約束は反故

宮武氏議長職に居座り

自由民主党岡山市議団の困惑

 

 

辞任の約束反故 

あまりにもひどい、ただ単に身内の争いを外部にまき散らしての中傷合戦は、自民党岡山市議団全体を貶めることになり、避けるべきであると思っていた。

しかし、事ここに至っては、そうも言っておられる事態ではない。今自民党岡山市議団がどうなっているのかその実情を市民の皆様に明らかにさせておきたい。

「1月臨時議会でやめる。その証しに辞表を渡しておく、ただし不信任のままではなく8月議会議長の信任をしてくれ」という内容の趣旨を伝えてきた

宮武氏を支持しない17人は、「信任などとてもできない」という厳しい意見が大半であったが、議論を重ねた結果、2年で議長が辞表を提出するという申し合せ事項には反するが、そこは同じ会派であるので信じようということになり、それぞれが震える手で信任の署名をした。

 その確約が反故にされたのである。宮武氏に最初からだますとつもりはなかったのだと思いたいが、「信任された議長なのでやめる理由がない」、「日付のない辞表に効力はない」と開き直り、全てを人のせいにした態度を見せつけられたとき愕然とした。

こうした行為は議会人として、いやそれ以前に人として決して許されるものではなく、言語道断である。我々17人に対する裏切りは、だれ一人として終生忘れることのない出来事となった。

 

選良認識の欠如

 市民から選挙で選ばれた、いわゆる選良として、いずれ常識的な判断をするのではないかと期待をし続け、信用してしまったのが誤りであったと今さまながら深く反省するばかりだ。

 そもそも、議会は常識を越える無茶な行為など想定しておらず、こうした事態に対する処罰・処分などの規定が備わっていない。「まさかそんなことが起きるはずがない」というのが前提にあるからだ。また、我が市議団も組織として結成してからの日が浅いこともあり、規約作りも遅れている。早急にこうした整備を急ぐ必要がある。

とりあえず、最低限の処置として、自民党市議団からの退会処分を通知した。 

 

混乱の発端

 5月臨時市議会は申し合わせにより、議会人事を一新させるために開かれる。議長についても同様だ。本会議場で全議員の投票により決定するが、過半数を抱える自民党市議団の総意が事実上決定となる。

 会派の中に複数の議長選の候補者がいた。議会運営で他会派等に迷惑をかけることがないように3日間という期限で話し合いが続けられたが、平行線が続き決着しないと判断し、選挙ということになる。結果、宮武氏は敗れた。選ばれたのは当選5回の浦上雅彦議員だった。

 団総会で手続きを踏み、正式に決定したにも拘わらず、この結果を気に入らないとして、申し合わせを無視し辞表を提出せず、居座りを決め込んだのだ。

 こうした一連の行動は、岡山市議会及び市民への重大な背信行為であり、決して許されるものではないとし、5月臨時市議会で議長不信任決議が、6月定例会では議長辞職勧告決議が賛成多数で可決された。

 にもかかわらず、法的拘束力がないと強弁し、依然として議長席に居座っている。

 議会の決議を議長自らが否定するという信じられない暴挙であると同時に、自民党市議団の総意を踏みにじる裏切り行為でもある。

 我が会派の重鎮であり、指導的立場にあることから、しかるべき時期に良識に添った判断をするものと信じ、議長不信任決議、議長辞職勧告決議に賛成したものの、わが会派からは提出しなかった。こうした温情も全く通じないばかりか、逆に非難をするといった非常識さが残念でならない。

 その後、舞台は月議会に移る。不信任を出すことを前提に、同じ会派のままではなく、会派退会後に行おうということなり、月議会初日までに自ら退会するよう勧告を行った。

 このこと急激に、辞任に向けての話が水面下で進む。冒頭に触れた辞任の確約が成立し、一転議長を信任するということに至った。そして重ねて言うがその約束が反故にされたのだ。

 

 急がれる規約の整備

我が国は、今重要な節目にある。責任政党として、国民の安全、また強い経済を目指し組織全体で国民の期待に応えるため結束し、全力でそれぞれが役割を果たしていかなければならない。それ故に、この混乱を早期に解決させる必要がある

 今後、こうした混乱を起こさないためにも、また自民党市議団をきちんとしたガバナンスを働かせた組織として存在させるためにも、団規約を成立させた上で、毅然とした姿勢で臨まなければならない。

 いずれにしても、市議会議員は市民の代弁者であり、市民の奉仕者として働くことを旨として、日々全力を傾注してまいる所存であるので、引き続き自民党岡山市議団に対する温かいご支援を賜りますよう宜しくお願い申し上げます。

 

 (文責 自由民主党岡山市議団 団長 和氣健)