2009年12月14日

今年のバレエを振り返る2009 

 今年のバレエを振り返る△蓮Kバレエカンパニーの10周年記念全国ツアーの「ロミオとジュリエット」。
 皇后様もご覧になったことが報道されました(こちら参照)。

 Kバレエは、赤坂アクト・シアターとか渋谷のオーチャードとか、私が好きじゃない劇場でやることが多く、そういうときは行かないことにしているんですが、今回は、東京文化会館でも公演があったので行ってみましたよ。

 2009年11月4日(水) 午後6時30分〜 @東京文化会館
 
 配役等は以下のとおり。

 芸術監督 : 熊川哲也
 演出・振付 : 熊川哲也
 音楽 : プロコフィエフ
 演奏 : シアターオーケストラトーキョー

 ロミオ : 熊川哲也
 ジュリエット : 東野泰子
 マキューシオ : 浅田良和
 ティボルト : 遅沢佑介
 ロザライン : 浅川紫織
 ベンヴォーリオ : 伊坂文月
 パリス : ニコライ・ヴィユウジャーニン

 
 振付は、ケネス・マクミランのものを基にしているんだと思いますが、ダイナミックさを抑えて、踊り易くしている感じでしょうか。
 プロコの音楽を聴くと反射的に、マクミランのドラマチックな振付や、ヌレエフの超絶技巧な振付が頭に浮かんできちゃうので、今回の振付には、ちょっと肩透かしな印象を受けてしまいました。

 でも、それは、こちら側の問題なんですよね。 反省、反省。
 なんといっても、全国ツアーをつつがなく終えるためには、ダンサーに無理がなく、何より怪我の心配のない、ある程度のレベルの振付で統一せざるを得ないのでしょうし。

 ジュリエット役の東野泰子さんは、華奢で少女のような可憐な外見で、愛らしい踊りで、それはそれは可愛らしいジュリエットでした。
 もちろん、演技の面では、特に後半の難しい場面、すなわち、
  
 → ロレンス神父に相談に行く 
 → 神父から毒薬もらっておっかなびっくり 
 → みんなを下がらせ、毒薬を飲むか悩みまくる 
 → えいや!で、毒薬を飲む 
 → 目が覚めたらロミオが(ついでにパリスも)死んでて、驚愕 
 → ロミオの後を追い自殺

の各場面では、まだまだ感が漂うこともありました。
 振付と顔の表情をなぞってるだけに思える箇所もあったりして・・・。


 でも、



可愛いので許しちゃうわ!
 


と久々に思えるダンサーでした。 今後も頑張って下さい

 熊川氏は、成熟期の後半という感じです。
 やっぱり何のかんの言って、テクニックはまだ誰にも負けていないでしょうし、見てるとスカッとする踊りは健在です。
 
 
 氏は、テレビに宣伝のために出まくったり、Kバレエを文字通りしょってたってるために、舞台以外もいろいろと忙しくされていて、密かに遠くから心配しているのですが、少しでも長く現役でいて欲しく、応援している次第であります。


takurere1025 at 13:32│Comments(0)バレエ・ダンス・舞台 

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