2014年03月02日

家族のために

__妹から、いきなり料理の写真が送られてきたので、なんだ?と思ったら。

小2の姪っ子ちゃんが「ひな祭り会」をしたいと言うので、母である妹が、張り切ってちらし寿司を作ったのですって。

ひな祭りは3月3日・・・明日じゃん?!

・・・ああ、そうか。
当日は月曜だから、繰り上げて今日(2日・日曜)にやるのだな。

と、寝ぼけ頭で考える。
(子供に縁がないと、思考を巡らせないとそこに思い至らないのよ!)

ただ、妹のメール続編によれば、子供達には、ちらし寿司よりも旦那さんが作った焼きそば(写真上)の方が大人気だったらしい(笑)。

妹曰く、「昔、うちのお母さんが、お兄ちゃんの10歳くらいのお誕生日会の時に、ちらし寿司作ってくれたけど、私達はもちろん呼んだお友達の反応もイマイチだったことがあったでしょう? 私、同じことしちゃった〜。。。」と。

・・・そういえば、あの誕生日会の時の空気は、ちょっと寒かった(苦笑)。

子供の会のお寿司といえば、持ち帰り寿司チェーン店の握り寿司セットを頼むお宅も多かった中、母は朝からちらし寿司を作ってくれたんですよ。具もとっても豪華だったし、妹がやっているのと同様きちんと盤台に盛り付けてあって、手間も値段も食器も、チェーン店の丸いプラスチック大皿セットwith魚型プラ醤油とは、全然違う。

でも、寿司チェーンがまだ目新しかったあの時代、私達子供にとっては、あのプラ大皿にドーンと並べられた握り寿司with魚型プラ醤油が、特別感があったんだよな〜!
ホント、ここはもう、大人と子供の感性の、悲しいほど大きな違いとしか言いようがない。

今回のは出来合いのものではなく、手作りの焼きそばだけど、子供の「かなりジャンキー好き」という感性からすれば、やっぱちらし寿司よりも焼きそばに軍配が上がるのは、避けられなかったと思う。

妹よ、お疲れ!!
私はあんたのちらし寿司、食べたかったよ。美味しそうだもの!!


<追記>
妹によれば、ゲストのサッカー少年が唯一、「わぁ、ぼく、ちらし寿司いただきます!」って言ってくれたらしい。
あまりに嬉しかったようで、さっき送られてきた集合写真では、誰がサッカー少年なのか、ちゃんと書いてあったわ。「うちの子になって欲しい〜」とも。

妹が単純過ぎて、でも気持ちも分かり過ぎるほど分かって、なんだかちょっとだけ胸が痛い・・・ような気がする。




takurere1025 at 22:43│Comments(2) お食事 

この記事へのコメント

1. Posted by ハヤシくん   2014年03月11日 12:34
豪華なチラシ!私もいただきたいです。子供ウケしない‥分かるなあ〜。だから、子供たちもいずれ分かるのかな。

お兄さん、いるんだっけ!まん中なんだね。きっと昔に聞いてるはずなのに新鮮で、そんなところに反応してしまいました。
2. Posted by Koharu   2014年03月11日 21:13
5 ハヤシくん、こんばんは。
そうなんですよ〜。兄もいるの。3人兄妹で、私は真ん中よ。
ま、女2人と男1人だし、妹とは2人1部屋で育ったので、どうしても妹との親密度が高くなってしまうのだけどね。その結果&兄嫁に対する遠慮もあり、どうしても兄の子供よりも妹の子供の方と密に交流してしまうので、兄の子供達にはなんだか悪いなあと思っています。

最近、ちらし寿司見たいな地味だけど、味わい深い昔からのお料理が、しみじみ嬉しくなってきました。これも、年齢かねえ〜。

この記事にコメントする

名前:
URL:
  情報を記憶: 評価: 顔