2012年08月04日

【真相ジャパン】第107号 食料高騰ニュースまとめ

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【真相ジャパン】第107号です。
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2011年3月11日、東日本大震災を機に私達は知った。
この国が情報鎖国である事を。もう建前やデマカセは真っ平!
真実を追究し、日本の未来の礎を創る衝撃的メールマガジン!!
                           
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真相JAPANは東日本大震災、福島原発事故、マスコミによる恐ろしいプロパガンダ、政治、経済・・・・etc。を観察し続けた結果「このままでは日本がなくなる」「世界中の人々が生きていけなくなる」という強い危機感を抱いた有志が集まり情報の真相を明らかにし、新しい国家のあり方、人間が生き抜く力を提供し、この世界危機を次世代に受け継がさない。

そして次世代の若者が朗らかに生きていけれる社会のあり方の提言を目的にしています。是非、皆さんで情報を共有し日本の素晴らしい文化を継承しながら、新しい明るい社会を考え、そのために行動しましょう。

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今回は少し気になるアメリカを筆頭に世界の異常気象による、食料高騰のニュースを読者の方が集めてみましたので、参考にしてください。

本屋に並んでいるように2015年には吉野家の牛丼が食料高騰とインフレによって1000円になっているかもしれませんね。

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食料高騰ニュースまとめ


                       読者投稿:S様

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明治がバター値上げ…肥料価格高騰で

乳業最大手の明治は25日、9月1日出荷分から市販用バター2品目の希望小売価格を15円値上げすると発表した。

ともに200グラムの税抜き価格で、「明治北海道バター食塩不使用」420円、「明治北海道バター」は385円となり、値上げ率は3、7〜4、1%。トウモロコシなどの飼料価格の高騰で、生乳の仕入れ原価が上がったためという。

バター価格の値上げは、東京電力福島第一原子力発電所の事故を受けた生乳の出荷停止の影響を受けた2011年10月以来となる。

大豆やトウモロコシ、小麦など、穀物の価格高騰の影響が現れている。日清オイリオグループは7月1日から、業務用の食用油の出荷価格を一缶(16、5キログラム)あたり200円以上、家庭用を1キロ・グラムあたり10円以上値上げしている。

(2012年7月25日21時40分 読売新聞)


アメリカで約60年ぶりの大干ばつ 穀物高騰が日本の食卓を直撃

アメリカではおよそ60年ぶりの大干ばつが発生している。
アメリカ全体の8割のトウモロコシが枯れるなど、穀物の不作で価格が高騰し、最大の輸出先である日本の食卓を直撃している。

アメリカ・ミズリー州のとあるトウモロコシ畑の地面を触ってみると、上はバラバラで、完全に干上がっていた。
水分が蒸発し、ひび割れた地面。
世界有数の穀物産地、アメリカを大干ばつが襲った。
ここ60年で最悪の規模だという。

トウモロコシ農家は「(最後の雨は)3週間前さ。全くお金が入ってこないよ」と話した。
すでにアメリカ全体の8割ものトウモロコシが枯れ、2012年の収穫は絶望的だという。
干ばつが深刻化した6月以降、トウモロコシや大豆などの取引価格は右肩上がりに高騰しており、その余波は日本にも及んでいる。

大豆は7割、トウモロコシは実に9割をアメリカ産に依存する日本。
明治は、家庭用バターの一部を、9月から15円値上げすると発表した。
家庭用食用油が、すでに7月から、各社が相次いで3〜5%ほど値上げに踏み切っている。
消費者は「生活するのに、食料品はね。(値段が)いくら上がったとしても、買わずにはいられませんからね」んどと話した。

第一生命研究所の永浜利廣主席エコノミストは「いくら企業が(穀物の)値上げを吸収するといっても、限度がありますので。となると、製品価格に転嫁すると。値上げの本番というのは、これからだという風に考えたほうがいいと思います」と話した。

(7月27日 FNN) 


インド、平年下回る雨量で農作物価格高騰

インドでは6月から9月のモンスーン期の雨量は年間の70%近く占めるといわれ、この時期の天候は農業生産に大きな影響を及ぼす。しかし、今年の雨量の低調でインド気象局が24日に発表したリリースによると、6月1日から7月23日までの雨量は平年を22%下回る。
モンスーン期の到来が例年より遅れたことが要因だ。

天候不順はすでに農作物の価格に影響を与え始めている。インド紙ビジネススタンダードによると、7月1日から23日までに、ジャガイモ、砂糖などが20%超、絹や植物性油脂などが10%超の物価上昇を記録しているという。

農作物の価格上昇はインフレに悩むインド経済に悪影響を及ぶことに加え、インド国民の6割以上を占める農家の家計に打撃となるのは間違いない。米国では干ばつがトウモロコシや大豆価格の高騰を招いているが、インドでも同様の傾向になっている。

インドではモンスーン期の雨量が平年比96%から104%で平年並み。同紙によると、シン首相関係者は今年のモンスーン期の雨量が平年の92%程度と見ており、農作物への影響は必至だ。

(7月25日 新興国情報 EMeye)


米国に加え欧州でも熱波、トウモロコシの生育に影響も


欧州南部が熱波に見舞われトウモロコシの生育に影響が出ており、イールド(単収)が減少する可能性が高まっている。この地域は世界の輸出の16%を占める。米国が干ばつに見舞われるためトウモロコシ価格はすでに過去最高値に達している。

米政府のデータによると、イタリア東部から黒海地域、ウクライナにかけての地域の気温は今月、セ氏35度以上に達し、平年を5度上回っている。穀物売却について農家に助言するオフル・エ・デマンデ・アグリコル(仏ブルージュ)の市場分析責任者、セドリック・ウエーバー氏によれば、現在、穀粒を作り出す受粉期にあるトウモロコシは気温が32度超えると被害を受ける可能性がある。

米国の農家が1956年以降で最悪の干ばつに直面する中、欧州の熱波による世界の食糧供給に対する懸念が高まっている。インドではモンスーンの影響で作付けが遅れており、オーストラリアでは降雨量が平年を下回っている。大豆とトウモロコシ相場は23日、過去最高値に達し、小麦も6月1日以降、51%高騰している。国連によると、世界の食料価格は上昇する可能性が高い。4−6月(第二四半期)には過去3年で最大の下落を示していた。

(7月25日 ブルームバーグ)

トウモロコシは家畜の餌でもあるため、食肉と酪農製品の価格上昇は不可避である。
さらに、加工食料品の75%にトウモロコシが主要原料として使用されているため、食料品の価格は急騰するだろう。

またトウモロコシはエタノールの原料だし、鶏の飼料の原料。これに加えて、トウモロコシは接着剤、アルミニウム、アスピリン、糊、化粧品、咳止めシロップ、乾電池、封筒、繊維ガラス、絶縁体、ゼラチンカプセル、インク、殺虫剤、ペンキ、ペニシリン、粉、絨毯、スタンプ、歯磨き粉、壁紙などに使われている。

このままだと、アメリカだけでなく全世界の物価上昇は不可避である。
いや、食料そのものの絶対量が不足することもありえる。

  (了)


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