなり人間の心(というか脳?)の原始的なところに迫ってきますからね。

 あーたの言った「宗教みたい」は、あながちトンチンカンな意見じゃないって、私は分かってるのよ、旦那

takurere1025 at 22:29│Comments(2)バレエ・ダンス・舞台 

この記事へのコメント

1. Posted by 倫敦学生   2009年03月25日 19:54
私、バレエの良し悪しが分かるような感性が未だに潜在能力のままなのですが、このところ、バレエ好きになってきました(言葉の壁がないからかも・・・)。

で、今週からAmerican Ballet Theatreがロンドンに来るので、来週31日に観に行くことにしました。Swan Lakeです。
Swan Lakeの次に海賊をやるのですが、Swan Lakeが半額になっていたので、そちらにしてしまいました。koharuさんのブログでは海賊の方がお薦めのようだったので、少し迷ったのですが、一人約7000円の割引には勝てませんでした・・・。
2. Posted by Koharu   2009年03月26日 22:16
5 倫敦学生さま、楽しい学生生活(って本当?)をお過ごしのようで何よりでございますわ。
おっしゃるとおり、バレエには言葉の壁がないってことが大きいですよね(笑)。

ABTの白鳥は、なかなか面白いバージョンですよ。
前奏のときに紗幕の内側で踊られる部分についてもちゃんと観ておいてね。
なぜ、白鳥の姿をしているのか、ということを説明しているので。

ABTのホームページを見てみましたが、ロンドン公演での配役は分かりませんでした。残念。

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