特別支援教育関係者の備忘録ブログ

中学校・特別支援学校で勤務してきた教員が、特別支援教育に関する授業や教材、研修のことなどを中心に、学んだことを忘れないように、備忘録としてアウトプットするためのブログ。自分のために書き溜めていますが、誰かの役にも立つなら幸いです。

前回のブログで行事の振り返りについて書きました。その中で、複数枚の写真をまとめてKeynoteに貼り付け、PDF変換する方法を書きましたが、それよりも簡単な方法をいつもお世話になっている佐賀の松永さんに教えてもらいました。

①使用する写真を選択後、共有マークをタップ
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②プリントをタップ
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③共有マークをタップ
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④ファイルに保存
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⑤ファイルアプリ内で保存する場所を指定して、保存をタップ
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すると、以下のようにファイルアプリに保存されます。ファイルを開くと写真が1ページに1枚貼られた状態になっています。
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前回はKeynoteを介していたので、こちらの方法がシンプルです。
先週に学校行事が1つ終わったので、今日のミニ研修会ではこの内容を取り上げる予定にしています。

1学期からいろいろなクラスの授業を観させてもらっています。力不足の私なのでアドバイスなんかできるようことははありませんが、いただいた指導案のねらいや目標を達成させるために、こんな方法なんてどう?というような感じで、メモを渡したり一緒に考えたりさせてもらっています。担任ではなく授業する機会がほとんどないので、こうやって考える時間は結構楽しいです。

その中で代案として考えた事例を一つ紹介します。
単元の最後や行事後に写真や動画を観て振り返る場面があります。よく多いのは、先生が写真を準備して、前でみんなに見せて、ピックアップしながらコメントしながら観るパターン。そして、一人一人振り返り用の用紙を書いたり、ポートフォリを作ったりする。
私の周りではよくあるパターンですが、写真を見たり選ぶ活動で子どもが受け身になってしまう。ある子にとっては「あの写真もうちょっと見たいのに。。。」と思うケースもあるのではないでしょうか。
という授業の代替案です。ざっくりは以下の添付画像のような流れです。
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授業で大事なのは、❺で子ども自身が写真を選ぶこと。あれもいいな、これもいいな、でも1枚選ぶならこれにしよう!など考えるだろうし、子どもたちの自主的な活動になる。
❷をクラスルーム等で共有する方法もありますが、私の自治体では個人情報になるものはアップしないようになっていますので、このような案を考えました。2学期は運動会、修学旅行などの行事もあるので、活用できるのではないでしょうか?

と言っても、行事の写真って大量にあります。それを1枚1枚Keynoteに貼るのって結構面倒です。以下は、❶の簡単な貼り付け方法です。
・Split ViewでKeynoteと写真アプリを表示
Split Viewの方法がわからない方は以前の記事で確認ください。これで、Keynoteと写真のアプリをそれぞれ表示します。9/16から使用できるiPadOS26のウィンドウコントロールて似たように表示ができます。使用したい写真を選択します。
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・写真を選択して、Keynoteの端にドラッグ。これで1枚ずつのスライドに貼り付け完了。
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・Keynoteのタイトルをタップ
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・書き出しをタップ
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・PDFをタップ
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・書き出しをタップ
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・ファイルに保存をタップ
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これで、全ての写真をPDF化することができます。知ってると結構便利な方法です。

今回は書いていませんが、振り返りシートやポートフォリオも工夫次第で子ども自身のオリジナリティを発揮する表現方法ができそうです。始めはPagesのテンプレートから始めてもいいんじゃないかなと。アップロードの制限等なければCanvaのテンプレートも使えそうです。

夏期休業期間に、自校の研修として兵庫の黒田先生に来ていただきました。
その時にGeminiのstorybookを教えてもらいました。ちょうど使用運転が始まった2日後くらいでした。
その研修に参加した先生と相談して、夏休み明けの始業式の日に使ってみることにしました。

状況としては始業式後の学級活動。夏休みの宿題で、夏休みの思い出を絵日記(プリント)にするように出していたそうです。始業式後に夏の思い出を発表することを計画していたようです。そこで、Storybookを学級で使用しました。
子どもたちは口頭で聞くだけではその様子をイメージすることが難しい子も多いので、書いた文章をstory bookで絵本としてビジュアル化してもらって発表するようにしました。
そのことをミニ実際を話してもらいました。
子どもに様子として、絵本になった驚き、本人が思っているものと一致する部分と一致しない部分があったようです。キャラクター展に行った内容を書いた子は、お気に入りのキャラクターが絵本に登場しなかったそうです。そこで、プロンプトを担任と修正することで、よりイメージに近づけることができたと話をされました。
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その後は、参加した先生にも体験してもらいました。
以下は作成の説明をスライドにまとめたものです。
私は4つある中からサンプルを選んで作ったものを提示しました。先生方はプロンプト入力しても、サンプルでもどちらもOKと伝えました。ちなみに、端末による読みげも可能です。(研修中に知りましたが、Geminiのアプリのインストールができるようになっていました。)
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プロンプトを入力して修正してみます。
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以下は私が仮想の状況を考えでプロンプトを加えて作ってみたものです。
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ボールプールのイメージが違ったので、画像を添付して修正します。
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作るだけじゃなく、どんな場面で活用できそうか、感想などを参加者同士で話してもらいました。
・デフォルトが10ページなので、ページ数は4ページでも良さそう
・イメージを表現するために語彙や言語力が必要そう
・他者との関わり方を説明する支援教材として活用できるかも
などありました。

担当する子どもの実態では活用が難しそうという意見もありました。今回の事例は夏休みも絵日記を活用したものでしたので、「えにっき」アプリで実物写真を撮らせる方法も最後に伝えました。
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終わった後の質問で、AirDropで共有できますか?とありました。これはGeminiのURLの共有になってしましい、作成物は共有ができません。スクショ撮って、Keynote等に貼り付けてという提案しかできませんでしたが、何か方法をご存知の方は教えてください。

だいぶブログの更新が滞っています。
今日は夏期休業期間に入る前に行ったミニ研修について、遅くなりましたが記事にしています。

ミニ研修はDropTapの使い方と具体的な活躍について、7/3、7/17の2回に分けて行いました。1回目は使い方として操作方法をメインに、2回目は具体的な活用として、実際にボードを作ってもらうことを中心に行いました。参加者のニーズは操作を思い出して触ってみる人、クラスの子どもや活用を想定して作ってみる人、参加者のアイデアを参考にする人などそれぞれでした。
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7/3では以下4つの操作の説明。
①ドロップスのシンボルの挿入
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②アルバムから写真の挿入
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③詳細編集(シンボルの変更、ラベルの変更、音声の変更)
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④リンク
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もちろん、15分では足りないので、もう少し操作したり質問したりしたい人は残って自習練。この様子もいつものお決まりになりつつあります。


7/17はリンク機能だけ復習を行い、残りの時間は自由に触ってもらいました。適宜、質問に応じたり作成のお手伝いをしたりしました。そして、参加者がイメージしやすいものなどをピックアップしてプロジェクターに投影して、解説をしてもらいました。
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その中の一人に、学級の中で発語に困難さのある子が朝の会の司会での活用を紹介してもらいました。内容はスケジュールボードで朝の会の全体を作り、健康観察の時にリンクで、学級の児童生徒のボードに変わる活用です。紹介してもらったボードも載せています。この先生は名前呼びに学級の子ども全員分が載っているボードとリンクを貼っていました。
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この活用を聞いた別の先生が、2学期に自分の学級の子ども用に作っていました。その先生と話していると、「Aさん用に作ったけど、Bさん用に別のボードで作ってみようと思います」と言っていました。活用したことで、それぞれの子に応じて作ってみようという考えに至ったみたいです。
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基本的な使い方ではありますが、校内の他のクラスでどんな使い方をしているか共有することで活用の輪が広がることは、この研修会を続けて非常に嬉しいことです♪

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7/9は私ではなく、担任をしている先生に講師として話していただく会にしました。
前回のKeynoteで教材を作成してもらった会に続いて2回目です。
http://blog.livedoor.jp/takuteacher/archives/38798890.html

以前のブログでアクセスガイドとアシスティブアクセスのことを書きました。その時から1ヶ月程経過し、学級の先生に活用している子どもの様子、保護者との話を踏まえて、実際に操作をしてもらいました。
http://blog.livedoor.jp/takuteacher/archives/38762209.html

現在はアクセスガイドは使用せず、アシスティブアクセスのみの利用とのことです。
アシスティブアクセスの設定方法は以下の動画よりご確認ください。


話の内容としては、
・個々の子どもによって、アシスティブアクセスで管理しているアプリは異なる。
 (以前は全員お絵描きと、写真だったそうです)
・アシスティブアクセスをしていない状態で子どもが使っている時に動画を見ていたけど、先生が近づいた時に、動画アプリを閉じることがあった。
・保護者は動画ばっかり見ることに使っているんじゃないかと心配だったが、活用の様子を見て安心したとのこと。


操作設定する際も、講師の先生に説明をしてもらったので、私はサポート役に回ることができました。参加された先生の中に「◯◯さんに活用できそう」などの声や、実際の学級での様子をさらに聞く姿もありました。
学級での指導ので、先生たちにとってはより具体的な活用がイメージできる会になったと思います。
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既に校内では共有していますが、最後にアクセシビリティ動画のPDFファイルについても伝え復習したい場合に使ってもらうようにしました。

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