2008年08月

2008年08月30日

「卵巣のう腫」と「更年期」の関係

2af121de.JPG今年の夏はゲリラ的大雨が多く、各地で被害も出ていますね。
被災された方に、心よりお見舞い申し上げます。

8月27日(水)、婦人科の半年検診のため、新小岩の「まつしま病院」に行ってきました(※写真は別)。

最近、このブログを読み始めた方に説明しますと、私は在米中の2000年に子宮筋腫のため子宮と癒着していた左卵巣の摘出手術を行っています。

ところが術後すぐに残っていた右卵巣が急激に痛み出し、卵巣のう腫と診断されたものの乳がんも見つかったことから、のう腫のほうは経過観察。
大きくなってきたので、翌年開腹手術を勧められ手術日まで決まっていましたが、夫の食道がんが見つかり、急遽帰国。

それ以降、20代のときに内膜症でお世話になっていた佐々木静子先生に、半年ごとに診察していただいているというわけです。

最初、先生に「あなたの場合、のう腫は充実性ではなく水なので急いで手術することはない。ホルモンのバランスを崩さないためにも、卵巣は片方でもあったほうがいい。更年期が過ぎる頃まで持たせられれば大丈夫」という説明を次のように解釈していました。

卵巣のう腫は、更年期を過ぎると女性ホルモンの分泌がなくなっていく。
→私の「のう腫」もだんだん小さくなっていく。
→更年期を過ぎれば心配ない。

ところが、この解釈が間違いであることに、今回初めて気づきました…。

先生「大きさは、直径6cmぐらいだからあまり変わってないわね」
私「そうですか…。更年期に入ったら小さくなると思っていたのですが」

先生「中には小さくなる人もいるけど、ずっとそのままという場合のほうが多いのよ」
私「えっ!? そうなんですか。(私はすでに子宮は摘出しているのでありませんが)閉経の時期になると、小さくなるものだと思っていました」

先生「あなたは中身が水だから、ホルモンとは関係ないわけ。のう腫が大きくなっていくと心配だけれど、大きくさえならなければまず安心していいのよ」
私「そうなんですか。勘違いしていました」

先生が「閉経時期まで片方でも卵巣はあったほうがいい」と言った意味は、「卵巣を残すことで急激な女性ホルモンの減少が避けられるため、バランスが保たれ、更年期症状がきつく出ずに済む」ということだったのですね。

その後、尿酸値が1年前に高かったのに前回検査項目からはずれていたことを話すと、カルテを見ながら…、

先生「ほんとねえ。尿酸値が高いとき、関節などに痛みが出ていた?」
私「ええ、一時期ですが腕とか手首、指の関節に痛みがありました。リウマチの検査を受けましたがリウマチではないと」
先生「うーん、更年期でも同じような症状が出ることあるけれどね。今回は尿酸値も調べましょう」

他に、肺がんの治療の経過が順調であること、顔のほてり、発汗については昨年よりおさまったもののまだあることを伝えました。

先生「更年期の症状は人によるけれど、女性ホルモンの値が下がり始めてからだいたい2,3年から長くて5年ぐらい続くかな。去年より今年がラクなのであれば、ピークは過ぎてだんだんおさまっていくと思いますよ」

私「漢方薬は続けたほうがいいでしょうか」
先生「そうね、十全大補湯は免疫力を高めるし、葛根湯は肩凝りなど頓服的に使うといいので、続けてみたら」

ということで、漢方薬を処方してもらい、 “病院デート”の友人とともに半年後の予約を取ったのでありました〜。

帰ってから調べてみると、次のようなことがわかりました。
・卵巣のう腫のうち、悪性の場合が多い「充実性腫瘍」は全体の1割。これは危険なので、大きくなるようなら摘出がベスト。

・他の9割は、卵巣の中に分泌液がたまり腫れたもの。さらさらした水のような液が溜まるタイプは「しょう液性のう腫」と呼ばれ、一番多く、10代から30代までの若い女性に頻発するそう(私は若くないけど一応このタイプ…笑)

・「皮様のう腫」は成熟期の女性に多く、髪の毛、歯、筋肉が含まれることも!こ、怖いですね…。

・「チョコレートのう腫」は、卵巣の中に子宮内膜症ができるもの。月経血が溜まるので、毎月痛みが出たり増えたりすることになります。このタイプは更年期とともに原因となる月経血も減少し無くなるので、閉経後小さくなる場合もあるそう。私はこのタイプと混同し、小さくなると思っていたみたい。

・更年期の女性にできる卵巣のう腫で多いのが「偽ムチンのう腫。
ねばねばした液が溜まり、人間の体の中にできる腫瘍の中ではもっとも大きくなるものだとか(頭と同じくらいという場合も!)。

作品更年期は、42歳ぐらいから55歳ぐらいまでの間に出てくるのが一般的ですが、最近は30代でも始まるケースが増えているとのこと。

ストレス、不規則な生活、乱れた食生活が原因で、ホルモンバランスが崩れて起こるそうです。

「まだまだ大丈夫!」と油断しているあなたも、どうぞお気をつけくださいね。


※写真は八ヶ岳に行った際、「清里現代美術館」で撮影した“作品”。
2点目、ステンレスで作られたオブジェで、カメラで撮ったら、この通り私が映りました(笑)
あ、ちなみに、この美術館は館内撮影OKです。


takutaku7and7 at 11:10|PermalinkComments(5) 子宮・卵巣の病気 | 写真アルバム

2008年08月27日

ただいま移動中

ec2aca6b.jpg携帯から投稿しています。

今日は半年に一度の婦人科検診のため、新小岩へ。
卵巣嚢腫、まったく痛みはないけれど、少しは小さくなっているといいんだけどなー。

知人から、『血液検査を受ける前の晩、食事を摂らずにりんごだけ食べると数値が良くなる』という話を聞き、今回は試してみようと思っていたのですが、夕べは会食があり、お鮨屋さんへ。

お腹いっぱい食べてしまいました〜!

新幹線で果物野菜ジュースを飲んだけど、ダメかしら。

そして、かつて勤めていた会社の友人と“病院デート”のまま合コンならぬ“OG会”へ突入予定!

それで、がんがん飲んでは意味がありませんね(汗)

明日は浦和で仕事の打合せ。
だんだん忙しくなってきました。

ああ、八ヶ岳が恋しい!

と、いうわけで、携帯で写した八ヶ岳の朝の風景をアップしておきますね。

久々に、日記らしい日記でした(笑) それにしても、やはり携帯からの投稿は苦手です…。


takutaku7and7 at 10:01|PermalinkComments(7) 子宮・卵巣の病気 

2008年08月24日

八ヶ岳に「還る」

6b8af871.JPG再び、八ヶ岳のBARのある不思議な宿「chandra」へ ―。

何が不思議って、本当に近くまで車で行っても建物が見えない。チャンドラ

およそ八ヶ岳の別荘地域には似つかわしくないアパートの真裏、
駐車場のフェンスのわずか1mほどの切れ目が、異空間への入り口なのだ。

BARここから先は、スイッチOFFの世界。

部屋には、テレビもラジオも電話もエアコンも、音の出るものは何もない。
もちろんインターネットも繋がらないから、完全に「日常的生活」とはサヨナラできてしまう。

「訪れる」というよりは、「還る」という言葉のほうがふさわしいかもしれない。

自然に、還る。

自分に、還る。

忘れていた大切な時間に、還る。

本来の立ち位置に、還る。
カクテル
BARのカウンターを照らすのは、
月の形をしたランプのろうそくの灯りだけ。

好きな音楽を聴き、カクテルを飲み、
気の置けない仲間と語り合う…。
マスターの自然な対応と、ほど良い距離感がまたいい。

どこまでも心は解放的になり、ゆったりとしていくのとは対照的に、
くしゃくしゃになっていた頭の中は、どんどんクリアになっていくよう。


昼は仕事を兼ねてあちこち訪ね、目一杯活動的だったけれど、
たっぷり緑と美味しい空気を戴き、静かな時間も過ごした、夢のような夏休みもおしまい…。

OFFからONへスイッチが切り替わり、また日常の扉が開いた。



takutaku7and7 at 13:50|PermalinkComments(8) 詩のようなもの・雑文 | 私が訪ねたまち

2008年08月19日

動かされる日々

44bc5e84.jpgほとんど浜松に落ち着いていることのない日々が続いています。
仕事ばかりじゃなく、しっかり楽しみ、充実した時間を送っているので、どうぞご安心くださいね〜。

以前、仕事で何度も訪れた懐かしい白川郷。

白海老をはじめ新鮮なお魚料理が美味しかった富山県氷見。

ブログを通じて知り合った友との楽しい夜。

LAで一緒だった旧友との嬉しい久々の再会。

お世話になっているオフィスの屋上で間近に花火を眺めながらの宴。

逝った人との思い出を語らい、神戸で過ごした義母と二人のお盆。

自然志向の友、5人が集まって開いたマクロビ料理ポットラックパーティー。

慶應病院での植松先生の診察、今回も無事クリア!

昔、勤めていた会社の同僚のお見舞い。
思いのほか元気で良かった、良かった…。
でも、お願いだから煙草は止めてね!

横浜のグループホームにいる母を連れ出して夕食。
一週間ほど早い、私からの誕生祝いです。

さて、今から私は再び山梨へ―。
半分夏休み、半分仕事。
宿は、あの不思議な八ヶ岳のペンションです。
また、何か起こるでしょうか、共時性。

相変わらず、皆さまのところへの訪問&コメントが遅れています。
ほんとに、ほんとに、ゴメンナサイ!




takutaku7and7 at 07:58|PermalinkComments(4) 日記 | 私が訪ねたまち

2008年08月07日

ねむの木美術館

ec64e71e.JPG先日、機会があって、「ねむの木美術館」を訪れました。

そう、皆さまご存じの女優、宮城まり子さんが運営する障害者施設「ねむの木学園」の子どもたちが描いた絵を展示している美術館。

以前は旧浜岡町にありましたが、今は掛川北部の山の中にあります。

どうしてかな…。
今まで訪ねたことがなかったんですよね。
何となく抵抗があったような気がします。

昔抱いた宮城まり子さんの印象なのか、マスコミによって擦り込まれたイメージなのか、そうは思ってなかったけれど私の奥底にある「偏見」なのか―。

「ねむの木村」へ車で走り進むうちに、そんな思いはどこかへ飛んでいきました。
緑があふれ、池がある山の中に点在する関連施設の建物。
とても明るく、いい気が流れている感じ!

美術館は2つあり、以前からあるほうは残念ながら人手不足のため今は入館できませんが、中に展示してある絵画をガラス越しに見ることができます。

外観昨年完成したばかりの「どんぐり」と愛称がつけられたほうは、絵本から飛び出したような素敵な美術館。

「でも、よく続けているよね、宮城まり子さん。いろいろなことを言う人がいるけれど、続けるって大変なことだと思うな」と、仕事仲間と話しながら、ぐるりと緑の芝生の小道を歩いて2階の展示室へ。

そうしたら、まり子さん直筆のこんな言葉が出迎えてくれました。


ねえ 貴方
私 よくまあ つづいていると思います
子どもたちの才能は
無限なのですね


そして、こんなメッセージも―。


わたしたちは
造形の神のたまわれた
試練を恩恵とうけとり
あらゆる困難にたえ 
楽しく 強く そして たえることなく
やさしく あくまでも やさしく
感謝し ものごとに対処し
根気よく 自分の造形に
挑戦したい
心おどるであろう
これがわたしたちの
やったことだと


このメッセージは、造形だけでなく、病気をはじめ仕事や人間関係など、いろいろな「困難」を抱える「私たち」にも置き換えられるものじゃないでしょうか。

チケット展示されている絵を見て、驚きました。

素晴らしいのです。
障害がどうのこうの…ではなく、
きらきらした才能やピュアな心が、どの絵にもあふれているんですよね。

いっぱいいっぱい汚れたものを見て、知り、頭で先に考えてしまう私たちとは
何か違うものが見えているのかもしれない―。
そんなことを考えてしまいました。

「ねむの木美術館」は、年中無休。
興味のある方は、下記のHPをご覧くださいね。
子どもたちの絵を見ることもできます。

http://www.nemunoki.or.jp/

また、愛知県高浜市のやきものの里「かわら美術館」で、
月曜を除く、8/2(土)から8/31(日)まで「ねむの木の子どもたちとまり子美術展」を開催中とのこと。
お近くの方は、ぜひ訪ねてみてください。

HPのトップに、まり子さんが書いています。

「やさしくね。やさしくね。やさしいことは、つらいのよ」

認知症だとわかっていても、つい母にキツク言ってしまう自分を振り返り、ちくっと胸が痛みました―。


※今日の午後は仕事で袋井へ。夜に名古屋へ向かい、明日は富山。泊まらず、そのまま東京に行き一泊。土曜日は慶應病院でCT検査です。何だかハードだなあ…。コメント&皆さまへの訪問が遅れますが、どうぞお許しを。
ああ、お願いだから、暑さやわらいでちょうだいっ!


takutaku7and7 at 11:00|PermalinkComments(5) メッセージ | 私が訪ねたまち

2008年08月05日

砂浴(砂療法)・実践編

801b9e41.JPG毎日、暑いですね〜!
皆さま、夏バテしていませんか。

昨日、浜松市天竜区佐久間では、何と38.6度を記録し、日本一の暑さを記録!

私も終日、仕事で森町や掛川などへ行っていましたが、車の外気温を示す数値は37度を突破しておりましたー。

さて、砂浴について書いたところ、「ぜひ、試したい!」 「どうやるの?」という声がありましたので、簡単にご紹介したいと思います。

写真は、東城百合子さんの著書「自然療法」(あなたと健康社刊、1680円)のP113に掲載されている砂浴の入り方の図です。※クリックし、拡大の上ご覧ください。

以下は、私が実際に体験して得た、ミニアドバイス。
・スコップで穴を掘り、頭を置く部分を最初に固めて、実際に入りながら心地良い形を確かめつつ掘っていくといいですよ。
・ビーチパラソルと普通の傘で日よけの調整をするとラク。
・傘の上にバスタオルなどを洗濯バサミなどで止め、スーパーの袋に砂を詰めてひもでパラソルに結んで重石をすると、風に飛ばされることもなく安全。
・手はすぐに出せるようにし、届くところに水筒を置く。ストローをさしていつでも飲めるようにすると便利。
・大きめのサングラスや麦藁帽子で顔を覆うと眩しくないし、砂も目に入りません。
・私は運転用の指先が出た長手袋をして、軽くて薄い本を読んでいます。
・髪の中に砂が入るとなかなか取れないので(男性はそのまま海に入って、ざぶざぶ洗っていますが女性はちょっとね!)、皆さん図のような手作りの布キャップをしていますが、私はバンダナで頭をしっかり縛っています。
・ベテランの方々は、図のようなオリジナルの綿素材ビキニ(?)を作って着用。私はゆるゆるの短パンに、これまたゆるゆるのタンクトップ。なぜゆるゆるがいいかというと、砂を直接肌につけたほうがいいので、服の間に砂を入れるため。
・手元にシャベル(私は100円ショップで買った軽い園芸用のプラスチック)を置き、動いて砂がとれたときに自分でかけます。
・終わったあとはしばらくパラソルの下で砂を落としていると、だんだん乾いてきます。私はその上にだぶだぶの綿パンと薄い前開きの長袖のシャツを羽織り、そのまま帰宅。家でシャワーを浴びて砂を落とします。遠方から来ている方は、近くの温泉に入っていくみたい。
この前の日曜日、今年3回目の砂浴へ行きましたが、これまで砂に入ると痛みや痒みが出て寝るどころではなかったのに、初めて痛みがありませんでしたっ!

最初こそ、モゾモゾしていたものの、後は波の音を聞きながらうとうとしたり、本を読んだり…。
何と心地いい時間だったことか。
このときばかりは忙しい仕事や煩わしい日常のことも忘れることができます。
砂浴後、痒みや湿疹など好転反応が出ますが、3日ほどでおさまるのでご心配なく。

体内に溜まっている毒素、公害などが排出されるため、病気の人ほど苦しいのですが、その分効果も高いですし、断食法より安全で失敗がないと東城さんは著書に書いています。

そうそう、前回「あちこちでグループを作って行っているようなので、検索してみては?」と書いたものの、実際に検索してみたら、高額な料金をとって行っている人など、ちょっと怪しげなところもありましたので、ご注意を!

大丈夫、要は穴を掘って埋まるだけですから、何人か家族や友人・知人などで行ってもいいと思いますヨ。
砂浜はプライベートビーチを除き、基本的にみんなのもの。
人間だけじゃなく、あらゆる生きものたちのね!

自然療法のことや砂浴の役割や効果について、ちゃんと学ぼうとするなら、東城百合子さんが主宰する「あなたと健康社」関連の「健康学園」(二泊三日)や各地で行われている自然料理教室主宰の砂浴への参加がお勧め。

「あなたと健康」7月号に、健康学園開催のお知らせが出ていましたので、書いておきますね!
ただし、もう締め切っているかもしれませんので、あらかじめお問い合わせのうえ、お申込みください。

●「出雲健康学園」 8月22日(金)午後1時から24日(日)正午まで
※東城さんの指導で手当法、ミーティング、砂浴等を実施。会費23,000円
※申込みは往復はがきのようですが、もし参加したいという方は、出雲市の本田ひづるさん(電話:0853−22−0455)まで、参加可能かどうか問い合せの上、申込み方法についてたずねてみてださい。

「関東健康学園」(千葉県白子)も毎年開催されているようですが、残念ながら7月で終了してしまいました。

いずれも、本来「あなたと健康」の読者が対象ですので、自然療法にちゃんと取り組みたいという方には、購読をオススメ。毎月発行、1年間で2,520円(送料向こう負担)と安いですし、とても役立つ知識や情報が載っています。地味でシブイ小冊子だけど、私はそこが信用できる気がして気に入っています(笑)
購読希望の方は、「あなたと健康社」(03−3417−5051)まで。
もしかしたら、あなたが住んでいる地域で勉強会を開いている世話人さんを紹介してもらえるかもしれません。

ちなみに私が通っている浜松の自然料理教室は、月1回で1,300円会費(月)。年に会場費が3,000円くらいだったかな。月1回の勉強会は無料です。

いつまでも、病気や健康のことを医者任せ、人任せにせず、自分でやれることは実践していかなくちゃ! ← 自分に言い聞かせています、ハイ。


takutaku7and7 at 09:53|PermalinkComments(5) 自然療法 | 代替医療