2009年08月10日

新国立劇場ローラン・プティの「コッペリア」

新国立 2009年6月27日、姪っ子ちゃんと一緒に、新国立劇場のコッペリアを観て来ました。
 これがシーズンエンディングの演目。

 キャスト等は以下のとおり。

【振付】 ローラン・プティ
【音楽】 レオ・ドリーブ

【キャスト】
スワニルダ: 本島美和
フランツ: 江本拓
コッペリウス: ルイジ・ボニーノ


 いかにもプティらしい小粋な振付のコッペリアでした。
 でも、プティの振付は、体も心もお子ちゃまな日本人には合わないですわね。

 プティの女性ダンサーへの振付けには、ある種のキュートさがあって、もしかして、これが、プティの振付けは小柄な日本人ダンサーに合っていると誤解される元なんじゃないかしらね。
 でも、あのキュートさは、大人の女性の色気があって初めて成り立つものだと思うので、上の誤解は勘違い甚だしい、というのがワタクシの意見です。

 私が今まで観た、どの日本のバレエ団(あるいは日本人ダンサー)のプティ作品も、キュートさ=子供っぽさ、みたいな解釈をしているとしか思えない。
 男性ダンサーに対する小粋な振付けも、心が追いつかないと、いきがってる中学生にしか見えないのよ。
 才能ある振付家の振付けを付け焼刃で踊られると、ダンサーの本質だだ漏れで、恥ずかしいのよね、観てる方が。

 あ、でも、今年4月の草刈民代さんの引退公演でのプティ作品は、大人の女性のしっとりとした色気とキュートな雰囲気が両方あって、プティのイメージに近いと思いました。
 ただ、草刈さんは、そもそもダンサーとしての技量に「?」がつきますので、プティ向けのダンサーかというとそうとも言えず。 まあ、それに、そもそも引退公演ですから。
 蛇足ながら、草刈さんには、これからはあのクールな美貌を生かして女優として羽ばたいて行って欲しいと思います。 
 
 ここまで書いたので、ついでに暴言吐いてしまいますけども、日本人ダンサーは、もっと成熟すべきですよ。
 (あぁ、ごめんなさい。本当は、ダンサーに限らず、日本人全般に言えることですね)

 男性ダンサーについては、人的リソースが圧倒的に不足しているので、まあ、どうでもよし。

 女性ダンサーのみなさーん!
 少女のような無垢な感じだけではつまらないと思いませんか、ダンサーとして!

 もちろん少女のような可憐さを捨てろとは言いませんが、平行してちゃんと女性の色気も兼ね備えるべきではなかろうか〜。
 そして、そんな二面性を備えたドラマチック・ダンサーに、ロミオとジュリエットや、マノンを踊って欲しいのであります。

 ワタクシ、もう、無垢で真っ白な雪のような日本人女性ダンサーの踊り、そう、海外コンクールの審査員に「日本人らしいたおやかさ」なんて表現される踊りには、少々、飽きてきましたのよ。
 よろしゅうおたの申します。
  
オペラグラス さて、この日は、今年のお誕生日のプレゼントとしてお友達グループから頂いた、アビステのオペラグラスの劇場デビューでございました

 姪っ子ちゃんに、「こんなに舞台に近い席じゃいらないんじゃないの?」と言われてしまいましたが。。。
 


takurere1025 at 22:39│Comments(0)バレエ・ダンス・舞台 

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