参議院行政監視委員会で小出氏、孫氏らが原発事故について発言!天国へのラブレター2011

2011年05月25日

参院委で識者が脱原発訴え(23日の報道から)

下記の文章、昨日アップするつもりが途中で仕事のため出てしまい、そのまま東京へ。もうすぐホテルを出なくてはいけないので、取り急ぎ。

5月23日に行われた参院行政監視委員会の報道をご紹介します。

小出先生はじめ、参考人の方々は短い持ち時間で懸命にわかりやすく話していたのですが、質疑応答に入ったところ、議員からの質問がタラタラタラタラ…。
もちろん、真剣な方もいたのですが、何だかピントがずれていたり、要領を得ない内容だったり。
自分の立場や政党のアピールも交えながら、先生方の発言内容に比べて緊迫感がない議員の方も…。

下記の2つの報道は、よくまとまっているのですが、我が地元の静岡新聞には、なぜか孫正義氏の「休耕田で太陽光発電を」という記事のみ。
まったく他の先生方の話は掲載されていませんでした。

ちょっとがっかり…。


■「共同通信」転載記事 2011年5月23日 20時04分

原発推進政策に批判相次ぐ 参院委で小出京大助教ら

 東京電力福島第1原発事故を受け、参院行政監視委員会は23日、小出裕章・京都大原子炉実験所助教や、石橋克彦・神戸大名誉教授(地震学)ら4人を参考人として招き、原子力行政について討議した。参考人からは「破局的事故の可能性を無視してきた」(小出氏)など、これまでの原発推進政策を批判する意見が相次いだ。
 小出氏は、今回の事故対応で「政府は一貫して事故を過小評価し、楽観的な見通しで行動した」とし、放射性物質の拡散予測など情報公開の遅れも批判。また、国が「核燃料サイクル」の柱と位置付けてきた高速増殖炉の例を挙げ、当初1980年代とされた実用化のめどが立たないのに、関係機関の間で責任の所在が明確でないとした。
 石橋氏は、地球の全地震の約10%が日本に集中しており、「原発建設に適さない場所である」と強調。原子力安全委員会と経済産業省原子力安全・保安院が「原発擁護機関になっている」とし、安全性の審査が骨抜きになっていると指摘した。
 ソフトバンクの孫正義社長は、太陽光など再生可能エネルギーの活用を提言。元原子力プラント設計技術者の後藤政志・芝浦工大非常勤講師も「完璧な事故対策の模索より、新たな分野へのエネルギーシフトの方が容易」と、脱原発を訴えた。




■「中日新聞」転載記事 2011年5月23日 23時24分
エネルギー政策の転換を 参院委で識者が脱原発訴え 

石橋克彦神戸大名誉教授や孫正義ソフトバンク社長ら「脱原発」を主張する識者4人が23日、参院の行政監視委員会に参考人として出席し、国のエネルギー政策の転換などを訴えた。
 委員から、津波対策後に再開を目指す中部電力浜岡原発(静岡県御前崎市)の耐震性を問われた石橋氏は「大丈夫なんて全く言えない。浜岡は、地雷原でカーニバルをやっているようなもの」と再開に強く反対。浜岡1号機が運転を開始した1976年から「東海地震」の可能性を指摘しており「地盤の隆起で敷地がでこぼこになる可能性がある。海水の取水管や防波壁が壊れて役に立たないかも」と強調した。
 100億円の義援・支援金を寄付するほか、全国各地に太陽光発電所の建設を計画する孫社長は「国内の休耕田と耕作放棄地の2割に太陽光発電を設置すれば、原発50基分をまかなえる。今は農地転用の規制で不許可となるが、仮設置を認めたらどうか」と政策転換を促した。
 京都大原子炉実験所の小出裕章助教は「高速増殖炉は68年に計画が持ち上がって以来、10年ごとに目標が先延ばしにされ、いまだ実現していない。永遠にたどり着けないであろう施策に、すでに1兆円を投じた責任を誰も取らない」と原子力行政の行き詰まりを指摘した。
 福井県選出の委員からは「原発銀座」と言われる同県の現状への質問も。石橋氏は「若狭湾は地震の活動帯。海底活断層がたくさん見つかっており、大津波の可能性はある。非常に危険なのは間違いない」と話した。


なお、小出先生が話していた「出さないように」と言われた放射線量のデータなどについては、下記のサイトをご覧ください。
小出先生が語った趣旨についても書かれています。
http://hiroakikoide.wordpress.com/

takutaku7and7 at 08:43│Comments(4)

この記事へのコメント

1. Posted by GAMA   2011年05月25日 21:02
福島に家族のいない議員さんは所詮他人事なのでしょう。
15分という短い時間ながらも、小出先生を呼んだということで、小出先生の言葉が何とか政治に良い影響を与えて欲しいと願うのみです。

新聞記者の捉え方もそれぞれですね・・・。
2. Posted by TAKU   2011年05月26日 07:06
GAMAちゃん、小出先生はじめ4名の参考人の方々の言葉は良き影響を与えるものと信じています。

菅首相は、パリで行われるサミットの記念講演で自然エネルギーを2020年の早期に、20%へ拡大する方針を表明。
孫氏は19道県で休耕田を活用してメガソーラーを進める「自然エネルギー協議会」設立を発表。

それぞれ思惑はあるかもしれませんが、それでも私はこうした動きを歓迎・支持します。
マイナスの見方をするより、プラスの見方をするほうが、原子力に頼る社会から抜け出る、大いなる前進になると信じて。
3. Posted by あっちゃん   2011年05月26日 11:16
私もプラスの見方をしたいと思っています。
先生方の言葉は広い範囲で響いたのではないでしょうか。
(私も朝日〜特集読みました。)
首相もサミットで全世界へ公言したのですもの。
信じたいですし、国民の一人として微力ながら協力していきたいと思います。
これからの若者や子供達に少しでも負の遺産を残さないためにもね。
4. Posted by TAKU   2011年05月27日 07:11
あっちゃん、海水注入中断したのしないのという件もそうですが、もっと大局的に物事を見なくちゃいけませんね。
本当にいま考えるべきこと、向かうべき方向はどこなのか。
原発問題でいえば、早急に外部の監視委員会を立ち上げ、検証すべきです。
足の引っ張り合い、責任のなすり合いではなくてね。

私たちは、細かい情報に振り回されないよう、しっかり「プラス」を見ていかなくちゃ。

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